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まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

秋の雨 九月七日を 面白く

2019年09月07日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎからは雨や雷雨となる所があるらしい。気温は27度から32.5度、湿度は84%から70%、風は2mから6mの東南東の風が少しばかり。明日の8日の香川県は、引き続き湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 121/80/59 36.4c-98% 64.6Kg 1010hPa,25c,52% 今朝方は湿度が高くなって、呼吸困難になって4時半には起きてしまった。それから別室でエアコンをドライモードにし、テレビニュースなんぞを見ていたせいで眠たくて仕方が無い。

 

 さて、昨日のこのプラグだが、中で接続されているみたいで、どちらがアースか電源側かがわからない。どちらでも導通がある。これはタブレット端末の充電器用のものだった。

 

 そこで、ホームセンターが開くのを待って、プラグを買い求めてきた。

 

 これだと、アース側と電源側がはっきりとわかる。

 

 導通試験を何回もやり直して確認して接続してみた。

 

 シガーライターで分岐して、ドライブレコーダーと拡声器用に接続してみた。結果はOKだった。

 

 スピーカーを仮置きして試験してみた。すると、パトカー・救急車・消防車なんぞの電子音が鳴り響いた。これは危ないおもちゃだなぁと思った。「不法改造車」「迷惑防止条例違反」になりかねない。普段には接続しないでおこうと思った。

 

 さて、富山の「ぶんまま」さんがおいしそうに食べていた「氷見うどん」を送ってもらった。讃岐うどんの本場へ「氷見うどん」を送ってもらうのか・・と思ったが、何事も自分で体験しないと能書きは語れない。

 

 たっぷりのお湯の中で、7分間ほど中火で湯がいて、冷水で洗って締めてみた。

 

 トッピングは、花おくらにおろしショウガ、それにネギである。この麺のツヤがたまらない。麺は細麺でなめらか。それでいてコシがある。なんとも言えない食感である。

 

 さて、先月の中旬ごろ、「閲覧注意」で掲載した右腕の出血である。血液サラサラ錠を飲んでいるのと、皮膚の老化現象で血液がにじみ出してくるのである。これでパジャマや布団や枕が赤く染まってしまう。そこで「防水シート」で保護していたのだが、

 

 昨日、今日になってすっかりと治癒した。防水シートも自然にはがれた。でもまた、いつ、血圧がにじみ出すかはわからない。それに最近はまた、顔を下に向けると鼻血がにじみ出すようになった。進む老化にはどうしようもない。

 

 今日の掲示板はこれ。「おもしろきこともなき世をおもしろく」という高杉晋作の言葉から。正式には、この後に、功山寺挙兵時に「すみなしものは心なりけり」と、勤王女流歌人の野村望東尼が付け加えたとされている。私達の周囲の世界はただの現象世界であり、そこにはどんな意味や価値判断、意図もない。あるのはただの無為自然でしかない。それにひとつひとつ意味付けをしていくのは、私達一人一人の感覚であり、解釈である、ということを詠んでいるのだと私は思っている。だからこそ彼は、自分のしていることもしてきたことも、世の中が変わろうとしていることも全て、所詮はその程度のものなのだ、と達観したのではなかろうか。例えば、出かけようとした時に雨が降ったからと言って、それで私達は不幸になるわけではない。雨は何も考えてもいないで、ただ降っているばかりなのである。それをどう受け止めるかは私達次第。自分だけに降っているように感じて、こんな時に限って・・と、不運な自分を惨めに思うか、何気なしに今日は家でのんびりせよ、という天の思し召しだなあ~と思って、のんびりとするのか。全く、自分の考え方一つなのである。雨を面白くないと思うか、雨を面白いと思うのかもまた、私たちしだいなのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


赤とんぼ 夕焼け空は 遠そうだ

2019年09月06日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨となる所があった。気温は26.5度から32度、湿度は86%から70%、風は1mから5mの東南東の風が少しばかり。明日の7日の香川県は、引き続き湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨となる所がある見込みなのだとか。

 

 115/77/87 36.4c-96% 64.8Kg 1012hPa,26c,58% 体調に変化は無いが、むやみと眠たくてたまらない。夜中に1時間ごとにトイレに行くからだろうか。

 

 今日は奥方は会社の同僚らと「鮎料理」を食べに行くということだが、遠くまで行って川魚を食べるというのは趣味ではないし、道中のトイレが困るのでお断りした。とにかく、30分に一回はトイレに行くのだから団体さんでは面白くない。

 

 外は湿気が多くて動けないので、今日も今日とて事務作業。今年は民生委員の一斉改選年。任期は三年で、この11月末には任期が終わる。私らの地区では17人の委員がいるが、そのうちの10人が退任して、新しく10人が新任として入ってくる。私は再任組。

 

 で、古い書類や要らない書類は焼却処分にする。個人情報が漏れてはいけないからだ。

 

 こうした地域情報の更新もやっておく。毎年、お亡くなりになる人もいれば、施設に収容される人もいる。減っていく人もいれば、新たに65歳になられた方も何人かが名簿に追加される。そうした更新作業も暇をみてやっておく。とくに年齢の更新は大事なこと。特に80歳以上と85歳以上は要注意。

 

 お昼はこの花オクラとチリメンじゃこと炊き込みご飯。もう、そろそろ花オクラもおしまいみたいだ。

 

 なんだかんだと言いつつも、木陰に行くと涼しい風になったり、朝夕は肌寒いくらいになったりするし、蝉の声が絶えてしまって、もう、秋の虫がやかましいほどに啼くようになった。言うと言わないと、秋は確かにやってきている。

 

 さて、救護用、ガイド用として車載拡声器を付けようとしているのだが、どうにも接続が難しい。

 

 シガレット用の設備を利用して電源を結んで導通試験をするのだが、どちらがアースか電源側かがわからない。見た目には、これ・・と思うのだが、導通試験をするとメーターの動きがよくわからない。下手に接続して、スピーカを燃やしてしまってはもったいない。

 

 そうこうするうちに、大窪寺班の役員さんからメールが入って、チラシの印刷が上がったので、以降はどうするのか・・ということなので、これまた、メールで指示しておいた。

 

