さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていまた。気温は20.8度から27.5度、湿度は87%から65%、風は1mから3mの西南西の風が少しばかり。明日の27日は高気圧に覆われて晴れるけれど、梅雨前線が次第に北上するため昼過ぎから雲が広がり、夜は雨が降る見込みらしい。(tenki.jpより)
梅雨の晴れ間・・・というのだろうか。暑くもなく寒くもないいいお天気になった。
朝の間の涼しいうちに農作業。キュウリの苗が大きく伸びていたので支柱を立ててネットを張る作業をやっておいた。うちの奥方は植えるのは好きなんだが、後のことは丸投げで私に飛んでくる。で、実ったら収穫するのは奥方の役目になる。
9時を過ぎると、やはり気温が上がってきたので、今日はここまで。
で、朝の間は例の俵札の総仕上げ。参考書を元にして集計方法なんぞを検討する。
私の担当する「田淵家」の2,256枚の調査が終わり、追加の「願文」の四文字熟語調査も完了した。これで最終論文の執筆に入る。早くに終わらせないと、今度の「寒川家」の「護符」調査が追いついてくる。
いつまでも納め札ばかりに手を取られている訳にもゆかない。私には私の「自分史」作成もスタートしたばかり。
さて、午後からは自主防災会議があるので参加した。うちのような10戸ほどの集落では自治会長が自主防災会長も兼務することになる。ここは元は「松尾幼稚園」だった場所。昨年だかに隣校区の富田幼稚園と合併して「南さぬき幼稚園」となって移転した。そのあとを「松尾支会」が借り受けたものらしい。で、ここが、旧松尾小学校校区の「松尾ふれあい会館」になったそうだ。
小学校が閉校となり、保育園も幼稚園も閉園になってしまい、この地区の人たちが集まれる場所がなくなった。そこで、この設備を借りて、ここで松尾地区の人たちが集い、憩える施設にしたのだという。
私は仕事・仕事で、朝早くから会社に出かけ、夜遅くになって帰って来たために、地元の動きや組織や人事などには極めてうとい。「安全部会」とか「福祉部会」とか「松尾部会」「松尾支会」だ、「いきいきネット」だのと言われても何のことやらわからない・・。
まるで浦島太郎状態。ま、おいおいと勉強していくしかない。
今日は、こうした防災資材を「松尾地区自主防災会議」で購入したので、「防災訓練」などで必要になった場合は貸し出しをしますよ・・」という周知会であったような。
それよか、私が目を留めたのがこれ。ボランティア活動の様子を示したパネルだが、平成16年10月20日の台風23号で被災したわが家の様子である。左端の砂に埋もれている軽トラは、奥方のケイコばぁの愛車である。残った台所から家具を運び出しているボランティアの「禅林学園」の高校生たちだ。
この写真は昨年の文化祭の時に見た写真だが、この食器棚はきれいに洗い流して、現在も使っているもの。こういうパネルもここに置いてあるのか。
今日の掲示板はこれ。「足をひっぱらないで 手をひっぱるのよ」という、お城のおばちゃんこと、十河博子さんの絵手紙から。2011年にはじめて十河さんから頂いたもの。
丸亀市の十河博子(そごうひろこ)さん。御年80歳。12年前から地元の丸亀城やお堀、季節の草花や小鳥などをスケッチするようになる。丸亀城は美しい石垣で世界的に有名なお城だ。そして、出来上がった水彩画に言葉を添えて、お城の城内でシートを敷いて「オープンギャラリー」を開くようになり、訪れた観光客に絵手紙を渡すようになる。絵手紙の料金は無料。握手をしてみんなからエネルギーを貰う。交流の輪が広がり、今では国内外から十河さんに会いに年間1万2千人の人が訪ねてくるという。いつしか「お城のおばあちゃん」と呼ばれるようになる。(笑う門には福来るのブログより)
自分からは何もしないで、他人の足を引っ張る人の多くなった時代。「そうじゃないでしょ。足をひっぱらないで 手をひっぱるのよ」と、十河さんの言葉はやさしさにあふれている。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。