五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2023・10・28

2023-10-29 11:13:54 | 日記
縁がない映画という奴がある。今日見に行った今泉力哉監督の「アンダーカレント」(脚本・澤井香織+今泉)もその一つだ。最初は二週間前に見るつもりで新宿バルト9まで行き、チケットを買う直前に元スタッフのMと奥さんのTちゃんから電話が掛かってきて「飲みたい、会いたい」と言われ、映画はいつでも見ることが出来るとM夫妻との飲み会を選んでしまった。二度目は一昨日だ。元々「愛はどこだ?」以来今泉監督のファンになった俺は近くの恵比寿ガーデンプレイスで上映が始まったのを知ってネット予約しようとしたのだが、その日は監督が来場してのトークイベントがあるとかで予約が出来なかった。でも、そうなると何がなんでも見たくなって、今日は14時30分上映の予約をして、眠たくならない為に仮眠と食事の調整を朝から試みる。そうした上で昔なら歩いて15分から20分しか掛からなかったけど、現在は足に不安があるので1時間前に部屋を出る。そして途中までバス(二停留所先)に乗る。バスを降りて歩きだすまでに15分あるかなしか。でもその停留所から恵比寿ガーデンプレイスまでは坂道で、ゆっくり歩きだしたものの途中で足に鈍痛を感じる様になり、休みがちになる。更に映画館はガーデンプレイスの一番端にあるもんだからここでもベンチに二度も座り込んでしまう。多分、自分としては時間に余裕をもたせていたもんだから映画館で発券してもらうまでにどのくらい時間が掛かったか気にもしなかったのだ。女性のスタッフが「今CMが流れています」と言われた時に「この女、なにをほざいているんだ?」と無言で毒づき、売店で温かい珈琲を注文し、砂糖を入れて味をのんびりと確かめ、ドアの処のいた男性スタッフが「本編が始まります」と注意してくれたみたいだけど、よく聞こえなかったこともあって、その場で五分はぼんやりしていた処をみると、映画はまだ始まってないと思っていたに違いない。でも、男性スタッフに案内されて場内に入ると、スクリーンには主演の真木よう子の顔が映っている。なんだよ?彼女の映画を見に来たからってCMも彼女の出演作かよ?とぶーたれながら指定の席に座るまでに何分経過していたのか?それでも気付かす珈琲を飲んでいると、しばらくして相手役の井浦新がスクリーンに現れた。ええっ、これって本編!?上映時間が変更になったのかよ?そんなこと聞いてないぞ!と心の中で悪態をつく。スタッフに文句を言おうと一瞬立ち上がりかけたけど、スクリーンには二人の芝居が続いていくのでそのまま見るしかなく、上映終了後、表のタイムスケジュールを見てみたら上映時間は変更なんかしてなく14時30分のまま。と云うことは?バス停を降りたのが13時45分として映画館まで歩くのに40分以上は掛かったということ?更にのんびりと珈琲をオーダーして味見なんかしていたら映画の本編が始まっていてもおかしくない。バス停から映画館までの時間を15分と見積もっていたのが大間違い。更に40分以上かかったことを全く意識してない時間感覚の欠乏。それらの原因で最初の多分5分か10分かを見ることが出来なかった「アンダーカレント」と云う映画。この映画については感激も批評も出来ないのは勿論のこと、縁がつくづくなかったと諦めるしかなかった。それにつけても、この時間感覚の欠乏も認知症の症状の一種なのだろうか?
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1 コメント

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Unknown (owariya37)
2023-10-31 06:15:31
気短かになり 、やたら怒りっぽくなっていやしませんか?元々の性格に拍車がかかっていやしませんか?
座るとすぐに足を組むことありませんか?
思い当たるフシがあるなら 、
アリセプトをのむのだけはやめたほうがいいと思います 。クスリが貴兄の身体に合っていない証拠です 。

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