まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

冬めいて 纏め切れない 日記帳

2019年12月26日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で概ね雨となり、昼過ぎからは曇りとなっている。気温は7.0度から10.7度、湿度は78%から72%、風は1mから3mの西北西の風が少しばかり。明日の27日は冬型の気圧配置となるため、概ね曇る見込みらしい。

 

 110/64-63 36.0c-96%  1018hPa,10c,72% 暖冬ながらも静かに冬の足音が近づいてくる。いよいよ、今日が転院デーで、大搬送作戦の日である。

 

 朝から荷物を片づけたいが、体が言うことを聞かない。でも、本当は私がやらなくても、病院のみんなが手伝ってくれるし、一応の退院者だから、忘れ物なんぞはしてほしくないの一念もあっただろうか。熊野担当看護師が丁寧に処理してくれた。

 

 病院のパジャマ、血圧計なんぞの恰好のまんまでストレッチャーに縛り付けられる。目的の「香川大学医学部付属病院までは20キロ、20分の距離を、高速高松自動車道、「大内-白鳥ICから高速三木ICまでの走行になる。

 

 車も暴走や急送はやらない。安全運転ばかりになる。私にはそれがまどろこしい。

 

 病院の裏側の「救急救命センターICU」に滑り込んで、物体の確認作業が行われる。

 

 バーコードの読み合わせで確認OKとなれば処理室「ICU」に搬入され、ただちに処置されていく。

 

 処置していくのは若いドクターとそれを見守る教授である。

 

 今日の掲示板はこれ。「毎日毎日が人生の大晦日」というもので、いつもお世話になっている町内の善楽寺さんのお寺の掲示板から。生は偶然、死は必然という。「人の生を受けるは難し、死すべきものの、いま命あるは有り難し」と『法句経』にある。人間として生まれてくることは、「爪の上の砂」ほどの確率しかないのだと、釈尊は教えている。それほど極めて稀な人間の生(いのち)を、自分はいったいどのように過ごしたかと忸怩(じくじ)たる思いに襲われるのは私ばかりではないだろう。もちろん私とて、他人に対して少しばかりは善も行い、仏法にも触れてきたつもりである。しかしながら、自分を守るため、あるいは自分の我や意見を通すうちに、誰しも人知れず測り知れない悪業も重ねて一生を過ごしているものである。こうして皆んな早かれ遅かれ、大晦日のあの忙しさにも似て、追い立てられるようにして死出の旅路につくことになるのだろう。年末の大掃除のように、もっと早くから準備を始めておけばよかったと思ってみても、もはや遅いというものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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