まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

ひと会えば あついあついと いうばかり

2017年07月17日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26.3度から32.3度、湿度は86%から73%、風は3mから7mの西の風が少しばかり。明日の18日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で、夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨の所がある見込みらしい。

 

 早くも今日は従兄弟の初七日である。で、東かがわ市東山にある「曹洞宗如意山寶光寺」さんに向かった。曹洞宗のお寺さんは初めてである。

 

 980年頃というから今から1000年も昔からのお寺らしい。ここは、知る人ぞ知る・・・というお寺らしい。

 

 ズラリ並んだ子安地蔵である。このお地蔵を借りて帰り、抱えて寝ると、「こどもができる・・」ということで有名らしい。待望の赤ちゃんが生まれた人は県内外問わず大勢おられて、北は北海道、南は九州から来られている程、有名らしい。中に入ると50体ぐらいの大小さまざまなお地蔵さまがおられる。子供のいない夫婦だったので、ここにお参りに来たのがきっかけだったのかも知れない。

 

 本堂脇にある庭園で、江戸時代後期ごろの形式だという。

 

 お参りの人は30名ほど。こどもさんが数名いたので、もう、夏休みかなぁと思ったけれど、今日は「海の日」ということで休日らしい。サラリーマンの頃には楽しみだった「海の日」も、今となればどうでもよくなった休日である。

 

 平服でお包みなしでおときもなしでお気軽に・・・ということだった。私は、奥方が「お弁当を忘れたので届けて欲しい・・・」ということだったので、おつとめが終わるとお先に出た。

 

 毎週、ここで七日まいりをするのだという。はてさて、どうするかな・・。

 

 これが、新しく作られた納骨堂らしい。いとこは、ここに入れて欲しいということで生前予約をしていたらしい。それだし、両親や祖父母たちも、ここに納めるのだそうだ。子供のいない夫婦だから、後をみる人もなくなるのだから仕方がないのかも知れない。

 

 でも、こういうお寺に、おじいちゃんやおばあちゃんにお参りに来る・・・というのも気分的に落ち着かない。阿弥陀さんがいないのだから、手の合わしようがないというもんだ。

 

 お昼から、弟んちへ野菜を届けに行ったのだが、どうにも眠たくて仕方がない。そこで、トイレ休憩を兼ねて、ここで一休みすることにした。

 

 すると、プラモデル展をやっているというのでのぞいてみた。

 

 おお、ファルコン号じゃないか。こうしたものがたくさん並べてあった。

 

 こちらはスペースシャトル。

 

 最近、少子化のせいか、プラモデルを置いているお店がなくなった。探せばどこかにあるのだろうが、めっきりとお店も品数も減った。

 

  今日の掲示板はこれ。「何が起こるかわからないのが世の中  何をしでかすのかわからないのが自分」というもの。つくづく自分への自戒の意味も込めて。意味は少し違うけれど、「諸行無常」という言葉がある。仏教から生まれた四文字熟語で、「諸行」は、この世の一切の事物や現象。「無常」は、この世の中の一切のものは常に移り変わり、永遠不変のものはないということから、この世のいっさいの現象は常に変化・消滅して絶えないという意味である。人生は諸行無常だと言われてきた。 何ひとつとして同じ状態が保たれるということは絶対になく、毎日、毎日が変化しているので、何時、何が起こるかわからない。世界各地で思わぬことが起きている現代。 たとえば、今が不幸な出来事があっても、その状態が一生、不変に続くことはなく、逆に幸せな出来事でも、その状態が一生不変に続くことはありえないのだと心得ておくべきだと教えてくれているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。



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