goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

大草原の風

2007年08月23日 | 07 花たち


一昨年もgoro's Diary で紹介してはいますが、1株に花穂が1本だけっだったのですよ。
もっとたくさんの穂が出ているものに出会えないかなと思っていました。

昨年、石神井公園で見かけはしましたが、ほとんど終わりかけの頃でした。

今年はただ今お気に入りの公園で、花穂が出始めた状態のものに出会えました。
5株ほどありましてね、大満足しております。


【パンパスグラス】イネ科

大きいものだと3~4メートル、花穂も1メートル近くになるそうですが、この株はそこまでではありません。
それでも2メートル近くはあり、花穂も3~40センチはあります。

花穂は花材として花屋さんに並んでますし、ドライのものは、赤、青、黄色、ピンクなどに着色されて、アレンジメントなどにも使われています。
カラフルなハタキのようですけどね。

ブラジル、チリ、アルゼンチンなどが原産地で、パンパグラスとは「大草原(パンパ)の草(グラス)」という意味です。

明治の中頃に日本やってきて、公園や植物園に植えられたのがはじまりだそうです。

高原地帯の大草原で、群落したパンパグラスが風に揺れている光景を夢想すると、カウボーイが登場してきます。
何故でしょう?
多分TV番組(NHK)の刷り込みだと思います。

シロガネヨシ・白銀葭(葦)、西洋ススキ、白ススキ、オニガヤ・鬼萱などの和名があります。
いたってまともな発想ですね。



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3 コメント

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パンパスグラス (ポージィ)
2007-08-23 10:56:05
日本のススキとは一味違う魅力がありますね、この植物には。
白いふさふさした花穂に惹かれるのか、私は結構好きです。
悟郎さんが今年見つけられたこの株、すてきですね。
出始めの穂はこんな風にグリーン味を帯びているんですね。
まだ乾ききっていないみずみずしさが感じれれます。

私も想像の翼を広げてみました。広い広い空と乾いた大地に
点在する木たち、葉の細い草たち、そしてそこかしこで
風になびくパンパスグラスの白い花穂…
う、悟郎さんの影響かな、馬にまたがった人間も見えてきた…
野生馬の群れに修正してみました
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これは見事な! (noodles3)
2007-08-23 12:21:00
僕の場合、パンパグラスは大船植物園なんです。
しかし、そろそろタデ科諸君も動きだしているし……。

忙しいなあ。。。
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コメントありがとうございます (悟郎)
2007-08-24 02:14:22
★ポージィさん

そうですね。
ススキの良さは充分感じておりますが、パンパスグラスの魅力は、また別のものですよね。
花穂のボリュームには驚かされましたが、決して威圧的ではないんですよ。
柔らかさがあるからでしょうか。
それなりの株に出会ってみたいと思っていたので、このパンパスグラスを見つけたときから、花穂が出てくるのを心待ちにしていました。
欲かきついでに言わせていただくと、河原などで、風になびいているパンパスグラスを見てみたいです。
ススキの花穂も同じでしょうが、出始めはウエット感がありますよね。
これはこれで、美しいと思います。
あとは、枯れてしまってフワフワした状態のものを、待つといたしましょう(笑)。

想像の翼を、パンパ地方に広げていただきましたね。
馬、押し付けたみたいで恐縮です(笑)。
きっとTV番組の影響なんです。
北米にはカウボーイという職業は無くなったが、南米の草原では、今でもカウボーイがいる・・・とかなんとか(笑)。
彼らは、野生馬を追っかけているんでしょうね~~

★noodlesさん

大小ですが、5株ほどありました。
ほとんど初見に近い感覚で、ワクワクしちゃいました。

タデ科たちね。
確かにそんな季節になってきてますね。
頑張って追っかけて、接写の力をご披露ください。

忙しいですよ(笑)。
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