老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

心身とも休暇中

2016-10-08 08:18:57 | 俳句

       

       🍒     鷹渡る箱庭ごとき瀬戸の海

皆さんの便りを読んでいると 鷹渡りをしっかりと吟行して詠んでいる。
残念ながら、私は鷹の渡りを見たことがない。
鷹の気持ちになってみた。鳥瞰図というところか?

       🍒     蒼鷹阿波には阿波の松島や

徳島県の美波市の橘湾は、阿波の松島と呼ばれる島々の連なる美しい海がある。

       🍒     女名月小男鹿でも買ふて帰ろふか

(さおしか)は阿波の銘菓。
女名月の席題をもらった時、この季語には(さおしか)の銘菓、、、と浮かんできた。理由などない。私にとってこの取り合わせは捨てきれなかった。

       

       🍒     芋の露さぬきは低き山ばかり

 
       ☆   芋の露連山影を正うす    
       
             飯田蛇笏の名句のもじり。🙇 ごめんなさい

       

       🍒     釣鐘人参いつか聞かせて鐘の音

       

       🍒     さねかづら妹泣くな日は過客

この(美男葛)は実だけではなく字面も好き。
山の辺の森で見つけた時は、森にぽっと灯が点っている感じだった。ちょっと理屈っぽいか。

           

何にもないというより、心配ごとで頭がいっぱい。そんなこんなの日のしりとり俳句で作った句。あくまでお遊び。でも、いいなこれで憂さが晴れるなら。
ほんにオソマツでした。     
コメント
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