 今日の掲示板はこれ。「君が自分の目で確かめたか。自分の足で歩いたか。自分の手で触ってみたか」という松下幸之助さんの言葉から。私が現役の頃、朝のミーティングで、「現地に行こう、現物にさわろう」というようなことを唱和したことがある。会議の席上ではいろんなことが言えるし、提案もできる。しかしのかかし、現地を知らず、現場を知らないでいくら議論を重ねても意味はない。自分の目で確認し、自分の足で現地を歩き回り、自分の手で現物に触ってこその発言は重すぎるほどに重い。最近のSNSなんぞでも不確かなニュースが氾濫している。そういうときこそ、この言葉をかみしめたいものである。

 

 じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


秋空を 見上げているのか 遍路墓

2019年09月05日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから夕方にかけて雷を伴い激しく降る所があった。気温は25度から30.5度、湿度は92%から78%、風は1mから3mの東南東の風が少しばかり。明日の6日の香川県は、引き続き、湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎから雨の降る所がある見込みで雷を伴う所があるらしい。

 

 120/80/66 36.4c-97% 64.6Kg 1014hPa,25c,65% 今日はなんだか身体が重たい感じだし、湿気で呼吸困難になる。

 

 昨日の昼寝の最中に、大窪寺班のスタッフから、「会長がお呼びだから、さぬき市の歴史民俗資料館へ、明日の午前中に出向くように」との伝言があったらしい。私は一応、電話には出ないことにしているし、我が家の固定電話はマル秘の番号で公開はされていない。

 

 ましてや、携帯電話はペースメーカ-を植え込んでいるために使っていない。たまにショートメールが入る程度だ。

 

 で、今日の午前中、9時過ぎに、さぬき市歴史民俗資料館に行って会長に会った来た。話は、来月のイベントのチラシのゲラができたので確認して欲しいということ。即座に「了承」して印刷に掛かってもらうことにした。なんだかんだと面倒なことだ。

 

 「ねぇねぇ~おかむらぁ。印刷前のチェック用紙などを「ゲラ」っていうけど、なんで?」などとチコちゃんに尋ねられたらどうしよう。で、調べて見た。「活字を組んだ長方形の箱(ゲラ)と、ガレー船に水夫が規則正しく並んでいる様から、ゲラ箱=galleyとなった説があるらしい。

 

 このことから、印刷前のチェック用「校正紙」で、誤字脱字や数字の間違いを確認することを、「ゲラ」といい、「ゲラ刷り」のことを指す言葉となったらしい。ちなみに関西で「ゲラ」というと、よく笑う人のことを指す言葉らしい。

 

 さて、話は唐突に大飛びするのだが、来月のイベントの資料を整理していたら、

 

 ま、こういう図面であるが、見たこともないお墓が記入してある。中央付近である。

 

 これが拡大したところ。赤丸の場所である。ここも何度も何度もガイドしてきたが、こんなところに「遍路墓」があったんて、誰も何も言わなかったけれど。そこで、「現地に行こう」「現物に触ろう」ということで行ってみた。

 

 こういう場所である。この道路が「国道377号線」で、奥が先の小学校跡で集合場所になる。手前が大窪寺に向かう方向。この道路の下にあるらしい。

 

 このように山肌に建てられたお墓で、幾つかは倒れたまんまになっている。もう、御世話をする人もいなくなってしまったのかも知れない。

 

 こちらにも倒れたまんまの墓石がある。ちなみに、「遍路墓」というのは生国が刻まれたもので讃岐以外の人。つまり、他国の人のお墓・・ということで「遍路の墓」ということに定義している。何処の人かもわからない場合は「遍路」だという証がないので、「墓石」とか「墓標」としてカウントされている。ま、面倒だけれど、自分の目で確認することが何より大事。人の書いた書物や資料も自分で確認しないと本当かどうかはわからない。

 

 今日の掲示板はこれ。「世の中の大事なことって たいてい面倒くさいんだよ」という宮崎駿さんの言葉から。プロフェッショナル「仕事の流儀 宮崎駿スペシャル「風立ちぬ1000日の記録」において、宮崎駿さんが作業しながら話していた言葉に多くの方々が共感、感動したようだ。その言葉とは「大事なことって たいてい面倒くさい」NHKはその言葉をクローズアップして、多くの方々に共感を与えたらしい。逆に言えば、「世の中のどうでもいいことって、たいていが簡単すぎる」。そりゃぁ、そうだ。納得だ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


いつまでも 雷雨ばかりが 続く秋

2019年09月04日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨となり激しく降っている所があった。気温は23.5度から30度、湿度は94%から72%。風は1mから3mの東の風が少しばかり。明日の5日の香川県は、引き続き湿った空気の影響で概ね曇り、午後は雨の降る所があるらしい。

 

 105/49/59 36.4c-96% 64.6Kg 1015hPa,28c,75% 相変わらず湿気が多くて呼吸困難になる。いつまでも、いつまでも梅雨のような状態が続いている。

 

 さぬき市広報のゲラが届いた。確認して承認メールを返しておいた。締めきりだ、締めきりだ・・・と催促した割に、いつまでも修正が可能なのか・・・。

 

 さて、台所のガスレンジが古くなってエラーが続出する。そこで、交換することにしたら、エラーは完全に止まってしまった。子供がお医者さんに行ったら元気になるみたいだ。でも、思い切って、ガスレンジの交換をすることにした。予算は7万円+消費税。

 

 この台所のシステム・キッチンは奥方が選んだ最高のものなんだとかで、旧宅の土砂に埋もれた中から掘り出して運び出して洗い流して再設置したもの。奥方の宝物らしい。「ええ、タカラ・スタンダードなの」とおっしゃっている。

 

 でも、寿命にはかなわない。そこでさっぱりと交換することになった。

 

 これが取り外されたレンジだが、あふれたお湯や油がしみ込んでさびだらけ。これではエラーも出る筈だ。雑巾だって茶色に染まってしまっている。

 

 で、エンジニア(チェンジニア)と営業職員とで交換工事。9時半から11時まで掛かってしまった。

 

 これが新しいガスレンジ。高品質のガスレンジらしい。各レンジにもタイマーがついていて、魚なども指定時間で焼けるらしい。

 

 特殊なガラス板が乗っている。その上に金具を置いただけのもの。液があふれてもこぼれても、ぞうきんで拭くだけでいいのだそうな。うまく使いこなせるだろうか。

 

 今年は、このガス会社の60周年ということで、お風呂の湯沸かし器も交換したし、ガスレンジも交換したし、サービスのタオルだとかフライパンだとか、なんだかんだとたくさんの記念品も頂いた。

