巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

先手先手の勝利、ベンチの監督の笑顔。初めて見たような・・・

2018-09-24 | プロ野球
テレビを見ながら何度つぶやいたか。「ここは速めの投手交代やろ」「ここで代打やろ」「ここで走らんかい」。要は早めに仕掛けないと接戦はものにできないよ、と。

その結果、接戦を落とした戦いの数だけ広島に差がついているのだ。選手個々の力量はそんなに劣る訳ではない。勝敗を分けるのはその選手の使い方ではないだろうか。

誰もが同じ性格ではない。プロになる技量があるのだから誰もが「勝気」だろう。それでも、1球目からバットを振れる選手もいれば、じっくりと見てから振る選手もいる。

しかし、勝負というのは大体において「先手」が優勢を作る。中には迷った挙句に投手を交代させて裏目に出ることもある。それは迷うからである。

昨日の甲子園での阪神戦。5回に迷わず今村に代打を送った。1点勝負と踏んだからだ。こんな時は早めに1点先取が望ましい。迷わずに代打。結果は得点にならなかったが先手を打った。

先発投手にとって5回は勝ち負けがつく回。当然、その回までは投げたい。まして0対0なんだから。その接戦で迷わず先手を取ったことが後の投手交代もうまくいったのだ。

結局、先手先手で2対1と少ない点数ながら「快勝」した。これが勝負というものなのだ。金本阪神は調子の良い青柳の変え時を間違った。阿部を迎えての左の能見。後手になった。

「先手必勝」とか「攻撃は最大の防御」とか勝敗には名言がつきものだ。そして結果はよくその通りになる。その機を見極める勝負勘が指揮官には必要なのだ。

先手先手で少ないチャンスを攻めた昨日の高橋監督采配。ベンチでの笑顔。初めて見たような気がする。遅まきながらだが、せめて残り7試合、すべてこんな試合してみな。笑顔が出るぞ。