巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

巨人のヒットエンドラン攻撃。初めて見たけど素直に「あっぱれ」。

2018-07-17 | プロ野球
ヘボベンチが見せた「あっぱれ」攻撃。監督自身がベンチで頷くのがよくわかる。こんな野球がしたかったのだろう。度々成功するほどプロの世界は甘くはないけど、まずは大成功だった。

役者が揃わなければこうも上手くは行かないが、吉川がよくアシストした。その上に、よく走った。ひとつ間違えれば暴走となる場面で、素晴らしい判断力と勇気だった。

「勇気」と言えば、序盤にメッセを攻めて1死満塁で打者大城という場面。四球で得た満塁という好機では「初球を狙う」のが次打者としてセオリーではなかったか。

大城に勇気がなかった。1球目の外角高めの直球にバットが出なかったことで三振に終わった。どんなに打てない小林でも1球目から振っていただろう。「勇気」がいるのだが。

1球目から振って凡打もあるだろう。ファールだったり空振りだったりということもある。しかし、結果を恐れずに鋭くバットを振ることで道は開けるのだ。

その見本が坂本と吉川とのヒットエンドランであり、マギーの外国人特有の「打って出る」積極性が逆転劇を呼び込むのだ。一死2塁3塁での前進守備にも助けられたが。

真っ黄っ黄に染まった甲子園球場で、ライバル阪神に勝って勝率5割とした。ここまでは合格だ。ここからが広島だけをターゲットにできるかどうかの境目なのだ。

巨人選手は夏の暑さの中や雨の中といったコンデションに左右されやすい。甲子園、広島と続く「暑さ」に負けるということもありうる。こんな時は若手が引っ張らなければいけない。