 

 さて、観光ガイドのお仕事である。これは数年前のイベントの「進行表」である。逆打ちなんたらと描いてあるから三年前のものか。

 

 これを参考にして、来月のイベントのQシートを作成した。確認事項だとか役割分担なんぞを決めるものである。

 

 また、途中の遍路道の丁石や標石や遍路墓の位置図なんぞのスタッフ用の資料作りとか。ま、私の暇つぶし、惚け防止みたいな作業である。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分には人間だものと言い、他人には人間のくせにと言う」という、いつもの赤松先生のお寺にあったもの。言い訳をするときに、自分には、「人間だもの」と言い、他人を責める時には、「人間のくせに」と言う。車いすの人を「障がい者」と言い、メガネをかけた人は、「健常者」と言う。足と目の違いだけなのに。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


青空は 蜻蛉の為に 透き通る

2019年09月03日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気の影響で雨や雷雨となっている所があるらしい。気温は23.5度から30.5度、湿度は94%から74%、風は0mから1mの東の風が少しばかり。明日の4日の香川県は、湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎから雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 127/64/64 36.4c-96% 64.2Kg 1009hPa,26c,52% 体調に変化は無いが、湿気が多いせいか呼吸困難になりがちだった。

 

 今日は月初めの火曜日・・・ということで、観光ガイド大窪寺班の定例会である。で、この来月に予定されているイベントのリハーサルをすることになっていた。で、メンバーは、さぬき市多和にある、「旧多和小学校跡」に、午前9時に集合となっていた。

 

 学校の跡は、2012年3月、香川県さぬき市立多和小学校が閉校し、多和地区の人たちが思い出の学校を残そうと立ち上がり結成して、「多和産直結願の郷」になった。現在、旧多和小学校は、産直市・農家レストラン・どぶろく工房があるが、平日はお休みだ。隣には『世界初の天体望遠鏡博物館』もある。

 

 ということで、9時に集合して、9時20分に出発。45丁石や一夜庵などを説明しながら、国道377号線を大窪寺に向かって歩く。私は伴走車。

 

 その後、遍路墓や30丁石、29丁石などを説明しながら、26丁石から旅館竹屋敷に向かった。

 

 ここが29丁石で、寒川大先達が石仏なんぞの説明をする。

 

 また、恒例の舛本女史が、「地蔵菩薩」のお話をして、親より先に死んではいけない・・・みたいなお話である。

 

 で、予定通りの10時20分に竹屋敷に到着。ここが旅館「竹屋敷」で、ここのお部屋を借りて「仏画体験」をする。時間は1時間。色紙や色鉛筆などは事前に準備しておくので参加者は手ぶらでいい。途中の飲み物だけである。

 

 仏画体験が終われば、ここの特製「打ち込みうどん」を食べてお庭を散策。ここには多くの歌碑や句碑がある。また、夏椿という変わった植物もある。

 

 12時に竹屋敷から送迎バスで大窪寺まで送ってくれる。で、12:20分から大窪寺のガイド。何人かに分けて、境内をガイドして回る。

 

 ここは、阿弥陀堂前の「山頭火」の句碑の説明である。また、左の「御衣黄桜」のお話も欠かせない。

 

 さまざまな仏様のお姿なんぞもお話しする。それは、10月20日のイベントである。その後、11月の3日には、「さぬき市へんろ88ウォーク」があって、その日も境内をガイドして回るし、その翌日には、観光ガイド養成講座大窪寺臨地研修があり、続いて受講者に境内をガイドして回る。そしてその翌日の5日には、市内某中学校のふるさと学習事前研修も予定されている。

 

 今日の掲示板はこれ。「人の間違いや欠点をきびしく見る眼で自分を見えたらいいですね」という野田風雪さんのもので、いつもの赤松先生の掲示板にあったもの。私たちは、自分のことは自分が一番よく分かっていると思いがちだが、さて、本当にそうなのであろうか。分かっているつもりになっているだけで本当は分かっていないのかもしれない。自分の顔は、鏡に映さなければ見ることができないように、自分の心も鏡が無いと分からないものなのではないだろうか。でも、そんな鏡がないからこそ、私たちは安穏と生きていられるのではなかろうか。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


長月の 今日のお客は 飛び跳ねる

2019年09月01日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は前線や湿った空気の影響で曇り、雨や雷雨となっている所があった。気温は21.5度から27度、湿度は84%から66%、風は1mから2mの北の風が少しばかり。明日の2日の香川県は、高気圧に覆われて概ね晴れるが、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨となる所があるらしい。 

 

 111/51/71 36.4c-96% 63.3Kg 1012hPa,24c ,68% 体調に変化はない。

 

 二百十日は、雑節のひとつで、立春を起算日として210日目(立春の209日後の日)である。日付ではおよそ9月1日ごろである。台風の多い日もしくは風の強い日といわれるが、必ずしも事実ではないらしい。

 

 また、今日は防災の日でもあり、9月1日は、関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあり、また、昭和34(1959)年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害(全半壊・流失家屋15万3,893戸、浸水家屋36万3,611戸、死者4,700人、行方不明401人、傷者3万8,917人)を被ったことが契機となって、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、防災の日が創設されたという。

 

 今日から「長月」。朝夕は秋めいてきたかなと思うころ。でもまだ昼間は蝉の声が賑やかでもある。9月のカレンダーである。

 

 早速に明日は内科の予約診察日である。宿題の資料を整理していた。

 

 これがメインの測定器具である。血圧計と体温計とパルスオキシメーターである。パルスオキシメーターは皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置で、赤い光の出る装置(プローブ)を指にはさむことで測定する。

 

 肺から取り込まれた酸素は、赤血球に含まれるヘモグロビンと結合して全身に運ばれる。酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値である。プローブにある受光部センサーが、拍動する動脈の血流を検知し、光の吸収値からSpO2を計算し表示してくれる。

 

 それを元にして、毎日、午前午後に二回ずつ測定する。外出時にはスマートウォッチで計測しておいて、タブレット端末で確認する。

 

 これは観光ガイド「おへんろつかさの会公式ホームページ」である。でも、せっかく作り上げてはみたものの、みんなの認知度が低く、あまり利用や活用がないらしい。そこで、今度はスマホ対応をメインにした新システムを考えている。で、このホームページは廃止されることになっている。そこで、トップ画面から新システムへリンクさせることにした。

