白山火山帯

人は、老若男女問わず、時として病に侵されたり死に至ります。
頂いた命に日々感謝して過ごしたいと思います。

首里城、スプリンクラー検討せず 国・沖縄県・指定管理者で責任定まらず

2019-11-02 13:28:28 | 日記

首里城、スプリンクラー検討せず 国・沖縄県・指定管理者で責任定まらず

首里城、スプリンクラー検討せず 国・沖縄県・指定管理者で責任定まらず

沖縄タイムス

(沖縄タイムス)

 首里城の火災を受け、沖縄美ら島財団の花城良廣理事長は1日の記者会見で、スプリンクラーの必要性を問われ「設置義務があったかどうかは、私どもは関係しない」と述べた。その上で「県、国を含めて検討するところ」と述べ、財団を含めた三者で話し合うべき課題との認識を示した。火災を巡っては1日時点で出火原因が特定されておらず、責任の所在が定まっていない。

 花城理事長は消火体制の妥当性を「(既存の)設備を前提に、県から指定管理を受けているので、これを最大限に活用して対処する」のが財団の立場だと説明するにとどめた。

 首里城正殿などの有料施設は、2月に国から県へ管理が移管された。県も、本紙取材に「国からスプリンクラー設置の検討など、追加の防火設備の話はなかった」と説明。現段階では、スプリンクラーの設置を検討していない。

 首里城の運営は、指定管理者の財団が担っている。県によると設備点検は、消防法に基づき財団が実施し、県へ報告している。

 県によると「5月と7月に報告があり、いずれも異常は認められなかった」という。

 防火訓練や消防計画の策定も財団が担い、県が確認することになっている。

 県都市公園課の担当班には、機器の専門的知識を持つ、電気技師と機械技師が1人ずつ所属している。

 県幹部は、出火原因が法的な不備や設備の点検不足などに該当しない不可抗力だった場合、責任の所在は「誰にもないのではないか」との認識を示した。


がん闘病中の大林宣彦監督「あと3000年、映画を作りたい」

2019-11-02 13:26:53 | 日記

がん闘病中の大林宣彦監督「あと3000年、映画を作りたい」

がん闘病中の大林宣彦監督「あと3000年、映画を作りたい」

大林宣彦監督 【報知新聞社】

(スポーツ報知)

 日本を代表する映画監督で、がんの闘病中の大林宣彦氏(81)が1日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画「海辺の映画館―キネマの玉手箱」(来年4月公開)の舞台あいさつに出席し、「あと3000年映画を作りたい」と宣言した。

 2016年8月にステージ4の肺がんで余命3か月の宣告を受けて3年。車いすで登場した大林監督は第32回東京国際映画祭から特別功労賞のトロフィーを贈られ、「文化に対する貴重な功労賞をいただきました。重いですよ。ありがとうございます」と感謝。「“映画は学校”と言いまして、お客さんが体を入れ替えて、人生を学ぶことができるんです」と語った。

 映像の魔術師による魂の叫び。「未来のことは誰にも分かりません。あと2000年、3000年と映画を作りたい。そうでないと私が映画を作っている意味がありません」。映画への情熱や平和への希望があふれ出して「あの戦争を知っている私が、戦争を知らない人たちのためにも映画を作りたい。自由を守るのは難しいですが、やり遂げなければいけません」。観客から拍手を受けると「映画は素晴らしい! ありがとう」と力を込めた。


子どもからは「じじ先生」 猛烈社員が65歳で保育士になったワケ

2019-11-02 12:43:00 | 日記

子どもからは「じじ先生」 猛烈社員が65歳で保育士になったワケ

2019/11/02 08:00AERA dot.

