白山火山帯

人は、老若男女問わず、時として病に侵されたり死に至ります。
頂いた命に日々感謝して過ごしたいと思います。

「大嘗宮の儀」15日未明に終了 令和の安寧祈られる

2019-11-15 08:24:00 | 日記

「大嘗宮の儀」15日未明に終了 令和の安寧祈られる

2019/11/15 06:20FNN PRIME

「大嘗宮の儀」15日未明に終了 令和の安寧祈られる
「大嘗宮の儀」15日未明に終了 令和の安寧祈られる
(FNN PRIME)
皇位継承にともなう重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的な儀式、「大嘗宮の儀」が、14日の夕方から15日未明にかけて行われた。

「大嘗宮の儀」は、皇居・東御苑に建てられた大嘗宮で行われ、15日午前0時半ごろ、ほのかな明かりの中、陛下は最も格式の高い白い装束に身を包み、皇位のしるしである「剣」と「勾玉(まがたま)」をともない、「主基殿」へと進まれた。

皇后さまも、「おすべらかし」に髪を結い、純白の十二単姿で「帳殿」と呼ばれる建物に入り、拝礼された。

陛下は「主基殿」の中で、新米などを神々に供え、自らも口にし、五穀豊穣(ほうじょう)や国民の安寧(あんねい)を祈られ、午前3時15分ごろ、儀式は終了した。

これに先立ち14日夜、「悠紀殿」でも同様の儀式が行われ、およそ6時間に及ぶ重要な祭祀を終えた両陛下は、午前4時すぎ、皇居をあとにされた。

儀式には、安倍首相や三権の長など425人が参列し、16日と18日には、両陛下が参列者と食事を共にされる「大饗の儀」が行われる。


熊本地震で壊れた観音さま、本堂に戻る 益城町の千光寺

2019-11-15 05:05:00 | 日記

熊本地震で壊れた観音さま、本堂に戻る 益城町の千光寺

2019/11/14 20:30熊本日日新聞

熊本地震で壊れた観音さま、本堂に戻る 益城町の千光寺
3年5カ月ぶりに千光寺へ戻った観音像=益城町
(熊本日日新聞)
 熊本地震で壊れた益城町下陳の龍池山千光寺の「木造千手観音菩薩[ぼさつ]立像」(町指定文化財)が14日、修復などを経て、3年5カ月ぶりに戻った。住民らは「お帰りなさい」と手を合わせて迎え入れた。

 室町時代創建の千光寺は、本震で山門と本堂が全壊した。観音像は鎌倉時代に作られたとされ、高さ272センチは県内最大級。地震では足元から倒れ、腕が折れるなどした。

 住民が修復費用を募り、住友財団(東京)の助成を含め約950万円を用意した。福岡県糸島市の仏師が約2年がかりで修復。その後は、修復された文化財などを展示する県立美術館(熊本市)や九州国立博物館(福岡県太宰府市)の企画展に出されていた。

 観音像は厳重に梱包[こんぽう]された状態で再建した本堂に運び込まれ、集まった住民らは慎重に進む設置作業を見守った。修復に奔走した地元の小路洋一区長(67)は「観音像は地域にとって心の支え。100年後も200年後も見守ってほしい」と感慨深げだった。

 17日にはお披露目の落慶式が開かれる。(立石真一)


大嘗宮の儀、厳かに 即位行事「大嘗祭」の中心的儀式

2019-11-15 01:35:00 | 日記

大嘗宮の儀、厳かに 即位行事「大嘗祭」の中心的儀式

2019/11/14 21:38毎日新聞

大嘗宮の儀、厳かに 即位行事「大嘗祭」の中心的儀式
「悠紀殿供饌の儀」のため、祭服を着て大嘗宮の悠紀殿に進まれる天皇陛下=皇居・東御苑で2019年11月14日午後6時34分(代表撮影)
(毎日新聞)
 天皇陛下の即位に伴って行われる皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が14日夕から、皇居・東御苑の大嘗宮で行われた。陛下は非公開の建物内で、古式にのっとり、国と国民の安寧や五穀豊穣(ほうじょう)を祈られた。15日未明まで続く儀式には、安倍晋三首相ら三権の長や各界代表ら510人が参列した。

 儀式は、皇室が祖とする天照大神(あまてらすおおみかみ)などに新米をはじめとした「神饌(しんせん)」を供えるなど宗教色が強い。憲法に基づく国事行為ではないが、政府は平成時(1990年11月)と同じように「公的性格がある」として宮内庁予算の「宮廷費」から約24億4000万円を支出する。

 新たに建てられた大嘗宮は、東西89・7メートル、南北88・15メートルの敷地に大小約30棟が左右対称に並ぶ。陛下は、北端にある廻立殿(かいりゅうでん)で身を清め、最も重要な神事に着る御祭服(ごさいふく)と呼ばれる白の装束に着替えて回廊を進み、午後6時35分ごろに前半の儀式が行われる東方の悠紀殿(ゆきでん)に入った。

 悠紀殿は東西8・1メートル、南北13・5メートル、高さ10・2メートルの木造建物で、内部は外陣(げじん)と儀式を行う内陣に分かれる。外陣には皇位の証しとされる三種の神器のうち剣と璽(じ=まが玉)が置かれ、内陣には東日本から占いで選ばれた栃木県高根沢町で収穫された「とちぎの星」を蒸したご飯や酒、海産物、果物などが運び込まれた。

 宮内庁などによると、陛下は内陣で天照大神が座るとされる神座に向かい合う御座に腰を下ろし、カシワの葉で作った皿に米などを箸を使って供え、祈りのためのお告文(つげぶみ)を読み上げた。自らも米や酒を口にする直会(なおらい)を行い、儀式は3時間近くに及んだ。

 内陣で儀式に臨むのは陛下と采女(うねめ)と呼ばれる女官だけだ。皇后雅子さまは白い十二単(ひとえ)を身に着け、悠紀殿近くの帳殿(ちょうでん)で拝礼した。秋篠宮さまは小忌幄舎(おみあくしゃ)、秋篠宮妃紀子さまら女性皇族は殿外(でんがい)小忌幄舎で拝礼した。安倍首相ら参列者は幄舎で見守った。

 後半の儀式は悠紀殿と同じ構造の主基殿(すきでん)で15日午前0時半ごろ始まり、西日本から選ばれた京都府南丹市の米「キヌヒカリ」などを陛下が供え、前半と同じ所作が行われる。

 皇室は毎年11月23日、皇居内の神嘉殿(しんかでん)で新嘗祭(にいなめさい)を行っている。即位した天皇が最初に行う際は大嘗祭として実施し、飛鳥時代の7世紀後半に始まったとされる。新嘗祭は皇室の私的な宗教行事として、天皇家の私的活動に使う「内廷費」でまかなわれている。【高島博之、和田武士】