 

 今日の掲示板はこれ。「どんなに賢くても 人間自分の背中を見ることはできない」というもので、いつもお世話になっている赤松先生のお寺の掲示板から。これは、山本周五郎の書いた小説「さぶ」の中に出て来る言葉。栄二という表具職人がいた。男前だし頭が切れる。仕事の腕もいい。ただ、その自信からか、言うこと、することに嫌味が出るところがある。そんな栄二に、ベテランの職人与平が諭して語る。「どんなに賢くても、人間、自分の背中を見ることはできないんだからね」。自分はうぬぼれていない。うぬぼれを表に出していないと思って居ても、背中がうぬぼれを語っている。自分の心の内にあるうぬぼれを、”背中が見せて”しまっている・・・というお話だった。自戒を込めて・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


雨受けて ため息ばかりの 夏水仙

2019年08月31日 | 観光ガイド的日常

 

 さぬき市地方は前線や湿った空気の影響で曇り、昼前あたりから夕方にかけて雨が降っていた。昼過ぎから雷を伴う所があった。気温は23度から28度、湿度は85%から72%、風は2mから3mの南西の風が少しばかり。明日の9月1日は、引き続き前線や湿った空気の影響で曇り、昼前は雨が降る見込みらしい。

 

 119/58/59 36.3c-93% 64.2Kg 1011hPa,26c,72% 体調に変化は無い。今日も湿気があるせいか、呼吸困難になった。もう、連続して何日も雨ばかりである。

 

 今日も雨ではお出かけが出来ない。

 

 そこで、気分を一新して、「看護師さんの白衣はなぜ白いのか」ということでリフレッシュしてみた。9世紀の西洋の医師は、もっぱら黒いコートを着用していたという。黒は礼服の色であり、神聖なる医療の現場にもふさわしい色である、と考えられていたためであった。衛生管理よりも儀礼的な慣習が優先された結果とも考えられる。

 

 フローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)は1854年に勃発したクリミア戦争に看護婦として従軍し、2年後に帰国すると統計学的根拠を基に医療現場に衛生改革をもたらした。そして初めての宗教系ではない看護学校、ナイチンゲール看護学校を設立した。ナイチンゲールの時代の看護婦はワンピースに白いエプロン、そしてナースキャップという服装であった。のちに女性看護士が白いワンピースを着るようになったのは白いエプロン+ワンピースという組み合わせの影響もあるかもしれないという。

 

 医学の歴史では衛生管理の重要性が理解されるのと同時に、医療用の衣服の色に「白」が選ばれていた。清潔感を与える色であり、衛生管理がしやすいことが最大の理由だった。

 

 ところが、昨今の医療現場では白以外の色の白衣を着た医療従事者を多く見かける。衛生を象徴する白が一部姿を消したのは、決して衛生管理が軽視された結果ではない。現在、医師や看護士が手術着に白い白衣を選ぶことはまずない。これは「補色残像」への配慮が理由。補色とは、色相環で反対の位置にある色のことで、緑色の補色は赤紫色で、青なら黄色、赤なら青緑色が相当する。

 

 左のぶどうをじーっと見つめた後で、右の白い画面に目を移すと、どんな色のぶどうが見えてくるだろうか。答えは、黄緑の心理補色である紫のぶどうが見える。つまり、マスカットが巨峰に見えるというわけである。紫に色づけしてある葉の部分は、逆に黄緑に見えるはず。

 

 手術の際は血液のあざやかな赤色を長く見続けるため、視線を動かすと赤の補色である緑色の残像が現わる。手術中も手術後も、医師の目から血液の赤色の補色残像が消えず、業務に支障をきたすことが問題になった。そこで赤の補色である青や緑色をあらかじめ周囲に配したところ、補色残像の緩和が確認できたため、手術室の壁やカーテン、そして手術着にも緑色や青色が積極的に採用されるようになり、こうして、ほとんどの手術室から白い白衣が姿を消すことになった。

 

 現在、医療現場では(手術室以外でも)真っ白ではない白衣が増えている。衛生管理の必要性から白い白衣が医療現場に定着したのだが、現代は白にこだわらずとも衛生管理は可能になった。だから、医療関係では、赤でも青でも緑でもグレーでも黒でも、依然として「白衣」と呼んでいる。「はくい」である。

 

 今日は一日、雨・・・。明日も雨らしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。一定量の心配や苦痛、苦労は、いつも、だれにも必要である」というもの。ドイツの哲学者、ショーペンハウエルのことばらしい。例えばこれを『責任』、『責務』、『使命』、『信念』だと考えた場合、見えて来るものがある。それらはまるで、『作用の為にあるエネルギー』である。『作用・反作用の法則』とは、ある物体に力を加えた場合は、必ず、相手の物体からも力を受けることになる。相手から力を受けることなく、相手に一方的に力を加えることは出来ない。ということを指示した法則である。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


暑さにも 負けぬリコリス 凜と立つ

2019年08月30日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は前線や湿った空気の影響で、東部を中心に雨や雷雨となり、激しく降っている所があった。気温は23.5度から26度、湿度は93%から76%、風は0mから2mの南西の風が少しばかり。明日の31日は、引き続き前線や湿った空気の影響で曇り、昼前には雨が降る見込みなのだとか。

 

 118/79/66 36.3c-96% 63.6Kg 1009hPa,26c,61% 体調に変化は無い。今日は身体が少し軽くておなかの調子もいい。

 

 右腕からの出血も収まってきた。この防水シートも剥がしたいのだが、剥がせばまたしても出血しそうで、そのままだ。

 

 今日は奥方がお休みの日なので、起こしてはまずいと、台所で高群逸枝の「娘巡礼記」を読んでいた。わずか24歳だというのにすごい文学少女だ。50歳でもこんな文章は書けまいと思うほどの語彙の多さだし立派な文章だ。

 

 朝食はブドウ半房と、パピコ1個である。白桃は確かに桃のような味がするが、少しばかり甘ったるい感じがした。甘いものはあまり得意ではない。

 

 で、白衣研究のために、「砂の器」のDVDを買った。多分、安い物だと思う。「遍路史」にはよく出てくる映画である。でも、思い出そうとしても思い出せない映画である。

 

 それで、DVDを買ってみた。あ、東北弁のカメダ・・・。これで思い出したが、お遍路さんと何の関わりがあるというのか。何回もトイレに行く度に停止したり再生したりしながら見ていたが・・・。