子どもからは「じじ先生」 猛烈社員が65歳で保育士になったワケ
高田勇紀夫さんは『じーじ、65歳で保育士になったよ』という本も上梓した (撮影/伊ケ崎忍)
(AERA dot.)
「人生100年時代」をどう過ごすか。総務省調べによると、昨年の65歳以上の就業者数は862万人。就業者総数の12.9%と過去最高になった。どんな仕事に就いたら、満足度の高い第二の人生を送ることができるのか。現役時代と全く違った分野に飛び込んでしなやかに活躍する人たちもいる。

*  *  *
 65歳で保育士になり、都内の認可保育所で働いて3年目なのは高田勇紀夫さん(67=豊島区)だ。

「まさか自分が保育士になるなんて、4年前まで想像もしていませんでした」

 2015年の秋、新聞で保育所の待機児童に関する記事を読んだのが発端だ。

 保育所の数が大幅に足りない。子どもが保育所に入れないため、働けない母親が大勢いる。最初から出産を諦める夫婦までいる──。そう報じる記事だった。その日から待機児童問題を意識し、新聞や雑誌に目を通す。若い親たちの悲痛な声が聞こえてきて、それほど深刻な問題になっているのかと衝撃を受けた。「保育園落ちた日本死ね」という言葉が、新語・流行語大賞のトップ10に入る前年である。

「微力ながら待機児童問題の解決の一助になりたいと思ったんです」

 妻に打ち明けると、「あなたに務まるはずがない」とにべもなかった。無理もない。高田さんは、定年まで日本アイ・ビー・エムの猛烈社員だった。部下100人を持つ部門長まで昇った。若い頃、育児は専業主婦の妻に任せっきりだった。「夜泣きの子をあやしたこともなかったでしょ」と言う妻にぐうの音も出なかったが、「だからこそ、家族への贖罪(しょくざい)の気持ちを込めて、保育士になる」。

 国家試験に受からなければならない。比較的安価な通信講座を利用することにし、段ボール箱いっぱいの教材が届いたのが、15年12月。翌16年4月の試験で保育原理、児童家庭福祉、子どもの食と栄養など全9科目に合格することを目標に「1日にテキスト10ページをマスターする」と計画を立て、連日8時間近く猛勉強した。

 2科目を落としたが、同年10月の2度目の試験で合格。言語表現、造形表現の実技試験は、懸命の努力の甲斐あって一発合格。17年1月に合格通知を受け取った時、「武者震いした」そうだ。資格取得までにかかった総費用は11万円強。

 すぐに、人材仲介会社を通じて勤め先を探した。パソコンのサイトに年齢を登録しようとすると、「60代」の選択肢がなく、アプローチできなかった。そこで、紙の履歴書に、経歴と保育の仕事への熱意を綴(つづ)った自己紹介文を書き、郵送した。結果、第1志望の保育所への就職が決まった。体力などを考慮し、週3日、8時から17時までの勤務だ。

「今? 3、4歳のクラスの副担任で、『じじ先生』と呼ばれて人気あるんですよ(笑)。登園してきた子が飛びついてくる時、『一緒に遊ぼう』とせがまれる時、その子が嫌いだった野菜を昼食で食べられた時、保護者から信頼されていると感じる時……。ジーンとくる瞬間がしょっちゅうです」

 勤務している保育所では総勢約20人の保育士の中で飛び抜けて年上。やりにくいことはないかと尋ねると、高田さんは「今はないですね」と即答し、こう続けた。
「経験は生かすが、プライドは捨てましたから」

 上司は20代の女性だ。新任の頃、教室の中央で子どもと遊んでいると、いきなり「その立ち位置はダメ。(教室の)角へ行って」と指示された。カチンときたが、「真ん中にいると片側しか見られず、死角ができる。角なら教室全体を見守れるという理由だと後で分かり、納得しました」。

 自分は部下に指示する時、理由を先に述べるなど配慮してきた。しかし、若い彼女らの物言いはストレート。「私はニューカマーなのだから、つべこべ思わず受け入れよう」と割り切った。それが、プライドを捨てることだった。

 高田さんは、「健康である限り、保育士を続けたい」ときっぱり。さらに、働く中で見えてきた保育士らの婚活問題に寄与できる仕組みを作ろうと、新たな取り組みを始めている。(ノンフィクション・ライター 井上理津子)

※週刊朝日  2019年11月8日号


「エエッ」「予約金は?」「そもそも不信感」試験延期に衝撃

2019-11-02 08:11:07 | 日記

「エエッ」「予約金は?」「そもそも不信感」試験延期に衝撃

【英語民間試験延期へ】会見に臨む萩生田光一文科相=1日、東京・霞が関の文科省(古厩正樹撮影)【英語民間試験延期へ】会見に臨む萩生田光一文科相=1日、東京・霞が関の文科省(古厩正樹撮影)

