白山火山帯

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独仏、WHOの財務・権限強化を提言 コロナ禍で脆弱性=内部文書

2020-08-20 04:43:00 | 日記

独仏、WHOの財務・権限強化を提言 コロナ禍で脆弱性=内部文書

独仏、WHOの財務・権限強化を提言 コロナ禍で脆弱性=内部文書

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、これまでも指摘されてきた世界保健機関(WHO)の財務面、権限面での脆弱性が露呈したことを受け、独仏がWHO強化に向けた提案を行うことがロイターが入手した内部文書で明らかになった。ジュネーブで5月撮影(2020年 ロイター/DENIS BALIBOUSE)

(ロイター)

[ベルリン/ジュネーブ 19日 ロイター] - 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、これまでも指摘されてきた世界保健機関(WHO)の財務面、権限面での脆弱性が露呈したことを受け、独仏がWHO強化に向けた提案を行うことがロイターが入手した内部文書で明らかになった。 

関係筋によると、独仏の提案はWHOで9月中旬にも討議される可能性があり、両国は「米国から中国に至るまで」幅広い国の賛同を得ることを目指している。

内部文書はWHO改革を巡る討議に参加している外交官の間で共有されているもの。独仏は、感染症の世界的拡大防止や感染が拡大した場合の各国政府に対する支援などの責務を担うWHOには充分な資金と法的権限が備わっていないと指摘。「現在発生しているパンデミック(世界的な大流行)に限ったことではないが、WHOには責務達成に充分な能力が備わっていないことが明らかになっている」とした。

独仏は7ページの文書で、10項目の改革事項を提案。「WHOの全般的な予算は2年間で約50億ドルと、地域の大きめの病院と同程度にとどまっている」とし、予算のうち加盟国が拠出するひも付きでない部分は全体の5分の1にすぎず、残りは「目的が厳しく限定される短期的な献金」で構成されていると指摘。緊急事態に対応するために、より強固な予算の確保が必要と訴えたほか、パンデミック発生中に資金を調達する必要に迫られれば、WHOの独立性が一段と損なわれる恐れがあるとも警告した。

また、感染拡大が発生した際にWHOの専門家が迅速に独立調査を行えるようにする必要があるとも提言。 危機の監視を行う専門家グループのほか、WHOの改革を進める専門家パネルの創設も提案した。

独仏共同文書について、独政府当局者は「ドイツは他の国と提携して改革を進めることを望んでおり、さまざまなレベルで協議が進められている」と述べた。仏保健省からコメントは得られていない。WHO報道官はこの件に関して提供できる情報はないとした。

小惑星が上空3000キロを通過 観測史上最接近 NASA

2020-08-20 03:23:00 | 日記

小惑星が上空3000キロを通過 観測史上最接近 NASA

小惑星が上空3000キロを通過 観測史上最接近 NASA

観測史上最も地球に接近した小惑星「2020 QG」。米航空宇宙局(NASA)、ジェット推進研究所、ZTF、カルテック・オプティカルオブザバトリーズ提供(2020年8月18日提供)。(c)AFP PHOTO /NASA / JPL-CALTECH / HANDOUT

(AFPBB News)

【AFP=時事】米航空宇宙局のジェット推進研究所は18日、SUV(スポーツ用多目的車)ほどの大きさの小惑星が、地球の2950キロ上空を通過したと発表した。小惑星としては、これまで観測された中で最も近い距離だという。

 発表によると「2020 QG」と名付けられた小惑星は、仮に地球と衝突していたとしても、大気圏内で分解され、空中で火球か隕石(いんせき)になっていたため、被害が出る可能性は低かった。

 直径3〜6メートルほどの小惑星は、グリニッジ標準時16日午前4時8分(日本時間同日午後1時8分)に、インド洋南方の上空を秒速約12.3キロで通過。多くの通信衛星が周回する高度3万5000キロの静止軌道よりもはるかに低い高度だった。

 JPLによると、同程度の大きさの小惑星は年に数回、今回と同じような距離で通過している。だが、地球に直接向かってくる場合は大気圏内で爆発するため記録できるが、それ以外は難しいという。

 例えばロシアのチェリャビンスクで2013年、全長20メートルほどの隕石が空中で爆発。数キロにわたり窓が粉砕され、約1000人が負傷した。

 NASAは、地球にとって実際に脅威をもたらす可能性がある直径140メートル以上の小惑星の監視を任務の一つにしているが、NASAの機器ではこれよりも小さい小惑星の追跡も可能だという。 【翻訳編集】AFPBB News