まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

一仕事 終えてどんぐり 見つけたり

2018年10月28日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は15.4度から19.0度、湿度は68%から54%、風は3mから6mの西の風が強かった。明日の29日は、寒気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 昨日は身体が軽くなって動き回ったせいか、今日は朝の6時過ぎまで眠りこけていた。起きたら、奥方は出勤した後で、「お荷物を屋島のなぎちゃんちまで届けておいてください」というメモ書きと、大阪のおみやげらしきものが置いてあった。

 

 で、朝食は、あんまん・ぶたまんにお味噌汁と熟し柿。

 

 昨日の大窪寺研修の時、「大窪寺には菩提樹がありますが、香川県下で菩提樹が有名なところは、ハイ!」と、ガイド役が言うと、すかさず、「三宝寺!!」という声があがったのはさすがだった。この85番札所、八栗寺の菩提樹も有名なのだが。

 

 これが三宝寺(さんぼうじ)の菩提樹で、香川県下では最大のものとされている。菩提樹は中国原産の落葉高木で高さは10mほど。花期は6-7月頃で淡黄色の花を咲かせる。我が国へは、臨済宗の開祖栄西が中国から持ち帰ったと伝えられ ており、日本では各地の仏教寺院によく植えられている。

 

 お釈迦様が菩提樹の木の下で悟りを開いたとして知られているが、お釈迦さまの菩提樹は本種ではなく クワ科のインドボダイジュ(印度菩提樹、Ficus religiosa)のことらしい。中国では熱帯産のインドボタイジュの生育には適さないため、葉の形が似ているシナノキ科の本種を菩提樹としたと言われているらしい。

 

 これは、私の所属寺院、勝覚寺の菩提樹。立派だと思ったのだが、三宝寺や八栗寺の菩提樹にはかなわないと思ったことだった。

 

 さて、お昼からは、久々のお仕事で、こういうお勉強会に参加してきた。

 

 再来月頭には、観光ガイド発足10周年記念事業で、この「志度音楽ホール」を使うので、その下調べも兼ねてのことだった。

 

 駐車場への案内場所や方法、誘導方法なんぞを視察してきた。会場への誘導やら受付方法なんぞも。ここのキャパは500席。

 

 ステージは、このようなもの。

 

 これが、そのミニライブのお知らせである。

 

 こちらが、そのチラシである。

 

 で、こういう形で、さぬき市長・大山茂樹からの挨拶である。手話付きで、右側には「要約筆記」まで用意されている。

 

 今日の基調講演は、堀田力(つとむ)さんの、「助け合いのある地域を創ろう」というお話だった。その後、パネルディスカッションがあって、それぞれの団体の活動報告なんぞが紹介された。

 

 でも、だんだんと過疎化と高齢化が進んでいくと、助け合いも難しくなっていくなぁと感じたことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「悟りの花はどこに咲く 悩みの池の中に咲く」というもの。今日の大賀先生の講義の中でも、お遍路に出るきっかけはさまざま。リストラや失業や退職、不登校から病気、怪我、失恋・・・さまざまな悩みを苦悩を抱いて人は遍路に出た・・・。そして、涙を流し、雨に打たれ、嵐に揉まれながら、再生していく。感謝や奉仕や悟りを得て、再び人は社会へと戻っていく。悟りはお釈迦様だけの専売特許ではない。「生かされている」、「感謝の心が生まれた」、「思わず合掌した」・・・。それらだって立派な「悟り」ではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



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