goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

出会い、成人の日の草花

2009年01月13日 | 09 花たち


クイズです。

美しく黄葉したこちらの植物は、一体何でしょうか?
普段は後ろにチラっと見えているように、緑の葉っぱです。
ただし現在では、ほとんどの株は地上から姿を消しています。

秋を代表する花で、今では休耕田を利用し日本各地に広大なお花畑が作られ、行楽の新しい名所になっているところもあります。

答えは後ほど。


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明け方の気温が今年最低との話題が連日伝えられています。
0℃近くにまで下がっているようです。

この連休中も寒かったですね。
陽射しは温もりそのものなので騙されてしまいますが、気温は上がりません。
日中温度が10℃を切ると、さすがに寒いです。

成人の日の午後には、東京の街にも雪が舞いましたよ。
降り始めは霙状態でしたが、そのうち白いものがはっきり見えました。
僅かな量だし、時間も短かったのでね、積もるなんてことはありませんでしたし、雪が降ったことにも気付かなかったかたもいらっしゃるでしょうね。

連休中の「出会いを求めて」の行き先は、代々木公園、駒場、中目黒方面です。
2日間巡った割には、いい出会いは少なかったかな。
想定通りだし、仕方ないですね、この時期は。

そんななか、出会った花たちを見ていただきましょう。
今回は草本たちを紹介いたします。


【キンポウゲ科の仲間】

ハイキンポウゲだとばかり思っておりましたが、
どうも様子が違うようです。
この先はフクジュソウをトップバッターに、
キンポウゲ科のスプリングエフェメラルたちが続々登場してくるはずです。
今年はいくつの儚き者たちとの出会いがあるのでしょうか。
楽しみです。


【ラナンキュラス ゴールドコイン】キンポウゲ科キンポウゲ属


【スイセン・水仙】ヒガンバナ科スイセン属


【ブロッコリー】アブラナ科アブラナ属 


【イソギク・磯菊】キク科キク属


【カワラナデシコ・河原撫子】ナデシコ科ナデシコ属

ひょっとしたら開花しないまま立ち枯れるんじゃないかと心配しておりましたが、
ちゃんと咲いてくれました。


【タカサゴユリ・高砂百合】ユリ科ユリ属

この時期タカサゴユリのこんな姿が見られるなんて、
常識的には考えられないことです。
こちらはどうでしょうかね、
ちゃんと咲いてくれるでしょうか?


【スミレ・菫】スミレ科スミレ属


【タチツボスミレ・立坪菫】スミレ科スミレ属

スミレたちは、それなりの頻度で咲いているのが見られます。


【タネツケバナ・種漬花】アブラナ科タネツケバナ属

タネツケバナにもいろいろな品種がありますが、
さてこちらは何でしょう。


【ホトケノザ・仏の座】シソ科オドリコソウ属


【ヒメオドリコソウ・姫踊子草】シソ科オドリコソウ属

今期第一号の姫踊子草です。
たくさんの姫たちが踊り出すのを見るのは、
今しばらく待つしかありません。


【ナツトウダイ・夏灯台】トウダイグサ科トウダイグサ属

東大構内のトウダイグサの仲間です。


さて冒頭のクイズの答えです。


コスモス・秋桜】キク科コスモス属

コスモスでした。

一部が赤く色付いているのは見た憶えはありますが、こんな風に黄葉しているのは記憶にありませんでしたね。
驚きとともに感動もありましたのでね、クイズにさせていただきました。


園芸種も野草たちも、じっと我慢のときです。
ひっそり咲いていることがありますのでね、ややもすると見落としてしまいがちですが、この時期はしっかり探し出して、積極的な出会いをするしかありません。