ゼクシオ人気は健在ですね~
特にシニア層に人気です。メーカーのターゲットも中高年でしょう・・・(自分もその中に入っているが)
そのような商品だから、「使うとすれば、60才を超えてからにする・・・」なんて、周りには言っている。
でも、何でそんなに人気があるのか?
色んな要因は有ると思うけど、中高年のアベレージヒッターに振り易い重量も大きな要因ではないでしょうか?
総重量で280g~290g! その軽さはシャフトに40g台を採用しているからでしょう・・・
40g台というと、レディースのシャフト重量と変わらないのではないか?
実際、同じゼクシオの男性用と女性用の「R」を比べれば、44gで、同じ重量・・・
では、ヘッドは???
総重量から、引き算をしていくと、ヘッド重量は200g弱ある計算になってくる
200gというと、一般的にプロや上級者・アスリートが好むドライバーヘッドの重量ではないか
これって、シャフトを60g台に入替えると、60才になったらどころか、今すぐにでも使えるのでは?
そんな事に気がついて、ヘッドのスペックを調べてみました。
【体積】 460.7cc ルール一杯。
【重量】 195.5g このクラスにしては重い方。
【慣性モーメント】 4564g・cm3 平均値より大きくミスヒットに強い。
【ロフト角】 10.5(表示)→11.2°(リアル) 表示ロフトとリアルロフトはそんなにかけ離れていない。
【ライ角】 60.0° 今のクラブとしては平均的?でも、アップライト気味。
【フェース角】 1.2° 多少フックフェース。
【重心距離】 37.8mm 長すぎる事も無く、ある程度操作性も視野に入っている。
【重心深度】 41.3mm 深い!球が上がり易い!
【重心高2】 19.0mm シャローフェースでのためこんなもんか?徒に低重心ではない。
【重心角】 27.1° 大きい数値。捉まる!
一言で言うと、捉まえる&上げるで飛ばす!&ミスヒットに寛容!ってところか・・・
このような性格のヘッドは他にもあるけど、リアルロフトが大きかったり、重心距離が長くなって、
他の面でデメリットと浮上してくる部分があるけど、ゼクシオ7はそこら辺も上手く処理している。
売れる理由はそこか?
でも、流石にハードヒッターが使うと、球がフケ上がってしまうだろうから、シャフトとロフト角に要注意・・・
また、上級者で左が嫌な人にとっては、フックフェースは気になるだろうし、シャローフェースの460ccなので、
投影面積が大きくなり、スッキリ顔ではないところが気になるかな?
まぁ、そんな人達を除いて幅広く受け入れられる素晴らしいヘッドであることは間違いないのでは?
いつかはゼクシオってか