goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

20日、目黒川

2009年09月21日 | マイベンチ



大橋ジャンクション、工事中

快晴。
これぞ秋晴れ。

2年前の7月8日の日曜日決行したことのある目黒川下り。
久々にやってみることにしました。
大橋から河口の天王洲まで、東京湾を目指してひたすら下っていきます。
往路復路とも、基本的には進行方向左側通行。



12:02 
目黒川沿いに数多く設置されているベンチのなかで、ほぼ最上流部のものです。


大橋ジャンクションの屋上には庭園が作られ
一般に開放されることになっています



12:12
目黒川のベンチで、いちばん最初に座ったベンチです





中目黒公園

帰りに寄りますよ~~


この後が大変。
「目黒のSUNまつり」というイベントが開催されていて、目黒川沿いにある区民センターや田道広場公園、田道小校庭などはもちろん、橋の上にも模擬店が出ていました。
5000匹の「さんま」が振る舞われ、川沿いは1㎞を越えるような長蛇の列が出来たそうです。
なんでも最高で2時間待ちだったとか。

慌てて山手通りに回り、目黒通りを渡った先で目黒川沿いに戻りました。



12:32


「お休み石」のネーミングがいいですね


ここから山手線内に入ります



12:37




御成橋公園



新幹線
 


こどもの森公園



12:51


個人の寄贈のものもあるんですね



鎮守橋



品川橋


13:00 品川橋の上にある東屋


東海道、南品川宿


この後すぐ河口にお到着、東品川海上公園です。
そちらについては別記事にして纏めます。 

大橋を出発して、途中写真を撮ったり迷ったりしながら、ほぼ1時間ほどで到着です。
前回来たときより、川沿いの道が途切れる箇所が少なくなっています。
橋や通路でも工事中のところもありますので、将来的にはもっと散策しやすくなるでしょうね。


13:45 JAL本社ビル脇


モノレール
ここが目黒川を下って辿り着く運河です
橋の架け替え工事中で、眺めはイマイチでした

 

東品川海上公園で1時間あまりゆっくりしたあと、帰途につきました。



居木橋公園





大崎光の滝公園


14:43


すぐ後ろを山手線が通っています



15:02





15:05 

中目黒公園に帰ってまいりました。
30分ほどで園内を巡れど、花の成果はほとんど無し。

旧山手経由で帰宅。


19日、駒場方面

2009年09月20日 | マイベンチ


薄曇り。

ほぼ1ヶ月振りに駒場方面へGO!


東京大学駒場キャンパス

15:10






15:15

本日の外ごはん 小海老玉子丼




【ツルボ・蔓穂】ユリ科ツルボ属



【キクイモ・菊芋】キク科ヒマワリ属

咲き始めたばかりですのでね
こちらはイヌキクイモではなくキクイモだと思います
両者の違いは、花時期でしか判断していません


駒場野公園

15:31


公園内にバーベキューの炉が5つあります
いつかやってみたいな
焚き火だけでもいいんだけど・・・





シャクチリソバ・赤地利蕎麦】タデ科ソバ属



15:56





16:00





16:02

駒場野公園でいちばんお気に入りなのが、このベンチです。
落着くんだよね。


出藍の誉れ

2009年09月19日 | 09 花たち


今回の花とは先日紹介した「野草の小道」で出会いましたが、一緒には登場させませんでした。

珍しい山野草ということでも無いので、そのうちどこかでいつかは出会うことがあるだろうと、花との関わりが深くなって以来思っていました。
願いが叶って待望の初対面を果たすことが出来ましたのでね、単独で登場願うことにいたしました。

まず花を見ていただきましょうかね。


こちらなんですけどね。

なんだよ、この花なら知ってるよ、「赤まんま」だろうって、そう思われているかた、いらっしゃいませんか?

実際私も、小道をブラブラしていてこちらの花が目に止まったときは、やけに赤っぽいイヌタデだなと思いました。
ここまで赤いものはそう滅多に見られないから、取り敢えずカメラに収めておこうかって、その程度の思いでカメラを向けました。

しゃがみ込んでピント合わせをしようとしたとき、あれ、おかしいぞってね。
イヌタデとは様子が違うことに気が付きました。

葉っぱの形がね、イヌタデとはまったく違っています。
イヌタデの葉はもっと細くて斑点が入っているものが多いんだけど、こちらは幅広だし斑点もありません。

間違いありません。
goro’s 花 Diaryには初登場の、タデ科の新人さんです。

今年はタデ科の新人さんとして、ヒマラヤからやってきた「レッドドラゴン」こと「ペルシカリア ミクロケファラ」を8月の頭に紹介しましたが、それに続く新人さんと出会えるとは、誠に嬉しい限りです。

出会ってしばらくの間は、この新人さんはどなたなんだろうと思いながらシャッターを押していました。
しばらくして、もしかするとあのおかたかな、色々な花サイトでは前から見ていて、いつか出会えるだろうと思っていたあのおかたかな、そうだよあのおかただよ、あのおかたに違いないって、ほぼ確信しました。

確信通りだったタデ科の新人さんを、紹介いたしましょう。


【アイ・藍】タデ科タデ属

藍染めでお馴染みの「アイ・藍」の花です。
日本人なら誰でも知っている藍染めの藍は、可憐なピンクの花を咲かせるんですよ。
(白花もあることは、今回初めて判りました)

「アイ・藍」は「青色」に染める色素をもった様々な植物の総称ですが、狭義というか、単に「アイ」と言うときは、タデ科タデ属の植物を指します。 
タデ科の「アイ」にもいくつかの品種があることも、今回判ったことです。

