いつも行く中古店にふらりと立ち寄ったら、「ええクラブありますよ!打ってみますか!?」と店長殿。
何じゃいな?と思ったら、ブリヂストンの限定ドライバー 『X-DRIVE 707』
3月発売と謳ってはいるが、実際にはもう発売が開始されていて、そのデモクラブが置いてあったのだ。
スペックは、ロフト9.5°、シャフトはツアーAD BB-6(S)。
初めて見たときには、あれ?スルーボアになったの?と思ったが、
良く見ると、今流行のライ角・フェース角調整機能用のネジ穴だった
BB-6のSと言えば、ヤマハのインプレスV202で試打したが、ちょっとばかり歯が立たない感じだった。
まぁ、それはそうとして、デモクラブなので何の遠慮も要らない!打たな損!
460ccではあるが、やはり上手く処理されていてボテッとした感覚はない。
440ccのインプレスと比べたら、心持ち大きいかな?程度・・・
良い顔をしている。(左がインプレスV440、右がX―DRIVE707)
フェースは威圧感を与えるようなディープでもない。
ワッグルしてみると、ピン!ピン!とした感じで、アフターマーケット用の「S」そのもの。
このクラブの特徴は、「バリアブル アジャスト システム」。
ヘッドを差し込む位置によって、ライ角・フェース角を変えられる。(目新しい機能ではなくなったが)
さて、まずはノーマルポジションで!
何発打っても、中弾道でフェードの球が出る。距離はイマイチかな?
次にフェース角を-1°のポジションで打ってみた。
あらら・・・ ポジション通りの掴まりがないスライスに近い球になってしまった。
掴まりの良い自分のHSに合ったシャフトなら、フェードで収まるのではないかな?
次に、フェース角+1°にしてみた。
アドレスしたら、気持ち悪い・・・本当にフェースが被っている・・・
でも、掴まりは良い!但し、スカッと気持ちの良い球ではない。
最後に、アップライトポジションにしてみた。58°60°に変身!
これが自分にとって一番良いポジションだった。
今まで一番球が高く上がり、ほぼストレートから軽いフェード。距離も出ている。
やっぱり、球は綺麗に高く上がらないと、距離は出ないなぁ・・・
「バリアブル アジャスト システム」はちゃんと機能しているみたい。
やや欲しい・・・
「やや」と言うのは、やっぱりBB-6の(S)はしんどいかな?SRがあれば・・・という感じ。
純正シャフトは特注品でSRもあるが、そこまでして買う必要があるか
アフターマーケット用のSをシッカリ打てる人には良いクラブだと思います。
但し、シャフトに掴まりを求める人にはお勧め出来ないなぁ~
お勧めはパワーがあって、フェードを好み、左のミスを減らしたい人です!
ちなみにクラブアナリスト=人間試打マシーン呼とマーク金井氏の判断によると、
SR=43~45m/sec S=45~48m/sec らしい・・・