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閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

シロバナヒメシャガ

2010-05-16 | 草花
たぶんシロバナヒメシャガ(白花姫著莪)でいいと思う。クマガイソウを見に行って時に、同じ「えびねの森」で咲いていた。花はシャガよりも小さく草丈もかなり低い。確認してくるのを忘れたが、たぶん園芸種ではないだろうか。





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シャガ

2010-05-16 | 草花
人家に近い薄暗い山道でよく見掛けるシャガ(著莪)だが、花の白地に紫色と橙色の模様が綺麗だ。シャガには種子ができないそうだから、野山で見られるシャガは全て人為的に植えられたものだという。








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クマガイソウ

2010-05-15 | 草花
去年も連休中に見に行って、5月17日に載せたクマガイソウ(熊谷草)だが、今年も先週同じところに行って撮ってきた。豊田市の「えびねの森」に植えられているのを見せて貰ったものだが、今では森林開発や乱獲で自生している株はもう見られないようだ。絶滅危惧種Ⅱ類に分類されているという希少な野生ランで、大きな袋のような花と団扇状の葉が特徴的だ。

















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公園の藤

2010-05-14 | 公園・庭園
先週の連休中はもっぱら自宅近くの公園での散策で過ごした。その間に撮った身近な雑草を載せているうちに時機遅れになってしまったが、尾張旭市の城山公園で咲いていた藤の花だ。薄紫色のフジは、関東地方に多い「野田長藤」で、白花のフジは「昭和白藤」という園芸品種だそうだ。




















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テントウムシ

2010-05-13 | 昆虫
小さな花のついでに、身近で目に付いた小さなテントウムシも撮ったので載せておく。連休あたりまでは天候不順で戸惑っていた昆虫も、ようやく行動が活発になってきたようだ。このテントウムシは枝垂れモミジの若葉にいる餌のアブラムシを探していたようで、枝葉の間を何匹も動き回っていた。








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ノミノフスマ

2010-05-12 | 草花
花が極めて小さな雑草をもう一つ。変わった名前を付けてもらったノミノフスマ(蚤の衾)だ。花は先月の4月12日に載せた同じ仲間のハコベとそっくりだが、大きさは2~3mmくらいしかない。花弁は、ハコベと同様に1枚が二つに裂けているので10枚あるように見えるが、実際には5枚しかない。茎や葉もハコベより遥かに細く小さい。












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キュウリグサ

2010-05-11 | 草花
小さな薄青色の花が可愛いキュウリグサ(胡瓜草)だ。葉や茎を揉むとキュウリの匂いがすることが名前の由来らしいが、そう言われてみればそんな匂いがしないでもない。去年は5月4日に、一昨年は4月26日に載せたので、毎年このブログに登場するお馴染みの雑草だ。小さな花の直径は2mmくらいだろうか。これもよく目を凝らして見ないと見逃してしまうほどだ。











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タチイヌノフグリ

2010-05-10 | 草花
先々月、3月14日にオオイヌノフグリを載せたが、その“小型版”ともいえるタチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)だ。花は2~3mmくらいしかないと思うが、綺麗な青色がよく目立つものの、あまりにも小さい花なので、近寄って目を凝らして見ないと見逃してしまう。虫眼鏡が要るくらい小さい。草丈は10cmくらいあるが、茎が枝分かれせずに立ち上がっていることから、タチイヌノフグリという名前になったらしい。ヨーロッパ原産の帰化植物だそうだ。











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ムラサキケマン

2010-05-09 | 草花
花はジロボウエンゴサクとよく似ているが、これはムラサキケマン(紫華鬘)だと思う。「華鬘」というのは仏殿の欄間の装飾具のことだそうで、それがどういう物なのかよく知らないが、花の形が華鬘に似ているのだろう。赤紫色の花はジロボウエンゴサクと同じくらいで、大きさは2cmくらいだろうか。