 

 何か違和感のある映像である。

 

 確かに笠と杖と白衣姿のお遍路に見えるのだが、何か・・・違和感。

 

 そうだ、四国にこんな風景はない。

 

 四国でなければ「遍路」ではない。単なる「巡礼」であり、「業病」でふるさとを追われた「乞食:こつじき」である。昭和前期の「ハンセン病」=「四国遍路」と短絡的に捉えられた時期の作品かなと思った。四国遍路以外のことには触れないので、このDVDも断捨離だなと思った。調べてみたが、新潟県糸魚川市の「親知らずの浜」でのロケハンだということだった。

 

 恒例の「へんろ88ウォーク」である。大窪寺班は、最終目的地の大窪寺のガイドを担当している。その翌日の4日には観光ガイド養成講座の「大窪寺現地研修」があり、さらに5日には、市内某中学校のふるさと学習がある。

 

 大窪寺班には関係ないが、志度寺班は11月に、このようなイベントを打つらしいし、

 

 さらに早くも来年の3月のイベントまで予定しているらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「「できなくもしようがない」は、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら、絶対に達成できません。」という、イチローのことばから。やっぱり、イチローがすごいと思うのはずっと継続して結果を出し続けていること。一回だけいい結果を出すことって簡単だけれど、ずっとその結果を出し続けるためにはそれだけのことをしている必要がある。私の場合は、「まだ、間があるな」とか、「まだ、スイッチが入らんなぁ」と思ってしまうのだが、物事を継続し続けることというのは大変なことだと思っている。夏休みの自由研究も、あとわずか。もう、ひとがんばりするとしようか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


睡蓮は 今日の重さを 生きている

2019年08月29日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で曇り、雨の降っている所があった。気温は24度から29度、湿度は92%から66%、風は0mから3mの西の風が少しばかり。明日の30日は、引き続き前線や湿った空気の影響で曇り、昼前からは断続的に雨が降るらしいし、雷を伴う所がある見込みなのだとか。

 

 115/77/65 36.4c-96% 64.6Kg 1007hPa,28c,83% 相変わらずおなかが張るようで体が重い。

 

 待望の本が届いた。遍路史研究には欠かせない一冊である。大正時代に17歳の娘が四国霊場を回る遍路日記であるが、無論、一人で歩いた訳ではない。これも100円で送料が350円だから450円の本になった。

 

 私が必要なページはここだけである。用意した荷物には、「白衣」と「笈摺」があるが、遍路姿の写真では、普通の和服に笈摺を着ている。

 

 花柄のような袖の長い和服のようである。その上から「笈摺」を羽織っている。

 

 さて、昨夜、市の観光課からEメールが入っていて、2019年秋の「てくてく通信」は発行されたが、

 

 大窪寺班の小学生以下の料金が1,000円になっているが、さぬき市広報の原稿では1,500円になっているが、いかがしたものか・・・というメールだった。一寸前なら覚えちゃいるが、だいぶ前だとちと判らないな。こどもの料金のことだって いろんな経緯があったからなぁ~。

 

 今からだと、広報の修正も可能だからというので修正をお願いした。ついでに、私の原本も修正しておいた。このチラシもそろそろ印刷に出さないと・・・。

 

 FB仲間から、いつも私が、ガリガリ君を「ガリっている」からと、新しいものを教えてくれた。「パピコ」というらしい。そこで早速に探してきて、「パピってみた」梨味だった。

 

 こんなサイズなのに二個も入っている。これをどうやって食べるのかを「ググって」パピってみた。

 

 昔のバクダンアイスの小型版みたいで、何かと面倒だし、手が汚れる。もんだりさすったり、チューチューしたりで人前では食べられない。

 

 さらにアマゾンさんから本が届いた。これは145円で、350円の送料で495円だった。

 

 これも、この1ページだけで用事は済んだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい」という孔子の言葉からである。ゆっくりでもいいから、いつも前進していくことを意識する。小さなことでもやり続けていれば、わずかでも前進できるけれど、止めてしまえばそこから先は進まない、という意味らしい。子曰わく、譬(たと)えば山を為(つく)るが如(ごと)し。未(いま)だ一簣(いっき)を成さざるも、止(や)むは吾(わ)が止むなり。譬えば地を平らかにするが如し。一簣を覆(ふく)すと雖(いえど)も、進むは吾が往(ゆ)くなり。と言う言葉が元らしい。現代語訳では、「ちょうど山をつくるようなものだ。最後にもうひと簣(もっこ)というところをやりとげないのは、止めた自分が悪いのである。ちょうど土地を均(なら)すようなものだ。最初にひと簣(もっこ)をあげるだけでも進行したのは、自分の手柄である。」というものらしいが、難しくてわからない。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


花オクラ 咲いて人生 一度きり

2019年08月27日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は前線や湿った空気の影響で、断続的に雨や雷雨となっていた。気温は23.5度から25.5度、湿度は90%から82%、風は1mから2mの南南西の風が少しばかり。明日の28日も、前線や湿った空気の影響で、断続的に雨や雷雨となる見込みらしい。

 

 117/78/64 36.4c-94% 64.8Kg 1006hPa,23c,66% 体調に変化は無い。

 

 統計は取っていないのだが、今年の夏は雨が多かったように思う。海水浴時期には台風がやってきたし、ガンガンに暑い猛暑日というのは記憶にない。ただ、蒸し暑い・・・という印象が強い。

 

 農家の人にも、この時期になれば雨もうれしくはないように思う。奥方の野菜畑の野菜も時期が過ぎて、雨はもう、必要ないらしい。今年の四国の水瓶、早明浦ダムのニュースは聞かなかったし、高松市の節水運動も話題にならなかった。

 

 夏休みもあとわずか。来月は秋のイベントの準備に忙しくなる。その資料作りにもようやく手が付いた。というか、行事予定に背中を押されたというか・・・。せっつかされた・・というか。

 

 今までは、事務局がやっていたお仕事を、班単位に下ろされたものだから、右往左往しながら切り抜けていかないといけない。その作業分担も必要になる。

 

 その合間に、香川県立図書館にやってきた。あれだけうるさかった蝉の声がぴたりと消えた。ここでも夏は終わったみたい。セミの死骸がコロコロと転がっていた。

 

