老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  屋島少年の家   プライベートビーチ

2019-12-10 16:32:02 | 俳句

 

 

     

 

今日は暖かだった。買物の帰りに家には随分と遠回りのドライブをする。

屋島東町にある屋島少年の家を通りかかる。最近は来ていない。お天気も良い。暖かだ。道路から3~4分の径を海に向かって下る。そこに少し寄って浜辺の散策をした。エメラルド色をした波の色。綺麗だ。

今までこの場所をブログの写真に載せたことはあるが、知っている人だけが静かに楽しめば良いと秘密にしていた。独り占めをして置きたい場所だから。

対岸は源平の合戦で源氏側が舟を隠した「舟隠し」だ。広い意味での屋島の檀ノ浦である。

 

  

 

少年達がカッターの練習をするためのカッター乗り場。小さな舟が二艘繋がれている。

漕艇庫から続く舟を曳くための線路が続いている。

春、夏、初秋、少年の家でされる訓練の間は我々はこのビーチに来るのは遠慮をし、冬でも暖かな今日のように風の無い時を見計らい、遊びに訪れる。貝殻を拾うのが目的だ。

 

  

 

靑鷲だろうか?沖を行く船を見ているのだろうか。カモメも群飛んでいた。

いくら秘密に?しても毎年、ここで自然教育を受けた青少年達は知っているであろうこの美しい海で訓練が終わればそれっきりか、彼等彼女達に平常時には逢ったことは無い。

私のように無粋で偏屈な趣味を持っていないのだろう。

 

     

 

一生懸命に目を凝らしてこれらの貝を拾った。さくら貝が二個。何とラッキーな事。

 

            

 

海辺から見上げる別荘と思える建物。

 

          

 

レストランとおぼしき建物。会社の寮。

レストランの客はこの景色が売り物になっている筈。見て楽しむだけなのか、それとも恋人同志海辺を歩いているのに私が出合わないだけなのかもな。

 

         

 

垣間見える別荘は興味がしんしんだけれど遠くから写真を撮らせてもらうのみ。

 

 

 

     

 

            竃猫胡散臭ぞやつら無視  、、って顔をしている

 

ここは普通の住宅か。この猫ちゃんが暖かい部屋の窓辺から通りかかった私達をじっと見つめていた。

 

             

 

紅葉の樹々に覆われた家、又はセカンドハウスが沢山建っているこの周辺。

車さえ持っていればこの上もないロケーションの場所。

 

 

                小春凪そのかみ舟を隠す湾

          漕艇庫に砂吹きだまる冬館 

          亡き犬に逢える浜辺や冬ぬくし

 

      

コメント
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