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ジロボウエンゴサク

2010-05-08 | 草花
ムラサキケマンとよく似た花が咲くので紛らわしいが、去年も撮ってきて3月21日に載せた花なので、たぶん同じジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)でいいと思う。変わった名前だが、長い形をしたユニークな薄紫色の花が特徴的で面白い。同じ仲間にヤマエンゴサクというのもあるようで、それとの区別がよく判らない。











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ムラサキサギゴケ

2010-05-07 | 草花
花がカキドオシやトキワハゼとよく似ているムラサキサギゴケ(紫鷺苔)だが、花弁にある斑点模様は、昨日載せたカキドオシと違って黄褐色をしており、薄紫色とのコントラストがいい。名前に“苔”と付いていても苔の仲間ではなく、マツバウンランと同じゴマノハグサ科だそうだ。田圃の畦道や畑の脇の道端などでよく見掛ける雑草で、花の形が鷺が飛んでいる姿に似ていることが名前の由来らしい。ムラサキサギゴケの花も、大きさはカキドオシと同じくらいで1~1.5cmほどだ。花がそっくりなトキワハゼと見間違いそうだが、これはたぶんムラサキサギゴケでいいと思う。











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カキドオシ

2010-05-06 | 草花
マツバウンランのついでに、今あちこちで盛んに咲いている他の雑草の小さな花もいくつか載せておこう。

カキドオシは、漢字では「垣通し」とか「籬通し」と書くそうで、文字通り、垣根を潜って隣地まで繁茂するほど繁殖力が強いシソ科の雑草だそうだ。花は1~1.5cmほどしかないと思うが、花弁の紅紫色の模様が多様で面白い。これもやはり虫を誘うためだろう。











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マツバウンラン

2010-05-05 | 草花
あちこちの空き地などで最近よく見掛けるマツバウンラン(松葉海蘭)だが、競合する他の雑草が育ちにくい荒れ地を好むらしい。名前は“ラン”となっていてもラン科ではなく、北アメリカ原産のゴマノハグサ科の帰化植物だそうだ。1cm足らずの小さな薄紫色の花は、近くでよく見れば、雑草にしてはけっこう可憐で綺麗だ。花弁中央の奥にある小さな雄蕊と雌蕊は隠れていて見えにくいが、結実すると微細な種子が飛び散って増えるので、小さくても繁殖力は旺盛らしい。去年は5月2日に、一昨年は4月26日に、我が家の庭の片隅で咲いていたマツバウンランを載せたが、今年も小さな花が綺麗だったので、変わり映えのしない画像をまた載せてみた。










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オオバウマノスズクサ

2010-05-04 | 樹木・花木
ユニークで面白い形をした花だが、オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)と言うそうで、愛知県森林公園での植物観察会に参加して教えてもらった初めて見る花だ。関東地方以西の山林に自生する有毒植物で、名前は“草”となっていても、草ではなく蔓性の木だそうだ。花の大きさは2~3cmくらいで、形は楽器のサキソフォンに似ているし、動物が口を大きく開けているようにも見える。花の内側には、熱帯地方の花に見られるような紫褐色の派手な模様があるのも印象的だ。食虫植物のようにも見えるが、これで虫を中に誘って、受粉を助けて貰っているのだろう。いずれにしても、何とも奇抜な姿をした花だ。最後の画像は、先端がまだ開いていない蕾のようだ。











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シロヤマブキ

2010-05-03 | 樹木・花木
シロヤマブキ(白山吹)という名前が付いているが、同じバラ科で葉や茎の様子も黄色の花が咲くヤマブキとよく似ていても、属が異なる別の種類の木だそうだ。シロヤマブキは花弁が4枚で、花後には小さな黒い実が成る。一昨年は4月15日に、去年は4月18日に載せたお馴染みの花で、あまり変わり映えがしないから、今年はちょっとイメージが変わるように、花に射し込んだ光を意識して撮ってみた。











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