老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

やまあるき & ぎんこう

2016-10-09 00:20:35 | 俳句
  
🍒   真葛刈りさり法面の工事かな
対岸の山で何人かの工事人が腰に命綱を巻いて法面を横、斜めと動いている。

            
🍒  蔓竜胆引けばポッケの鈴鳴れり   🍒  大文字草文字の先まで気の張て    

🍒  山の辺のひーふーさん輪蔓竜胆   🍒 大文字草ちんたら下校の小学生
        
                          
             
🍒   集まりて流る山田の落し水   🍒  猪除けかそれとも猿除け昼花火                      

🍒   露草や山では山に従へり    🍒  猪垣や筧を落ちる水の音
  
🍒   山里や碁盤の目のごと猪の垣  🍒  猪垣を畑ごと巡らしをりにけり               


                
🍒   森照らす唐紅の椿の実   🍒   臭木の実一枚巌の渓の橋                

🍒   この里や炭焼き小屋のそこかしこ


           
🍒   子別れの烏とおぼゆ長鳴きぞ    🍒  低きから低き花へと秋の蝶

🍒   秋烏の声の四方に谺して

いつもの人造湖、すなわちダム湖畔を散策する。
歩くからには欲ばって吟行を兼ねる。
これ日記代わり。
秋暑しというべき気温は29度ある。歩くつもりはなかったのだけれど運動そう有酸素運動をやらなくては。ぽっこりお腹になっている。



山の中の体育館。いつもは集落のお年寄りがゲートボールをしている。
今日は中から笛や太鼓、そして行進曲が聞こえてくる。運動会らしい。
この辺りに学校があったかな?
バブルの時の建物。この頃流行っている言葉のレガシー。負の遺産の方だ。

自分でも判っている、つまらぬ吟行句。
数を揃えることに終始している。なんだ、、この句。
でも認知症手前にしては、よく思いついたな。この言葉の羅列。
ハ ハ ハ  山が笑ってら~。 (^_-)-☆




コメント
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