日本に存在するアイの品種は、「小上粉(こじょうこ) 赤花、白花があり、最も栽培されている」、「小千本(こせんぼん) 青茎、赤茎があり、株が真っ直ぐに育つ」、「百貫(ひゃっかん) 大量に収穫できる事からの名だが、品質は劣ると言われる」などがあるWikipediaより)

30品種以上あるらしいですよ。
今回出会ったアイは、「小上粉(こじょうこ)」と呼ばれる品種でしょうね。
葉っぱも、長いの広いの丸いの卵型など、多様です。
もしかしたら今回のものは、「マルバアイ・丸葉藍」という品種かもしれません。
どちらにしても藍染めに利用されるアイに違いはありませんのでね、「アイ・藍」で差し支えありませんよ。


「アイ・藍」はインドシナや中国南部など東南アジア原産の1年草で、日本には飛鳥時代以前に、染料や薬草として中国経由でやってきました。
染色法も同時に導入されています。

江戸時代には日本各地で栽培されていましたが、阿波(徳島)で藍染めの技術が発達したことで、徳島は一大産地になりました。
明治になって「青」の含有量の多いインドアイが輸入されるようになり、その後は合成染料が一般的になり、アイの栽培は激減しました。
近年、自然素材に対しての評価が高まり、手作りの草木染め愛好者の増加や、環境に配慮したエコブームもあいまって、各地で天然藍の復活が見られるようです。

天然藍の加工は複雑で、微妙な技術と職人の「感」が必要とされています。

春に播種し、夏7月頃に刈り取った藍草の葉を乾燥させ、室に寝かせて水を加えて醗酵させ、これを乾燥しあるいは搗き固めて、藍または玉藍として保存する。
染液を作るには、藍または玉藍を藍甕へ入れ、アルカリ(灰汁または石灰)、水、および醗酵助剤として砂糖などを加え、40℃位に加熱しておくと発酵作用によって液中に還元酵素ができ、この作用で藍の葉に含まれた青藍が白藍となる。
これに布や糸を浸し取出して空気に曝すと白藍が酸化されて青い色が染着する。(新潮世界美術辞典)

植物の「藍」が、面倒なプロセスを経て藍染めの染料として染色されているということが、大まかなところはこの説明で判りますよね。

「アイ・藍」の名前の由来は、藍色染料の材料として栽培されたことから「青色(アヲイロ)」が略されて「アイロ」となり、そこから「アイ」になったとか、単に「青(アヲ)」が転訛したとか、植物の内部に青い汁が「居る」との意味の「青居(アオヰ)」からきているなどの説が言われれています。

「タデアイ・蓼藍」と呼ばれることもあります。


「青は藍よりいでて藍よりも青し」との慣用句は有名ですよね。
荀子による「勧学篇」のなかに書かれている言葉で、弟子(子)が師(親)よりも優れていることの喩えです。
青い色は藍から作り出すが、元の藍よりも鮮やかな青色をしていることに因みます。
出藍の誉れ」とも言われます。 


そう言えば「藍より青く」っていうNHKの朝ドラがありましたよね、真木洋子主演の。
大和田伸也がブレークしたのもこのドラマです。
本田路津子が歌ったドラマの主題歌、「耳をすませてごらん」は大ヒットしました。

♪耳をすませてごらん~~ のフレーズで始まる透明感のある高音が、耳に残っています。

ドラマは天草が舞台だったと記憶していますが、タイトル言うところの「藍より青く」は、「何」が「藍より青」かったんでしたっけ?
天草の海のことでしたっけ?


17日、両国国技館

2009年09月18日 | マイベンチ


両国国技館で九月場所5日目を観戦。
今年は初場所夏場所に続いて秋場所と、東京で開催された3場所すべてを観させていただきました。



【センニチコウ・千日紅】ヒユ科センニチコウ属



お茶屋(相撲茶屋)】
一番から二十番まであります
いつも五番のお茶屋さんにお世話になっています




13:40 本日のマイベンチ


この時間だとガラガラです
最後まで「満員御礼」になることはありませんでした




人だかりがあったので覗いてみたら
千代の富士こと九重親方がいました
人気は相変わらずです

お客さんに何か渡しています

日本相撲協会が8月31日に発表した「ハッキヨイ! せきトリくん」のクリアファイルを配っていました。
「大相撲への親しみを喚起し、子どもを中心にファン層を開拓する」のが、協会初の公式キャラクターの誕生のようです。
昨今のキャラブームではありますが、「せきトリくん」、無事お勤めを果たすことは出来ますかね。

慌てて並んで貰おうとしましたが、枚数に限りがあってゲット出来ず。




14:13


14:18


14:38






貴賓席



T田さんご贔屓の行司、秋治郎




白鵬、土俵入り



朝青龍、土俵入り



跳んだ! 安美錦



16日、代々木公園

2009年09月17日 | マイベンチ


快晴。
躊躇うことなく代々木公園へ。


15:49



16:11


写真中央がサルスベリの林です
年によっては見事な光景を見せてくれますが
今年はよくありませんでした



グロリオサ】ユリ科グロリオサ属
黄色のルテアが、まだまだ咲いています


カヤ・榧】イチイ科カヤ属



16:40

本日の外ごはん ジンギスカン丼


お土産だよって、K坊から貰ったんだけどね・・・


ある年齢から上の世代にとっては、懐かしいでしょう?
てなもんや三度笠」だもんね
まだ売ってたんだね





16:49



こんなに咲いちゃって、お彼岸まで持ちますかね