まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

イチョウ散り 今日もあたふた 日が暮れる

2014年11月24日 | たまには旅など・・。

 今日の京都府は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で、夕方から次第に雲が広がり、一部では、夜遅くに雨の降るところがあるらしい。明日の京都府は、前線を伴った低気圧が西日本を通過するため、雨が降るという。

 

 さて、今年最後の大きなお役目ということで、京都に向かうことになった。朝の9時過ぎに高速大内のバスストップでJRバスに乗って京都駅に向かう。天気は快晴だった。

 

 バスはほぼ満員状態。40人近くが乗り込んでいる感じ。

 

 バスに乗る前に二回、途中、淡路島で一回トイレ休憩をしたのだけれど、京都に着く寸前でトイレに行きたくて仕方がなくなった。ところがお隣にはきれいな背の高い娘さんが居眠りをしている。起こすのも悪いし、我慢にも限界があるし・・・。つい、うっかりと朝、利尿剤を飲んでしまったのだ・・・。

 

 バスの中には、こうしたトイレがあって、ホッとしたのだけれど。

 

 京都駅に着くと、またまたトイレに行きたくなったのだが、京都駅にはものすごい人が・・・。トイレの前には長蛇の列が・・・。これはアカンでぇ・・と歩き出したが、どうのも我慢がならぬ。で、お東さん近くの公衆トイレに駆け込み、次には七条堀川の公衆トイレに駆け込み・・・・。

 

 で、本願寺さん前の龍谷ミュージアムをのぞいてみた。

 

  二楽荘は、西本願寺二十二世法主・大谷光瑞さまが六甲山に建設した別邸である。明治42年に建設されたが、数年後には閉鎖され、昭和7年に焼失した。「二楽」とは「山を楽しみ、水を楽しむ」「山水を楽しみ、育英を楽しむ」の意味だという。

  

 大谷探検隊は、二十世紀初頭に浄土真宗本願寺派第22世法主・大谷光瑞さまが、中央アジアに派遣した学術探検隊。シルクロード研究上の貴重な業績を挙げた。1902-1914(明治35年~大正3年)の間に、前後3次にわたって行われたが、戦時中という状況も重なり活動の詳細は不明なところも多いという。

 

 本願寺さんにもおまいりしてトイレを使わせていただいた。まるで、今日は犬みたい。

 

 御影堂前のイチョウが紅葉して、大勢の人がスマホをかざして写真撮影をしていた。すると、この髪の長いおねえさんににらまれた。あんたじゃないって、イチョウだってば。

 

 この阿弥陀堂門でじっと観察していたら、出入りともに、ここで頭を下げた人は十分間に一人もいなかった。観光客が多いとはいえ、それはあまりも失礼でしょうが・・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「きれいな心になって合掌するのではない 思い煩うままに手が合わされる」というもの。本当は・・本当の宗教は・・・「きれいな心になろう」と言うのかも知れない。でも、私たちは・・きれいな心なんぞにはどうしたってなりきれない。どんなにしたって合掌すらできない・・・。そんな私たちが救われるとしたら・・・、この思い煩うままの乱れたこころ、汚れたこころ、迷い続けるこころのままに・・・手が合わされるのを待つしかないではないか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。



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