 先週に借りた五冊の本を返したが、返却するのが面倒くさくなって、今回は本は借りずに返ってきたし、借りたい本が見つからなかったせいもあった。

 

 眠気覚ましに、今日も「ガリってみた」。しかしのかかし、あとに残る甘さが気になるようになった。

 

 またまた、電力さんから電柱敷地料の払い込み通知が来た。今年も電柱6本、支線7本で14,780円。NTTさんからは電柱2本に支線2本で17,910円、合計で32,690円か。いいお小遣いになりそうだ。

 

 ありがたいことでございます。

 

 今日の掲示板はこれ。「いつも二つの道がある ここでやめるか ここからはじめるか」というもの。私たちはいつもこんな問題を抱えている。生きるのか、生きるのをやめるのか、食べるのか、食べるのをやめるのか、前へ行くのか、やめるのか、本を読むの か、やめるのか・・・。その選択の歴史が私たちの人生だ。でも、その選択をふっとやめてみたら、どんなにか楽だろうなぁと思ったりする。全てを「一如から来るものに委ねる」。そんなことができたらいいなぁと思ったりする。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


蝉の声 止んで静けさが 後戻り

2019年08月24日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は前線や湿った空気の影響で概ね曇り、雨の降っている所があった。気温は朝方はぐんと下がって23.5度から29度、湿度は86%から69%、風は1mから5mの西南西の風が少しばかり。明日の25日の香川県は、前線や気圧の谷の影響で概ね曇り、明け方まで雨の降る所があるらしい。

 

 116/78/66 36.4c-94% 64.2Kg 1010hPa,28c,76% 今年は夏もなく梅雨ばかりの半年間であったような気がする。

 

 amazonさんが、私に「買え」「買え」と言ってくる本があった。10円だからと思い切ってポチ!したらば、送料が350円で360円の本になった。おへんろ研究の本にはよく出てくる本だった。

 

 ところが、参考になるのは、この著者・西端さかえさんの衣装だけだった。昭和33年の写真らしいが、おばあちゃんのような印象を受けた。大法輪閣という出版社からの特派員として、四国霊場を歩いて調べて本に連載されたとか言う。この人は和装の白装束である。何を参考にしたのだろうか。持ち物には着替用として二着の白衣を用意していた。

 

 くれぐれも、くれぐれも言っておくが、お遍路について研究調査はやってはいるが、「お遍路が好きだ」とか、「お遍路をやりたい」とかという気持ちはさらさらない。あくまでも「観光ガイド」としてのお勉強に他ならないのだから。

 

 「ねぇねぇ~ガイドさん。おへんろさんはなんで白い服を着ているの~~」と言われて、「はぁ~、なんで?」と答えたら、チコちゃんに叱られる・・・・。

 

 これは、法衣なんぞの下に着る「白衣:はくい」である。しかしのかかし、西端さかえさんは、和装の白衣を着ておられる。つまり、白い着物である。これは何を意味するのだろうか。

 

 今日も今日とて四国遍路の衣装についてのお勉強。でも、ありきたりのお話しかない。

 

 私が不審に思うのは、和装から洋装に変わったのはいつ頃か。また、昭和33年頃にお遍路バスから洋装の白衣になったのだが、一般の方が、上着だけが白に変化したのはいつごろか。そのきっかけは何か。というようなこと。

 

 これも昭和33年頃のものだが、白い和装姿のおへんろさんである。

 

 一方、この人たちはお寺か講とかの団体さんらしく、衣装が統一されているが、なかなかに、ここまではそろわないもの。これは平成になってからのものらしい。

 

 今は、一般的にこのようなスタイルが多い。上だけ白い服を着ているようなもの。歩き遍路さんには多いスタイルである。

 

 今日の掲示板はこれ。「明日なきと 知るよしもなき 蝉の声」というもので、迫谷富子さんの「いろり」という俳句集の中の一句である。いつもお世話になっている赤松先生のお寺の掲示板から。セミだけに限らず、犬もライオンも馬も鹿も、そして私たちも明日がないということを知るよしもない。私たちはうすうすとは「いつかは死ぬのだろうなぁ」とは知ってはいるのだけれど、それがまさか、明日だとは誰も考えていない。「この旅果てもないつくつくぼうし」と、山頭火も人生という旅がいつまでも続くのだよと、つくつくぼうしに語っているのだが、やがて、松山の地で旅の終わりが待っていた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


まどろみを 破る車の ドアの音

2019年08月22日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨となる所があるらしい。気温は25.5度から31.5度、湿度は92%から68%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の23日の香川県は、前線の影響で昼過ぎまで雨が降り、雷を伴う所がある見込みらしい。

 

 118/79/77 36.4c-96% 64.6Kg 1010hPa,25c,53% 体調に変化は無いが、朝方は湿気が高くて息苦しかった。午後からは気温も下がり風も穏やかになった。

 

 今日も相変わらず、「なぜ、四国遍路は白い服を着るのか」という調査である。一般的に、お遍路さんは白い着物など着てはいないのだ。つまり、「死に装束」だというのは後世の妄想なんだろうか。

 

 昭和30年頃だとされる画像にも白い着物を着た人は居ない。この時代には「死に装束」なんぞ必要ではなくなったのか。しかしのかかし、こんな舟なんぞ転覆すればあっという間にお浄土だ。

 

 嗚呼、夏休みもあと残り10日だ。夏休みの自由研究はまだ坂半ば・・・。

 

 どうにも、おつむの中の濃霧が晴れぬ。右目の白内障も進んできたような気がする。しかしのかかし、眼科のドクターは「まだまだ、まだまだ」というし、涼しくなってきたからの方がいいようにも思う。

 

 今日は久々にamazonさんに注文した本が届く日なのにまだ来ない。出かけようにも出かけるとまずいかもと待機中・・・。

 

 今日も男のそうめんのお昼。夏場はそうめんが一番食べやすい。下には大きな氷が何個も入っている。で、これを食べてお昼寝をしていたらば、これまた久しぶりの電話で起こされた。我が家の電話は公開していないので、電話は滅多に鳴ったことがない。

 

 観光ガイド大窪寺班の役員さんからの電話だ。で、市内の某中学校からの連絡で、事前研修と、秋のふるさと学習の打ち合わせだった。まさに「令和初 眠りを覚ます ガイド役 たった二分で予定変更」。

 

 9月分、10月分、11月分、12月分の予定表変更・・・。

 

