田中氏は福島県出身で、退任後は同県飯舘村に住む予定という。「(規制委での経験を)福島の復興に役立てられたらいいと思う」と話した。公の組織の官僚は、このような高い理念を持ってほしいと思う。全て国民の血税で仕事をさせて頂いているとの気持ちを持ち続けてほしいと思う。是非ご経験を福島の為に役立ててほしい。
<原子力規制委>5年の任期中 一点も曇りなし…田中委員長
原子力規制委員会の田中俊一委員長は20日、退任前最後の記者会見を開いた。任期の5年間を振り返り「心掛けたのは、独立性と透明性を保つこと」と述べ、「科学的、中立的に判断し、理念に基づいてやってきたことには一点の曇りもない。そこは堂々と誇れる」と強調した。
その一方で、「福島の事故を経験した国民が、(原子力に対する不信感を)そんな簡単にぬぐい去れるものではない」と厳しい見方も示した。
田中氏は日本原子力研究所副理事長や原子力委員長代理などを歴任し、2012年9月の規制委発足と同時に初代の委員長に就任。事故を起こした東京電力福島第1原発の教訓を踏まえた新規制基準の策定や、それに基づく原発の審査などを進めた。
田中氏は福島県出身で、退任後は同県飯舘村に住む予定という。「(規制委での経験を)福島の復興に役立てられたらいいと思う」と話した。【柳楽未来】
<原子力規制委>5年の任期中 一点も曇りなし…田中委員長
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