 

 来年度からの大学入学共通テストに導入予定だった英語の民間検定試験。文部科学省が1日、突然延期を発表したことに、高校現場では衝撃が走った。試験日程や会場が決まらないなど準備不足が指摘されていたこともあり、高校生や教員からは「振り回された」「ほっとした」などの声が上がった。

 「朝のニュースで流れたとたん、職員室内が『ええっ』とどよめいた」

 鹿児島県の県立高校の男性教諭(45)は、出勤直後に延期を知った。「嘘でしょ」とつぶやく教諭もいたといい、「昨日まで生徒に英検などの説明をしてきたのに」と動揺する。

 1日は受験に必要な「共通ID」申し込みの開始日だった。英語教育に力を入れる大阪府内の私立高校の英語教諭(55)は「きちんと準備をしてきたのにこんな結果になるとは…」と戸惑いを隠せない。

 一方、延期を評価する声もある。大手予備校の駿台予備校の担当者は「より良い制度設計のためにもやむを得ない」と話す。東京都立進学校の英語教諭(45)も、「延期を無駄にせず、授業研究を重ねなければ」と前向きにとらえる。

 受験予定だった高校2年生や保護者からも、賛否の声が上がっている。

 来年度の英検を予約した東京都内の私立高2年生(17)は、「勉強してきたことは無駄にならないけれど、受験準備をゼロから考え直している同級生もいる。英検の予約金の返金がどうなるのか知りたい」。大阪府内の私立高2年生の母親(49)は「娘も私も振り回された」と話しつつ、「全体の仕組みが決まらないのに話だけ進んでいるように見えた。まずはほっとした」と胸をなで下ろした。都内の私立高2年生の母親(53)も「そもそもの仕組みに不信感があった。見送りでよかった」と決定を歓迎した。

 

 

 これに対し、準備を進めてきた民間試験の実施団体は、突然の延期決定に動揺を隠せないようだ。

 英検などを運営する日本英語検定協会の担当者は、「今後、文科省から事情説明を受けて協議する必要がある。文科省には対象となる受験者が戸惑わないような対応を願うばかりだ」と求めた。「GTEC(ジーテック)」の試験会場の設置地域を10月31日に発表したばかりのベネッセコーポレーションも、「来年度の開始に向け準備を進めてきたので、非常に残念」とコメントを出した。


トランプ氏、NYから「居住地」変更 富裕層優遇の州に

2019-11-02 08:00:41 | 日記

トランプ氏、NYから「居住地」変更 富裕層優遇の州に

トランプ氏、NYから「居住地」変更 富裕層優遇の州に

トランプ米大統領が長年住む、マンハッタンの「トランプ・タワー」の前に立つ警察官=ニューヨーク

(朝日新聞)

 トランプ米大統領は31日、「居住地」をニューヨーク州からフロリダ州に変更したとツイッターで明らかにした。トランプ氏はニューヨーク出身で、マンハッタンの高層ビル「トランプ・タワー」を正式な居住地にしてきたが、「毎年税金を何百万ドルも払っているのに、市と州の政治的な指導者からひどい目にあってきた」ことが理由という。

 ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏は9月下旬、フロリダ州パームビーチの別荘「マール・ア・ラーゴ」を主たる居住地に変更する届け出をしたという。届け出の書類ではホワイトハウスも「居住地」としているが、トランプタワーは「以前の居住地」となっている。

 フロリダ州はニューヨーク州と異なり、州の所得税がないなど、富裕層が優遇されている。また、ニューヨーク州は民主党が強く、特にニューヨーク市内ではトランプ氏も不人気だ。一方、フロリダ州は共和党と民主党が競り合っており、大統領選の結果にも影響する「スイングステート」の一つ。トランプ氏もフロリダ州で選挙集会を開き、つながりを強調している。

 トランプ氏の表明を受けて、ニューヨーク州のクオモ知事はツイッターで「いい厄介払いだ。トランプ氏がここで税金を払っていたわけでもないし。フロリダにくれてやる」と歓迎をした。(デモイン=土佐茂生)