 私のスマート時計はタブレットに連動している。血圧や脈拍や歩数計なんぞが記憶されている。ちなみに、スマホはペースメーカーによくないので、充電器に載せたまんま。ショートメールしか読んでいない。

 

 それを、PCに転送して、クラウドで全端末と共有している。

 

 今日の掲示板はこれ。「きょうほめて あす悪く言う人の口 泣くも笑うも人の世の中」というもの。「今日ほめて 明日悪く言う人の口 泣くも笑うもうその世の中」という場合もあるが、一休さんのことばだとされている。今日は私のことを、「いい人、大好き。」とほめていても、明日になると、「あんた、そんな人だったの?大嫌い!」と悪く言う。人とはそういうものだ、ということである。あなた自身は昨日と今日で何が変わったわけではなくても、人の口はコロコロと変わるもの、あてにはならない。そんなあてにならない人の口にふりまわされて、「悪口を言われた。」とか、「こんなひどいこと言われるくらいなら死んだほうがましだ。」と言って自殺しようとする人があるが実におろかなことではないか。逆にほめられたからといって、有頂天になって舞い上がっているのも馬鹿なことだよ・・・と一休さんは言うているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


降り出して ノウゼンカズラは 雨の中

2019年08月19日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨で、雷を伴っている所があった。気温は26度から28度、湿度は76%から94%、風は2m程度の東北東の風が少しばかり。明日の20日の香川県は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼前から夕方は雨となり、雷を伴う所がある見込みらしい。

 

 117/78/62 36.4c-96% 63.6Kg 1009hPa,27c,86% 体調に変化は無い。おなかの張りもないし身体が重たいとも思わない。だからと言って健康ではない。

 

 朝の暗い内からカナカナカナ・・・というヒグラシの声がする。「夏休みの宿題は終わったのかい・・」と啼いているような音。それが最近はすっかりと怠け者になって、少しも宿題は仕上がらない。

 

 「なぜ、四国遍路は白い服を着るのか」に関する社会民俗学的一考察・・・である。「はじめに」と、「まとめ」は見えているのだが、その間の事象の連携と展開がうまくなじまない。

 

 表紙も「はじめに」も、目次も、「後書き」も、参考文献も奥書も出来上がっているのだけれど、肝心の中身が迷路みたいではつまらない。

 

 これが、お遍路の白衣の原型になったとされる「おいずる:笈摺」である。これは室町時代あたりから、西国三十三観音霊場なんぞで盛んになったもの。こういう姿で、西国巡りからお四国へと流行したのだが、いつしか消えてしまった。

 

 最近でも、こういう「おいずる」は売られているが、これに朱印をいただくとすると、袖の部分がないので、三十三個しか押せない。だから流行らなくなって、両袖のある「白衣」になったと言う説もある。

 

 そういう需要もあってか、お遍路さんの姿も変わっていくものらしい。

 

 正岡子規研究家の坪内稔典らが提唱し、1991年に制定したとされている。「は(8)い(1)く(9)」の語呂合せであるらしい。夏休み中の子供達に俳句に親しんでもらう日ともされている。「毎日よ 俳句作りの ボクの家」。

 

 さてさて、何を思いだしたかのように雨になった。今週はずっとお天気が良くないらしい。今年の夏休みはどこに行ってしまったのか。

 

 どうにも、今年はやる気スイッチも故障しとるようだし、そのパワーもまるで出ない。今年の夏は湿気が多くて、頭の中に濃霧が立ちこめているみたいですっきりとしないのだ。右目の白内障も進んできているみたいだし。

 

 往く夏や まだ宿題の できぬまま

 

 雨の量が多くなったからか、水路の水音も大きくなってきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「やる前からあきらめて何もしない人は、永久にゼロよ。」という林真理子さんの言葉から。胸の中にある「これやりたいな」っていう気持ちや、忙しくて後回しにして、忘れてしまったり、諦めてしまったことってあるけれど、「これだったらできるかも」とか、「じゃあどうやったらいいのかな?」と、少し視点を変えて、自分のやりたいことに一歩ずつ近づいていけるといい。大きな一歩ではなくて、小さな一歩でいいから、まずは一歩を踏み出してみよう。

 

じゃぁ、また、明日、会える、といいね。


盆終えて 伸びた休みを 気にしつつ

2019年08月17日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26度から31.5度、湿度は86%から72%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。そんなに暑くてどうしようもないという天候ではなかった。明日の18日の香川県は、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。

 

 123/82/72 36.4c-93% 63.4Kg 1003hPa,26c,54% 体調に変化は無し。おなかの張りもない。足のむくみも軽くなった。

 

 今日は孫たちから急な連絡があるかも知れないのでと外出禁止になった。孫たちだって、「お盆玉」をもらったばかりならば、そうそう爺ぃじに用があるとも思えない。

 

 ということで、涼しいうちは夏休みの宿題をやっておく。この本の中に、参考になるかと思ってデータを調べていた。

 

 この数字は2004年から2005年にかけて調査した数字らしいが、白衣姿のお遍路さんが七割もいる・・・ということになっている。当然だなぁと思うのは、バスやタクシーでのお遍路さんは白衣姿が定着している。マイカーでも、札所に着けば白衣を羽織ってから参詣する。歩き遍路は姿形とか自覚とか、お遍路マークとして白衣を着ている。お接待を受けられる度合いが高くなるとも言う。

 

 年齢はやはり、60代、50代、70代で、退職とかリタイアしてからという人が多くなるのは当然である。人生の人区切りをつけてから・・・という年代である。

 

 意外に思ったのは男性の数が多いということである。でも、バスやマイクロバスの場合は、先を急ぐとかでアンケートには答えないということから、暇でマイカーや自転車などでおへんろするのは男性が多いかも・・というのは納得できる。でも、お遍路バスにはご婦人が圧倒的に多いのだけれど。

 

 やっぱりなぁ・・と思ったのが宗派別のお遍路である。真言宗に続いて、「真宗」や「浄土宗」が多いのである。

 

 20年ほど前の調査でも、浄土宗や浄土真宗の参詣人が多いというのは実感していた。母も祖父もお四国を何度も経験しているし、このあたりの門徒さんも七回・八回とお四国まいりをやっている。宗派に関係しないのがお四国でもある。

 

