老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   山のさみしい湖に、、、こんな古い歌も、、、

2018-02-10 10:13:01 | 俳句

    

 お天気が良かったから、買物の足を伸ばしてダム湖へ。

        

 お天気が良いと云えど、ダム湖周辺は、山の中腹、ダム湖に架る橋を渡る時は、いつも風が強い。
何と眼を凝らすと、湖の真ん中に釣り人。この寒さの中でずいぶんと物好きな人。
釣りのすきな人を物好きだと、この言い方ずいぶんと失礼だと反省をした。

自分だって趣味のためなら、大なり少なり苦労はいとわないではないか。

     

      🍒    遠峰に残雪ダム湖に舟の出て

      🍒    太公望に春遠からぬ湖の風

   

      🍒    ダムの壁放流跡の凍りある

 前日の寒さ続。ダムの壁に氷なぞと。初めて。ここな南国、本州の黒四ではあたりまえかもしらないが、、、。

    

 山を下る途中の池に氷が張っている。

      🍒    伝説の残る血の池薄氷

      🍒    人知れず凍つてありぬ木隠池

      

 ところどころ、道に添い斑雪が。

      🍒    老人がかたまつて来る斑雪

      🍒    斑雪踏めばしぶとい音のして

 吟行と言えぬこの足慣らしで一句、授かったみたい。
我が結社の若い指導者のポエムを余り感じぬ人生訓、格言めいた詠み方尊重に、少し辟易している。
自分に実力が無いのを棚に上げて言い過ぎか?、、、て。そうです。

 最近はいつもBGMを聞きながらお裁縫をやパソコンを打つ。
ダークダックス、デュークエイセスも解散をし、もっぱら聴いているのが、フォレスタ。それと倍賞千恵子。
どのグループも「湖畔の宿」を歌う。高峰三枝子とイメージが違うし、このダム湖から何を連想したかって。
唯、ダム湖散策ではブログのタイトルにも書きあきた、ありふれ過ぎたから。

     🍒    待春や新しく買ふ魔法瓶

     🍒    とほされて旅行書を積む春炬燵

     🍒    寒の木瓜源平咲が五つ六つ    

 

 

 

 

コメント
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