朝起きた時には食欲がなく、でも食べたいと罪深い気がして、朝は明太子と昆布のおにぎり、昼はカップうどんを喉から胃袋に流し、押し込む。それでも夕食は肉類を食べなくてはと思い、貯蔵してあった合い挽き250グラムを使って、徹底的手抜きのハンバーグを作る。どの位手抜きかというと、タマネギは刻んでそのまま炒めない。パン粉を牛乳に浸して云々と云うのを省いて、パン粉は塗るだけ。牛乳は卵の黄身と一緒につなぎの役割をするだけ。これでも充分美味しいハンバーグが出来る。付け合わせはポテトサラダと菠薐草のポタージュスープ。今日は11時からファジスタの津森久美子さんが主催するポルトガルのファドを愛する生徒さんたちの集いが催される。本当は俺も参加したかったが、6時間の長丁場は無理だと思って辞退する。でも、久しぶりにこのビルにポルトガルの香りが漂う