先々月の7月18日にヒメアカタテハを載せたが、それより躰が少し大きめのアカタテハかと思われる蝶がヒャクニチソウ(百日草)が咲いている花壇に来ていた。アカタテハもヒメアカタテハも前翅の模様は殆どそっくりで、躰の大きさと後翅の模様でしか区別が付かず、たぶんアカタテハだろうと思っていたが、画像をよく調べてみたら、どうやらこれもヒメアカタテハのようだ。タテハチョウの仲間はシジミチョウに次いで種類が多いそうで、翅の表と裏の模様が異なるものが殆どだが、このヒメアカタテハやツマグロヒョウモン、コムラサキのように翅の色や模様が派手で綺麗なものがいる一方で、テングチョウのように目立たない地味な模様のものもいる。また、花に好んで集まるものもいれば、花の蜜には殆ど寄り付かず樹液を好むのもいるので、タテハチョウの仲間は外観や性質などの特徴が全く両極端だ。









