五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2015・8・5

2015-08-06 09:28:24 | 日記
今日のひとり朝御飯は夕べからオムレツにしようと決めていたのに、肝心の卵が一つもないことに気づき、断念。替わりにじゃがいもを茹でる処から始める自家製ポテトサラダにソーセージとレバーの赤ワイン煮のワンプレートに、保存食の蓮根の青唐辛子和えにかぶの漬物、しめじの味噌汁にメニューを変える。まぁまぁ美味で満足。食後録画してあった綾瀬はるか主演の映画「ホタルノヒカリ」(脚本・水橋文美江)を見る。テレビドラマとしてはヒットしたらしいが、放映当時見たことがなかった作品を、何故この時期になってわざわざ録画してまで見ようと思ったのかと云うと、この作品が半年前に亡くなった日本テレビの演出家だった吉野洋さんの初監督作品だったからだ。吉野さんは映画を初めて撮ることに気負うことなく、いつも通りテレビドラマを撮るように演出されていたような気がする。でも、それが遺作になると分かっていたらもう少し過激にヤンチャをされてもよかったと思うのだけど、殆どの作家(演出家も含めて)はその作品が遺作になるなんて思いもしない。だからこそ、たかが30人しか入らない自分の店でやる芝居でも次の一本が遺作になる覚悟で作品に取り組まなければと気持を新たにした次第。そんな殊勝なことを思っていたと云うのに、眠気には耐えられず、そのままシエスタ。午後、今日は行きも歩いて店へ向かう。途中にあるドンキホーテでどうしても買わなくてはいけないものがあったからだけど、さすがに35度の炎天下、50分近く歩き続けるのは苦行。汗が流れ続けるもんだから、もっていたペットボトルから水を頭から流したりして、もう汗だか水だかわからない。当然服も濡れてしまったので、店に着いてから冷房が効いてくるまでの間、ルーフバルコニーに出て風に当たる。多分気化熱が奪われていくこともあるのだろうけど、涼しくて、気持ちよくて、極楽気分。となれば、籐椅子に座ってそのまま眠ってしまうのは当然すぎる位当然か?母との老老ディナーは、自家製のかぼちゃとナスとインゲンのテンプラに、かいわれ大根、水菜、ミョウガ、シソ、葱を加えた蕎麦サラダ。ドリンクは二人ともレッドアイ。食後、秋の芝居「ホテルリスボン」の構成にとりかかるが、満腹感と炎天下歩いた疲れとレッドアイに含まれているビールの影響で、十時過ぎに人妻Iちゃんに電話で起こされるまで夢の世界とうつせみを行ったり来たり。Iちゃんとは久しぶりだったので、その間に起きたプレイベートの出来事をお喋りして1時過ぎまで。帰りも当然歩いて帰るつもりだったのに、痛風の発作が都合よく起きたので、無理せずタクシー帰宅。インスタント焼きそばを食べながら録画してあった「花咲舞が黙ってない」(脚本・梅田みか)をみる。メーカー名は書かないけど、このインスタント焼きそば、私の口にはひどく合わない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする