インド、月探査機15日に打ち上げ 着陸成功なら4カ国目 宇宙開発強化で「大国入り」目指す
インドの月面探査機「チャンドラヤーン2号」を搭載するロケット(インド宇宙研究機関公式サイトより)その他の写真を見る(1/2枚)
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【シンガポール=森浩】インドは15日、無人月面探査機「チャンドラヤーン2号」を打ち上げる。9月6日に月の南極付近に着陸する予定で、成功すれば米国、ソ連、中国に次いで4カ国目。インドは経済成長とともに国際的な存在感も高まる中、宇宙開発を強化し、月面着陸を実現させることで大国の仲間入りを果たしたい考えだ。
チャンドラヤーン2号は、月周回機、着陸機、探査車で構成される。インドが月探査ミッションを実施するのは2回目で、探査機着陸を試みるのは初めて。月の南極付近にある太陽光がまったく当たらず、氷の状態で水が存在することが指摘される「永久影(えいきゅうかげ)」の探査を目指す。チャンドラヤーンとはヒンディー語で「月への乗り物」を意味する。
プロジェクトを指揮するインド宇宙研究機関(ISRO)は今回の探査について、「月の南極への着陸は世界初となる。得られる発見はインドと人類に寄与するだろう」と説明する。
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