クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名獅子岳からの景観 R--4 -10-11

2022-10-13 07:10:53 | 榛名山麓
漸く好天に恵まれたが生憎の事に午後に所用が出来て
15時には確実に在宅していなくてはならない
羽目になった。
マゴマゴしている内に早くも10時、こうなると行先は
極めて限定的で「榛名・獅子岳」の展望ハイクに決めて
軽装で出発、榛東・伊香保経由で榛名へ。
r-33のカーブ15でドリフト・走り屋対策の路面の
うねりを過ぎて間もなくカーブ17の蛇ヶ岳林道
入口の幅広スペースに巡回車出入りの邪魔にならぬ
ように隅に寄せて駐車。



この林道は整備が行き届いているので歩き易い。



約1kmで五万石登山口の一つを見るがここは登山道と
云うより植林地の作業用らしき踏み跡。斜面にぶつかり
北上して登山道に合流するだけ。



その僅か先の「山火事注意」看板の所がホントの
登山道入口。今日はパス。



ここから林道は左旋回して蛇行しながら約0,5kmの下り道。



左斜面に崩落復旧のコンクリート吹き付け。



そしてこの道標の小尾根が峠道の尾根だが道が
見える訳でもなく林道を通した尾根カットの崖状なので
直登は不能。



左脇のくぼを少し登ってから



右の小尾根を跨ぐ獣道程度の薄い踏み跡を辿る。



小尾根を跨ぐとこんな峠道が急斜面に張り付く
ように蛇行して伸びていく。谷側の路肩が崩れ気味で
やや緊張。


20分も掛けて比高約50mを登り切ると峠に到着。
ここは獅子岳と伯耆山の鞍部だが乗り越し道が
明瞭なので爺イの感覚では「峠」。



左(東)のルートが伯耆山への尾根。山頂までの
比高は約140m、蛇行無しの一本尾根なので
迷う心配は皆無だ。



反対の右(西)は獅子岳への尾根。いきなりの
急登だが落葉の堆積さえ注意すれば問題なし。



この岩の間を抜ければ左へ湾曲の尾根に立てる。



露岩の多い尾根道だが傾斜は緩い。



こんな見慣れたブルーの目印テープも。



突然右手にオットと声が出る景観、何時も
見る角度と違う短冊形の烏帽子が紅葉樹の
間から見えた。
未だ周辺の山の紅葉気配はないのに偶々
此処だけ紅葉樹があったのは幸運。



尤も角度による変身はこの水沢山には敵わないが。



その右には「小野子三山」が高根から見るより
はっきり。



北にはさっき脇を通過した五万石。



気が付くと目の前に小さな透明アクリル板の
標識。そのままでは素通しで画像にならない
のでカメラカバーを差し込んで撮る。



但し、国土院の地形図には山名記載はないが
「榛名町誌」のP.33、「榛名火山の地形と地名」には
[獅子岳」との記載があることもご承知ありたし。



そんなことをしている間に左を見ると獅子岳の
真横に来ていた。この画像では立派な岩峰に
見えるが



南に回り込んで一人分程度のテラスからみると
一つの岩の塊。



岩の奥の細枝に標識がもう一つ。



岩に寄りかかって本日の爺イ。



角度は広くないがここの景観は低山としては
旭岳に次いで気に入っている。誰も来ない
陽だまりでのんびりするのも心休まる。




南に向かう乗り越しの峠道。これを延々と辿って
蛇ヶ岳を西麓から乗り越してヤセオネ峠に行くのも
一興だが今やそんな体力はない。



峠から北に下って林道に向かう。



僅かの時間で林道着。ここから五万石入口までの
0,5kmの登りが年寄りには厄介だ。帰路は下り
だけが助かるのだが往路に楽をいているから
その付けだな。



途中で栗のイガが沢山落ちていたが中身は殆ど無く
地表の枯葉に埋もれている落下した栗の実は
ドングリと間違うほどの小粒。自生の山栗とは
こんなものだったのか。



一体、中身拾っているのは人間?野生動物?
残骸を蹴飛ばしながら無事に県道着。
なんとか予定時間までに帰宅できた。



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