goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

皇居の花木

2009年01月25日 | 09 花たち



富士見櫓
こちらは明暦の大火の後(1659年)に再建されたもの。
江戸城の天守閣は、明暦の大火で焼失した後
再建されることがなかったので、
それ以後、江戸城のほぼ中央に位置していたこの富士見櫓を天守閣の代わりにした。


皇居東御苑は、皇居の東側にある広さ約21ヘクタール(約64,000坪)の庭園。
皇居全体の3分の1を占めています。
当地はかつての江戸城の本丸・二の丸・三の丸跡に位置し、少し離れた場所の西の丸を含めたエリアを江戸城といった。
緑豊かな雑木林に日本庭園や皇室関連の施設、江戸城の遺構などが残されている。
戦後、特別史跡に指定され、1968年から一般に公開されるようになった。
(Wikipediaの記事を加筆訂正しました)

東御苑には大手門、平川門、北桔橋門の3つ入り口があります。
家から一直線で東御苑を目指すとき、いちばん近いのは北桔橋門ですのでね、入退場はこの門以外でしたことはありません。
この時は日比谷公園経由でしたのでね、皇居の正面側(東京駅側です)を左に見ながらマイカーを飛ばし、大手門をスルーして竹橋側の平川門から入場しました。
江戸城登城のメイン玄関は大手門なんですが、ここからはまだ入ったことはありません。
それに気付いたおじさん、マイカーを漕ぎながら苦笑です。
まるで自分の人生そのものだよなってね。
意識的にも無意識でも、華やかな表玄関を避ける傾向があるんだよね。
だからといって裏口を探して、わざわざそこから入るということでもないんですけどね。
まあまあまあ、そんな馬鹿なことを思いながら平川門を潜りましたが、何だか新鮮でしたよ。
行き着く先は同じでも、入場門を変えるだけで、一瞬のワクワク感を手にすることが出来ました。

この1週間、皇居方面で出会った花たちを紹介してきましたが、今回で区切りをつけます。

東御苑と北の丸公園で見かけた花木の花たちを紹介いたします。

【ツバキ・椿】ツバキ科ツバキ属

花数が多い品種です。
1本の木に2種類の花が咲いていました。
外国のかた? でもなさそうですが・・・
改良種でしょうね。






こちらは侘助の仲間です。


【ボケ・木瓜】バラ科ボケ属

寒ボケは花盛りになってますよ。


ミイラになった木瓜の実です。


クロネコヤナギ・黒猫柳】ヤナギ科ヤナギ属

今年は銀猫を差し置いて、黒猫が先に登場です。
銀猫ちゃんたちとも、出会ってはいるんですけどね。


ウグイスカグラ・鶯神楽】スイカズラ科スイカズラ属

この時期は花数も少ないので、
こちらが見つけてあげないと、気付かれることなく咲いています。


シナレンギョウ・支那連翹】モクセイ科レンギョウ属

ほんとにパラ、パラでした。


アカバナミツマタ・赤花三椏】ジンチョウゲ科ミツマタ属

ここから開花までが長いのがミツマタたちです。
長い目で見てあげましょう。


【フキノトウ・蕗の薹】キク科フキ属

ここにもフフフがありましたけどね、
見るだけです。


【センリョウ・千両】センリョウ科センリョウ属

正月の活花には必須の赤い実です。
お見事な株です。