クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

藤岡の三角点探訪(1) H-21-12-14

2009-12-14 21:26:16 | 三角点・宮標石その他標石
先日の神流合戦跡の探訪に繋がって今日は藤岡の三角点を
一回り。藤岡市の管轄三角点は鬼石町との合併で49ヶ所だつた。
だが、一ヶ月前に爺イが国土院リストの間違いを発見して指摘した
ので正確には48ヶ所と修整されている。以下の文書。

「ご指摘の二等三角点「大桁山」について、調査した結果、
ご指摘のとおり富岡市が正しい結果でした。
ご指摘につきましては、早急に修正をさせていただきまたので、
ご案内を申し上げます。ご覧いただけましたら幸いです。
国土交通省 国土地理院〒305-0811 茨城県つくば市」

但し、48個所の内、「報告なし」15件、「不明」6件、「亡失」
1件、「成果異常」1件なので、「正常」は25ヶ所だけの異常さ。
内、登山済みは6個所。

(1)三等 點名・森  N-36-16-52-56 E-139-04-42-25
    藤岡市森字飯塚久保



R-17の新柳瀬橋からR-13に乗り換えバイパスに入らずに
直進。直ぐに細道を左折すると、目の前に「飯玉神社」の
北口。古くは「飯玉大明神」、明治42年の合祀政策で近隣の
無資格社を合祀して「飯玉神社」。



肝心の三角点は白杭から2Mも離れたとんでもない所に半分地中に
埋まっていた。
車両が頻繁に往来して車輪で三角点を踏みつけていく。
多分、この北口はちゃんとした入り口ではないらしい。





(2)三等 點名・篠塚 N-36-15-55-7 E-139-03-29-37
    藤岡市篠塚字萩ノ宮



飯玉神社を辞してバイパスに入り直して南進。新幹線・高速道路下
を潜って「上栗須」の四つ角を右折して西進、約1.2K程で
「篠塚」信号で右折し、細道をくねくねと北上。カーブの所で
目印の神社。



神社名ははっきり判らないが、鳥居の掲額には「愛宕大権現」
「萩宮大明神」。目立つところに三角点。





(3)三等 點名・白石 N-36-15-16-25 E-139-02-24-62
    藤岡市白石字稲荷原 白石稲荷古墳の上。



先ほどの道に戻って西進。R-254を突っ切り鮎川橋を渡って
R-173へ左折。この辺は「白石古墳群」が在るので単に白石古墳は?
と尋ねると七輿山古墳・皇子塚古墳・伊勢塚古墳等に案内される
ので要注意。白石稲荷山古墳だ。
やがてゴルフ練習場が見えるのでその手前を右折して細道。
目の前に古墳が姿を現す。



古墳の頂上はこんな感じ。五世紀の前方後円墳で前方部は
170x148x6m、後円部は径92m、高さ13.5m。



古墳の説明看板。



「稲荷神社O跡」の石碑。



そして三角点はそのど真ん中。





(4)四等 點名・西平井 N-36-13-41-1 E-139-01-54-24
     藤岡市西平井字若宮



取り扱いが「不明」だが、途中に在る筈なので寄って見た。
古墳から南下、「白石信号」を過ぎ高速道路を潜って緑野信号も
直進。設置場所と思われるところは、路傍の叢。
懸念の通り探索するも見つからずで撤退。本日初の空振り。




(5)四等 點名・東平井 N-36-13-34-8 E-139-02-55-5
    藤岡市東平井字仲通



西平井から少し南の信号を左折してR-41、二股は左、次の二股は右で
路傍駐車。畑地の中をウロウロしたら大きな「庚申搭」。



付近を捜したら小さな金属票が草に埋もれていた。
今まで、金属四等は幾つも見ているが、これは最小。だが
刻字は間違いなく四等三角点。





次ページに続く


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