巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

カープ方式を取り入れない古い球団は優勝できないと思う。

2018-09-27 | プロ野球
親会社、フロント、スカウト部、球団、選手・・・細部はもっと複雑なのだろうが、プロ野球の球団はざっとこのような組織体系だろう。そこに一人の意見がそのまままかり通る。

球団オーナーは親会社が決定する。というか、親会社がすべてなのだ。確かに、金を出しているのは親会社ではあるが、金を稼いでいるは球団なのに、だ。

ゆるぎない強さでV3を達成した広島カープは親会社のオーナーが球団のオーナーを兼務して、球団運営にも携わるらしい。編成もスカウトも一貫したチーム作りに携わる。

カープが強いのはそのチーム作りの考え方にあるのだろう。それは、親会社から現場まで一本化された組織運営がなされているからだと思う。資金が脆弱だからこその団結力の強さなのだ。

特に、スカウト能力とドラフト指名で成功を収めている。例えば、4番の鈴木誠也。巨人も上位指名候補だったらしい。重複指名でくじ引きで外れたわけでもない。広島の3位指名なのだ。

丸や菊池など、歯牙にもかけなかった巨人スカウト。ドラフト戦略よりもFAが楽だからだ。実績を積んだ選手をより高い報酬で獲得するのだからこれはスカウトではない。

だから、育成力が弱いのだろう。育成しても使ってくれないのだから力も入らない。そんな続いてきた日本一の巨人が今さら広島カープの真似などできるものか。

どんなにFAで補強しても、後先考えずの補強だからその結果は無残のひとこと。今年もその補強選手は誰一人として期待通りの成績には至らなかった。補強の失敗。フロント能無し露呈である。

そのおかげで、岡本が育ちかけている。岡本が本物かどうか来年を見なければわからない。吉川尚、信重、田中俊も同じく来年が勝負だ。まだまだ先が楽しみな選手はいるはずだ。

その筆頭は和田恋ではないだろうか。老朽化してきた外野陣に割って入るだけの長打力がある。試さない手はない。投手には畠の復活は朗報だ。来期は先発で使うだろう。

FAで丸が欲しいらしい。誰だって欲しいだろう。止めておいた方が良い。丸を獲得すれば「悪者」のレッテルは永久的になる。止めておいた方が良い。

外部から選手を入れるのではなく内部から引き上げて使えば、近い将来本物のチームができるだろう。そのチーム作りが唯一広島カープ追撃のチームとなる。