JICAパワー

今日は　東京駒込病院で　狂犬病のワクチンを打ってきた。

みなさん　狂犬病の恐ろしさをご存知でしょうか。

狂犬病は　予防は出来ても　治すことはできない病気といわれています。
つまり　ワクチンを打たずに　狂犬病に感染してる動物に咬まれ　そのまま放置して発症してしまうと　よだれを垂らし　犬のような唸り声を発し　凶暴になり　最後には100％死んでしまう恐ろしい病気です。

しかも　予防接種を打っていても　咬まれた後　再度にワクチンを打たなければいけないのです。

うーん　やっかいだ。

で、狂犬病ワクチンを打ってきたのです。今日。

今　日本では　狂犬病ワクチンが不足しています。だから緊急性が高い曝露後（咬まれた後）接種を優先し、国内では曝露前（咬まれる前）接種を受け付けない病院が多いです。

けれど！

私はJICAでトンガに行く前　狂犬病ワクチンを3本打っているのです！
（狂犬病曝露前免疫は３本ワクチンを打って基礎免疫完了）

それから約3年経っていますが、たった1本追加するだけで免疫は持続するのです！
だから　1本だけなら　打ってあげましょう　ってことになった。

はあ。

ホント、JICA ってすげーわ。　活動終了後も　間接的にお世話になってます。

しかも　「JICAでワクチンを打ちました」って言うだけで　病院側もすぐ納得してくれる。　恐るべし　JICAパワー。

でも　病院って　なんか怖い。しかも予約したのに　「予約入ってませんけど？」と冷たくあしらわれ　「予約されてる方優先にしますからね！」とも言われ、ションボリして自分の順番を待つ。

ようやく呼ばれて　診察室に入ると

いーーーーーーーーーやーーーーーーーーしーーーーーーーーーー

そこは　癒しの空間だった。

なんと　「でんじろう先生」そっくりの医師2名が　優しく対応してくれたのだった。

ポーニョポーニョポニョ　さかなのこーー　って感じ。

でも　狂犬病ワクチンは　やっぱ痛かった。

そして　そのお値段。

1万2千円也

チーーーーーーーーン

はい。ここでもう一度。

JICAパワーはすごい。すばらしい。

私は　トンガに行く前　狂犬病を含む5種類のワクチンを打ちました。
一本で済むものもあれば　狂犬病ワクチンのように何回か打たなくてはいけないものありました。

費用は・・・5万を超えてたでしょう。だって予防接種って保険きかないんだもの。

それを　JICAが支払ってくれてたんですよ。

長野での3ヶ月の訓練期間、毎週一回は何かの予防接種があって　「いたいよー」と不満を漏らしていた私。アホッ！！　自腹きるほうが　よっぽどいたいっつの。

JICAは　すごいよ。

逆いうと　私は　JICAで派遣され　とても楽をしていました。

金銭面　安全面　健康面で　心配することは　ひとつもなかったのですから。

確かに　日本語教師はJOCVの中で一番倍率が高いから　合格するまでホント大変だったから　違った意味で苦しかったけど。

でも　海外の日本語学校に就職している人、ほんと　すごい。

仕事は同じなのに、この待遇の違い。。。。

JOCVとして2年間海外で勤務して満足してたら　そうとう勘違いだわ。

民間で働いてこそ　真の「海外勤務」だろうよ。そうだろうよ。

なめてました。　ごめんなさい。　

JICAパワー　今までありがとう。　これからは　自力でがんばります。

帰りに　１００均ショップに寄ったら　おじさんが　ブリブリブリーーーーッとおならしてた。しかも3回ほど。しかも　ナイスボリューム。3回目は　ブリッ　だけだった。あまってたのを　出したって感じだった。おじさんは　おならした後　何回か後ろを振り返っていたから　なんとか目が合わないように　私は「聞いてませんでしたよー」オーラを出しておいた。
いやはや、あっぱれ　おならおじさん。
おじさんのその勇気に　私が勇気付けられた。
ありがとう　おならパワー

私ももっと　大胆にっ！！