 それよりも驚いたのは、霊場会公認のお先達さんである。これはてっきり、真言宗のお坊さんとか関係者が多いだろうと考えていたが、なかなか、真宗や浄土宗の方も「先達」の資格を持っているらしい。そういえば、うちの観光ガイドの中にも真宗門徒でありながら、「先達」の赤い錫杖を持っている人は何人もいる。中には日蓮宗の方までもがお先達だとは・・・。

 

 今日もエアコンの効いたお部屋でのガリガリ君。

 

 今日も興味深い写真を見つけた。昭和30年ごろの宿坊の様子だが、ご婦人方の服装が洋装になり、靴を履いてリュックザックを背負っている。頭はパーマであろうか。もちろん、白衣もおいずるも着ていない。

 

 こういうことだったのか・・・。バス会社がお遍路を募集すると、そこに、こうした移動販売者がやってきて、白衣やお杖、菅笠やお念珠からろうそく線香までも販売している。こうして、お遍路バスの乗客は白衣姿が定着していったのか・・・。

 

 このご婦人は白い和装でのお遍路である。まだ、昭和31年というと和装が標準であった頃。この方は手甲まで着けている。よほどの願掛けをしているのだろう。

 

 今日の掲示板はこれ。「いのちほど大切なものはないと言いながら 今日もそのいのちを食べている」というもの。動物であろうが植物であろうが、どんな生き物であっても、自分の命の限り精いっぱい生き続けたい、そう願って 生きているのだと思うもの。私たち動物は、そんな他の生き物の「いのち」を奪わなければ、一時も生きていくことができない、悲しい宿命を背負った生き物なのである。口先では「命は重い」とか「大切ないのちをだいじにしましょう」とかと言うのだけれど、その口裏で、平然と他の生き物のいのちを奪って食べているのである。食べることを考えることは、命について考えることである。いのちについて考えることは、多くの生き物のいのちを考えることである。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


家中の 鉢を倒して 夏嵐

2019年08月16日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、やがてには、日本海を北上する台風第10号に向かって流れ込む湿った空気の影響で曇ってきた。気温は27度から33度、湿度は89%から64%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の17日の香川県は、高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。

 

 121/80/76 36.4c-93% 64.6Kg 997hPa,28c,38% 体調は台風一過という訳にはいかないが、ま、通常の生活はできている。朝のぽちの散歩にも行ってきた。しかし、ぽちの歩みはすこぶる遅くなった。

 

 昨日は台風の影響で、香川県下の公的施設はことごとく休館になったが、今朝は大丈夫だろうと、香川県立図書館に行ってきた。先日に借りた四冊の本を返却するためである。

 

 ただ、返却だけで帰る筈だったが、適当に五冊の本をつかんでしまった。今回は特にこれ!という本もなかったが、もののはずみだった。

 

 もうすでに何回も借りている本だけれど、視点が違えば見方、読み方も違うかなぁと思ったのだが、まるで参考になるものはなかった。

 

 昨日の、「白衣(びゃくえ)」であるが、調べてみたら、ぞろぞろと「びゃくえ」が出てきた。

 

 白衣観音【びゃくえかんのん】は、吉祥を表す観世音菩薩で、中世以降は三十三観音の一つとされた。息災延命や安産、育児などの祈願の本尊に用いる。尊形は一面二臂(ひ),肉身白黄色,白衣をまとう。本来白の蓮華上に座すが、禅宗では水辺の岩上に座した姿で水墨画の好画題となるのだという。

 

 白衣(しらぎぬ/びゃくえ) - 神官や巫女などが神事の際に着用する白装束。神官装束、巫女装束の白小袖を指す場合もある。

 

 白衣(びゃくえ)は、僧侶が普段着として着用し、法衣の下に着る浴衣のようなものもあり、帯がついている。出家して間もない小僧は袈裟衣が与えられていないので「白衣小僧」と呼ばれることもある。「はくい」と読むこともある。

 

 ほかにも、①白い衣服。はくい。②白小袖に指貫(さしぬき)・袴(はかま)などを着ただけの装束。③僧侶が墨染めの衣を脱いだり、武士が袴をつけていなかったりすること。非礼なこととされた。 「 -ながらみな様へ/評判記・古今役者物語」④〔墨染めの衣を着ていないのでいう〕 僧侶になっていない俗人。在家。 ↔ 緇衣(しえ) → はくい⑤(官位のある人は色のある衣をきたことから)古く中国で,無位無官の人。庶民。 → びゃくえ[句]白衣黒衣の天人・・・・。

 

 とどめはこれだ。①昔の衣装の呼び方では「びゃくえ」と読む。②いわゆる羽織や裃をつけない着流しのようなスタイルのこと。そうした歴史的概念では「びゃくえ」と読むのが一般的らしい。例えば、江戸時代に裃をつけないで出仕する格式の人間は「白衣(びゃくえ)勤め」と呼ばれていたともあった。

 

 つまり、「びゃくえ」と読むのが古いことばで、「はくい」は新しい言葉ということになる。とすれば、お遍路さんの白い服は、「びゃくえ」でも「はくえ」でも「はくい」でもいいことになる。単なる思いつきでは「論文」にはならないのだと悟った。

 

 昨日の台風で、収穫間際の稲が、倒伏してしまっていた。ま、最近のコンバインだと、これくらいだとものともせずに収穫はしてしまうのだろうが、品質の低下は免れますまい。

 

 昨日が年金支給日だったから、さっそくに通帳記帳してきた。しばらくは精神的にも余裕が生まれた。

 

 今日の掲示板はこれ。「教えてくれなきゃできないと言ってる人間には教えたってできない」という、一龍斎貞水さんの言葉から。「“貞水さんはあまり後輩にものを教えませんね”って言われるけど、僕らは教えるんじゃなくて伝える役なんです。伝えるということは、それを受け取ろう、自分の身に先人の技を刻み込もうとするから伝わっていくもの。教えてくれなきゃできないって言ってる人間には、教えたってできませんよ。」貞水さんも若い頃、師匠に言われたという。「おまえたちは、日頃いかにも弟子だという顔をして俺の身の回りの世話をしているくせに、俺が高座に上がっている時、それを聴こう、盗もうって気がちっともない。ホッとして遊んでる。俺が高座に上がっている時は、どんなに体がきつかろうと、お金を払って見に来てくださっているお客様のために命懸けでしゃべってるんだ。その一番肝心な時に、聴いて自分から習おう、盗もうって気がないからうまくならないんだ」

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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