ほんとに寒いです。
足元から忍び込んでくる寒気と、必死で戦っています。
空気もカラカラだし、風邪には気をつけましょうね。
今回紹介する花は、カンザキアヤメの、いわば副産物です。
たまにしか通らない道ですのでね、カンザキアヤメを見に行かなかったら、こちらとの出会いは無かったでしょうね。
カンザキアヤメが取り持ってくれた花を紹介いたします。
【トリトマ】ユリ科クニフォファイア属
カンザキアヤメが出会わせてくれたとは申しましたが、こちらをチラッと見たとき、そのまま素通りしてしまいました。
待てよ、ちょっと感じが違うぞと思ってマイカーを停めたのは、10mばかり通り過ぎてからです。
この花色と形状でしょう?ここにもアロエが咲いているな程度の印象しかなかったんですよ。
今の時期、東京の街角のあちこちには、アロエの花が咲いておりますのでね。
アロエの花は、goro’s 花 Diaryでも紹介したばかりですのでね。
キダチアロエ
08/1/15の記事より再掲
トリトマ
念のためキダチアロエとトリトマとの花部を並べてみました。
お互い総状の集合花ですのでね、遠目に見るとよく似ています。
比べてみると両者の違いはよくわかります。
葉っぱがまったく違いますのでね、比べるべくも無いんですけどね。
トリトマの花とは、昨年の6月素敵な出会いがありました。
詳細につきましてはその時の記事、「とりとめのない話」をご覧になってください。
その記事中にも書いておりますが、あの時は花のアップ画像が撮れなかったので、今回じっくり見てみました。
じっくりとはいいましても車道での撮影ですのでね、すぐ側を車が通過します。
注意を払いながらほんの2~3分の撮影タイムです。
アロエのように、筒状花の先端が反り返ることはありませんね。
ところでトリトマの花期は一般には5~10月と記載されていますので、この時期に花が咲いているのは珍しいと思います。
そう思いながら調べてみましたら、東京では年を越してからでも咲いているのを見かけるとの記述がいくつかありました。
そう言われれば前回のトリトマの記事中にも、北海道でも露地植え出来るほどの耐寒性があると書いていますね。
とは言いつつ、この時期にトリトマの花が咲くのは珍しいには違いないんでしょうが、とんでもない出来事ということでもなさそうです。
もちろん、おじさんには初めての体験ですけどね。