このところEM愛好家の間では、海水を使ったEM活性液の話題が多くなっている。海水にはミネラル分が多く含まれていて、このミネラルが植物の成長に好影響を与える。塩害もあってなかなかこのミネラルを有効に使う事は出来なかった模様だが、EMと言う有用微生物と共に使えば問題は発生しないと言う。
東日本大震災時の津波で一面海水で覆われた水田で、EM活性液散布をした農家さんがいた。この農家さんは、驚く事に、これまで以上の収穫をあげる事が出来たと言う。何故だろうかと思っていたが、このミネラルを上手に活かした農法を確立した事だったのだ。
EM研究機構では海水を使ってEM活性液を作る場合、雑菌の影響を受け難いので、必ずしも密閉状態にする事は無いとも言う。また、海水が手に入らない場合は、安価な精製塩を総量の3%程度(海水と同じ)を溶かし、ミネラル分として「農業用にがり」を少々入れると良いとも。
この事を少しまとめて考えると、ミネラルは植物の成長にとっては重要だから、これまでの製法でEM活性液を作る際に「農業用にがり」を入れれば良いと言う事でもある。
では、2LのペットボトルでEM活性液を作る際の分量は
1)EM1型(又はEM活性液):40cc
2)糖蜜:40cc
3)スーパーセラC:小さじ1杯
4)にがり:10cc(又は自然塩60g)
5)水:1.9L
となる。人によっては、この他にEM3号(光合成細菌濃縮液)を使う場合がある。
農業用にがりはネットで2Lで2000円程度(税、送料込み)と意外に高い。
やはり、スーパーで販売されている1kgで200円程度の自然塩を使う方が手軽で確かな感じがする。
さ~、どちらにしますかね?
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