春の花たち、昨年よりも随分早くに開花していますのでね、早目にチェックしないと置いてきぼりにされちゃいます。
加速度的に春たちがやってきている気配、ビシビシ感じています。
すでにいくつかの早い春たちが登場しておりますが、これからも順次紹介します。
【クサノオウ・草王・草黄・瘡王】ケシ科クサノオウ属
もしかしたらと思い、マイ花マップの登録場所を覗いてみましたら、咲いていましたよ、クサノオウも。
2月5日の出会いです。
昨日アップした「アメリカオニアザミ」や「ヒメヒオウギスイセン」と同じくらい、クサノオウの開花にビックリしてもおかしくないんだけど、そうはしません。
本来は4~7月に花時期を迎えますが、ここのクサノオウは特別です。
特別に早く開花するのを、知っています。
寒かった昨年でも、goro’s 花 Diaryには2月28日に登場しておりますのでね。
石垣の隙間というなんとも劣悪な生育環境が与えられたことで、成長を促す熱量を確保しているためだろうと推測しております。
シーズンになると、石垣を隔てた車道側の植え込みのなかにもクサノオウが咲くのですが、今現在はロゼットの状態で地面に張り付き、来るべき春に備えております。
こちらが正常なクサノオウの姿です。
上からのアングルを撮るには
石垣をふたつ程登らなくてはいけません
左の指でしがみ付き
右手だけでカメラを操作するしかありません
結果、ブレちゃいました。
クサノオウは、日本各地の野原や路傍などに生育する多年草です。
ケシ科植物の多くがそうであるように、こちらも有毒植物です。
ゆめゆめ手出しをなされませぬように。
名前の由来につきましては、昨年の記事、「花時期の目安」をご参照ください。
早く咲くことがいいのかどうか、いささかの疑問はありますが、彼には彼の使命があるんだろうと、そう思うことにしましょう。
この石垣の他の住人を、一部だけ紹介します。
ヒメオドリコソウ
ムラサキケマン
「ウォールアート展」、結局企画倒れだったな。
開催するかもなんてこと、今年は言わないでおきましょう。
みなさん、気が早いですね!
クサノオウですか。ムラサキケマンソウもですか。
いくら暖冬とはいえ、おかしいですよね。
クサノオウって、有毒植物なのに生薬としても使われる時もあるんですね。
意外と有毒なのに薬って多いですね。
不思議です。
石垣の隙間から顔を出している健気さんたち、時々見かけていますが
アートと言ってあげられるものにはなかなか会えなくて(^^;)
石の蓄熱効果ってやっぱり大きいんでしょうね。
焼いた石が湯沸かしや料理に使われたりもしますし。
それにしても、温もりはあっても他の条件は必ずしもいいとは
いえないような石垣の隙間。頑張ってしっかり深く根を張るんだよ~
とエールを送ることにしています。
ほんと早咲きですね、これは!
昨日は鎌倉を巡り、一週間分ぐらいの釣果はありました。
ぼちぼち、忙しくなってきそうですね♪
陽当たりには恵まれた石垣だと思います。
歴史的な建造物ではありません。
この場所のクサノオウは、特別な存在です。
他ではまったくですから。
毒と薬は裏表の関係でしょう。
毒の力をうまく利用したのが、薬ですよね。
だから素人が無闇矢鱈に手を出してはいけないんですよ。
もとは毒なんですから(笑)。
★ポージィさん
ウォールアートのことは、ずっと気になっているんですよ。
この2年間、そこそこのアートを収集しています。
ただ発表に値するかどうかは、主観の違いということで(笑)。
今年も集めるには集めるんでしょうが、開催するかどうかは、わかりません。
なんせ花たちに追いまくられると、企画物は後回しになってしまいますのでね。
そんな季節に、突入しそうです~~
そうそう、焼いた石で料理もしますよね。
あの海鮮系の料理、やってみたいし、食べてみたいです~~(笑)。
毎年ここのクサノオウが早く咲き出すのは、あきらかに石垣のおかげですよね。
20株くらいのクサノオウがあるんですよ。
オンシーズンにんると、あまりの蓄熱の凄さに枯れてしまいますのでね、ここのクサノオウは、早く咲いてさっさと終りにしちゃ生き方を選んだんでしょうね。
この適応力こそが、植物の凄さです(笑)。
★noodlesさん
彼らがこの場所で生き続けるには、他より早く開花して結実しなくてはいけないんでしょうね。
早咲きも、彼らの戦術ですでしょうね。
1週間分、釣り上げましたか。
いやいや、確実に押してくれてますよ、花たちは。
いかにお蔵入りを少なくするか、頭の痛くなるような問題が、すでに始まっています~~