蟹が解禁となりましたね~
先日、蟹を食べに鳥取に行って来ました
この時期に「蟹を食べに行く」と言えば、立派なオスの松葉ガニ(ズワイガニ)を食べに行くと想像しがちでしょうが、
実は、一般に勢子カニ(背子カニ、親ガニ)と呼ばれるメスのズワイガニの丼を食べに行って来たのです。
勢子カニは資源保護の観点から、漁期がオスのカニより短くて、この丼が食べられるのも限られているのです。
しかも、車で行こうと思っていたので、日本海側に雪が降る前に行く必要がありました。
大阪から鳥取までは鳥取自動車道が出来ているので、驚くほど早く行くことが出来ます(抜かれる車ありませんでしたが)
ナビを頼りに現地に到着。
そこは、飲み屋街で鳥取市内では「〇〇へ行く」と言えば、スナックかバーに行くこと事を意味するのでしょう
飲み屋がズラリ
しかし、昼間なのでひと気はまるでなし。
ホンマにここにあるの?っていう感じです。
その一角に、店の玄関にトロ箱を積んだ店がありました!
「おそらくそこだろうな」と、歩を進めてみると、やはりそうでした。
「親かに丼 1人前3000円」と掛かってありました
3000円が高いか安いかは、個人の判断による所ですが、他所では食べれれないので、自分はそれだけの価値はあると思います!
暖簾をくぐろうとした時、店内より凄いカニの匂いが襲って来ました・・・空きっ腹に堪えますなぁ~
店内はそう広くはなく、昼時で満員の状態。
メニューはありません。ご飯の量を少な目、普通、多目と聞かれるだけです。普通でオーダー。
暫く待って出来て来ました!ジャジャン!!
名物「親かに丼です」
なんと言っても、生の内子がメインでしょう!
丼の半分は普通の脚身、もう半分はミソと和えた脚身、その上に生の内子に味付けされた外子。
そして、殻に入ったボイルの内子。
もう見ているだけで垂涎ものです
味噌汁にも親ガニが・・・ 大根も味が浸み込んでメッチャ旨い! 味噌汁は御代り自由です。
生で食べる内子はツルンとした食感で、ウニのようでウニでないと言うべきでしょうか・・・
旨い!兎に角みんな旨い!鳥取までこれを食べに行った甲斐があるというもんです。
一つだけ、注文を付けさせてもらうとするならば、生の内子に味が付いてない方が良いかな?
薄口醤油ベースの調味料が少し絡めてありました。
素材の持ち味を殺してしまう程ではないのですが、個人の好みに応じて、醤油等で調整して食べたかったような気がしました。
外子にしっかりとした味付けがされていますし、基本、脚身も塩茹でですから、全体に辛く感じてしまうのです。
内子の独特な甘味を堪能したいような気持ちになりました。
あくまでも個人の好みの問題ですがね。
これを食べたら、大阪までトンボ返りです