まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

連休を 蹴飛ばす義父の 訃報かな

2009年04月29日 | 日常
 「昭和の日」の29日。前日からお泊りに来ていた孫のはやてちゃんと、愛犬ポチを連れて山の旧宅に出かけた・・・。

 例の・・水道タンクの底面の補修状況を確認したり、タケノコを掘る段取りだった・・・。

 だけれど・・、私たちは・・携帯電話で呼び戻されて・・・再び・・神戸に向かうことになった・・・。

 

 いや・・、高速料金が最高・・千円に割引きになったから・・神戸に向かったわけではない・・・。

 この日の朝・・、家内のけいこばぁの・・お父さん、「とらぼう」が亡くなったというニュースで、あわてて・・孫のはやてちゃんともども・・、けいこばぁと私は・・淡路島経由で・・神戸に向かったのだ。

 午前10時前には・・神戸の家に着いて、早速・・葬儀屋さんとの打ち合わせだ・・。

 あらかた・・予定がついたところで、私と家内は・・ユーターン・・。喪服や私の衣(ころも)やお袈裟などを準備するためだ・・。

 

 で・・、お通夜は、29日の夕方の18時からということで準備が始まった。

 神戸市垂水区の会館に移動して、ゆかんや納棺などが行われ、お通夜の準備が整った・・・。

 私は・・・さぬき市から神戸までの・・150Kmを・・・1往復半したために・・450Kmを走ったためか・・いささか・・お疲れ気味・・。

 この神戸の父は・・・96歳という高齢だったが、元気そのものだった・・。この五月の連休には・・・島で・・みんなと楽しむ予定だったが、先日の鳴門のレストランでのランチ前ごろから風邪気味となり、やや・・体調不調になっていたらしい・・。

 

 お通夜には・・檀那寺である・・金福寺の康然(こうぜん)さんがやってきて読経をしてくれた・・。浄土宗の尼寺さんだ・・。

 私も・・・よく、この尼さんと・・お話をさせていただいたし、いろんなことを教えていただいた方だ・・。若いころには・・・剃髪をしていたが、最近は髪を伸ばしているので見違えてしまった・・。

 

 さてだ・・。このお葬式が湧いて降ったために・・、私のゴールデンウィークは・・はたしてどうなってしまうのか・・・。

 とりあえず・・、30日の・・けいこばぁ主催のバーベキュー・パーティーは中止となった・・・。

 はやてちゃんは・・けいこばぁの孫だから、とらぼう・・は、ひぃじいさんになる。なぎちゃんも・・同様に・・ひぃじいさんになる。それでも・・忌引き扱いで・・・小学校をお休みさせてもらうことになった・・。

 

 だから・・・家内の親父の・・「とらぼう」のひ孫たちも同様に・・忌引き扱いで学校を休めるものだから・・うれしいし、悲しいし・・・。

 はやてちゃんや・・なぎちゃん他のこどもらにしても、初めての家族の「死」に直面したわけだし、「ひとのなきがら」を見たのも最初・・。今まで慣れ親しんできた・・「とらぼう」が動かない人になったことに、おどろき、おそれ・・、悲しみ・・・、涙をこらえ、涙を流し・・・。

 お通夜が終わったあとは・・、久々に出会った人たちと・・弔問外交を繰り広げ・・、おとなはおとな同士の旧交を温め、こどもたちは・・珍しい出会いと旧交に驚き・・楽しみ・・・。悲喜こもごもの交流を楽しんだものだった・・・。

 私とけいこばぁは・・おにいちゃん夫婦らと一緒に、会館に残り・・おじいちゃんとのお別れを深く・・永く・・・かみしめたものでした・・。

じゃぁ、また。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。