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塩と生命(第386回)

2016年01月10日 | EM

 地球が誕生して46億年。そして生命の誕生は40億年前。人類は諸説はあるが600万年前に誕生して進化を続けている。地球誕生時期や生命誕生時期から比較すると、実に最近の事だと分かります。
 最初の生命は海で誕生した。当時の地表は強い紫外線や荷電粒子が容赦なく降り注ぎ、生命にとっては致命的な環境だった模様で、生命が存在できる環境は海中だけだったと言う。
 原始の海には生命に必要な有機分子(アミノ酸、核酸塩基、糖、脂肪酸、炭化水素など)が豊富に存在していたと考えられ、単細胞生物から多細胞生物(爬虫類、哺乳類)の誕生に繋がり、約600万年前に人類が誕生したとの説が有力です。
 原始の海からそのまま人類が誕生したのではありませんが、海からの影響を強く受けているのも事実です。私達の生活に無くてはならないものに「塩」があります。「塩」は海水から作られるのですが、この「塩」の大部分は塩化ナトリウム(Nacl)です。しかし、ほんの僅かなミネラル(必須金属元素群)が有り、これが私達の命を守っていると言っても過言ではないでしょう。
 「塩」は世界各地に様々な形で存在するし、名前を変えて販売されています。ネパールのヒマラヤ岩塩などもその一つです。褐色、白色、ピンク色があり、食用はピンク色のもの。
 原始の海がそのまま濃縮された岩塩は豊富なミネラルを含んでいますのでお勧め。「塩」に含まれるミネラルは約80種で、生命維持には欠かせないものばかりです。
 市販されている「食塩」は、海水を電気分解して塩化ナトリウムだけを取り出したもので、ミネラル分は全く無いので注意が肝心。


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