まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

秋の空 手持ちぶさたの 昼下がり

2017年12月03日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は5.0度から13.4度、湿度は86%から56%、風は1mから2mの西北西の風が少しばかり。明日の4日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、朝から昼過ぎにかけて雨の降る所がある見込みらしい。

 

 気持ちの良い小春日和の朝。今日も前山地区活性化センターへご出勤。今日は「観光ガイド養成講座の六回目、「仏像の見方」という研修が行われる日。

 

 来てみると、いつもの駐車場にはロープが張ってあって入れない。今日は、ここの地区の「防災教室」が行われるのだとか。ここに消防車や救急車が入ってくる予定だとか。

 

 だから、受講生の車は「道の駅ながお」の駐車場に誘導しなければならない。昨年には十名もの駐車場係が集まったのに、今年は数名、今日は石井理事と前田理事と私の三人だけ・・・。

 

 でも、受講生は19名ほどが参加してくれて、定刻通りに講義は始まった。

 

 今日の講師は、香川県教育委員会事務局の三好賢子(まさこ)先生。1コマ目は、「仏像の見方」(基礎編)、2コマ目は「さぬき市内の仏像について」。

 

 まず、仏像とはなんぞや・・という所から始まり、「仏陀」とはなんぞや、釈迦とかはなんぞや・・みたいなところから始まって仏像の全体像にたどりつく。

 

 こうした素材や技法で時代や年代がわかるというのだが、檜の木像になると、いずれの時代にも使われてきたので、簡単には年代はわからないのだという。

 

 私も数年前には、こうして熱心に勉強したんだなぁと思いつつ、講義を聴いていた。しかしのかかし、この中から何人のガイドが誕生するかが気になる。単にお遍路が好き、歩くのが好き、歴史が好き・・・という人が多くて・・・。

 

 二講目は、「さぬき市内の仏像について」ということで、彫刻とは何か・・みたいなお話から。大きなものから削りだしていくカッティング、何もないところから盛り上げていくモデリングという話から、仏像の製作方法のお話。

 

 それから、さぬき市内の仏像についての講義があって、お昼前に講義は終わった。次回は来年1月28日で閉講式になる。

 

 午後からは、この講義が終わったことをホームページで更新しておく。小さな事からこつこつと・・・。

 

 昨日から、食事の量を半分以下にしてみた。当然、胃袋に食べ物が入らないからおなかはふくらまない。そのせいか、今日はおなかが張ることはなかったし、尿の量が減ることもなかった。

 

 その後、デスク上の全てのPCや文房具を片付けて、テーブルの掃除をしてみた。ほこりだらけだし、紙くずやお箸や爪楊枝なんぞがぞろぞろと出てきた。

 

 見た目的には何も変わっていないように見えてしまう。

 

 今日の掲示板はこれ。「教えてもらったものは忘れる。自分で盗んだものは忘れない」という小野二郎さんの言葉から。小野さんは7歳で地元の料理店に奉公に出た。その後、東京で修業。昭和26年(1951)に鮨職人となる。昭和40年(1965)に独立して、銀座の現在地にすきやばし次郎を開店した。 70歳で心筋梗塞を患って以降、禁煙している。手の保護のため、外出時は必ず手袋をはめているそうだ。寿司職人に限らず、サラリーマンでも農家でも主婦でもおなじこと。教えてもらったことはすぐに忘れる。学校で習ったことも忘れてしまう。でも、自分が苦労して体験して身につけたものは忘れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



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