今日も桜の追いかけ。狙いは藤岡の鏑川と鮎川の合流点に位置する
毛野国白石丘陵公園だが途中で桜が満開になった文化会館に立ち寄り。
ここの桜はピンクの「陽光」。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)
この桜の由来には昭和一桁戦中派の爺イは格別な想いがある。
戦時中、軍国教育を行っていた青年学校で教師だった故・高岡正明氏は
終戦直後から「わしが教え子たちを戦地に送り込んでしまった」との
自責の念に苦しみ続けた。そして、氏は「戦争という、二度とこのような
悲惨なことを繰り返してはならない。戦死した教え子たちの鎮魂と、
世界恒久平和への願いを託して新しい桜を自分の手で作ろう」と、
生涯を賭けた桜の新品種開発を誓い25年の試行錯誤の後、寒さに強い
アマギヨシノと台湾原産の暑さに強いカンヒザクラを交雑させて誕生
させたのがこの「陽光」でソメイヨシノより早く咲き、花は一重で大輪、
鮮やかなピンク色となるのが特徴だ。
2015年には笹野高史主演で高岡正明氏がヨウコウを誕生させる物語を描いた
映画「陽光桜-YOKO THE CHERRY BLOSSOMも制作されているから下の
資料画像で思い出す方も居られるだろう。
さて、文化会館を離れ城南大橋を渡ってr-30(寺尾藤岡線)で藤岡に向かう。
鏑川を渡って直進してr-173(金井倉賀野線)の「上落合南」で右折すると
直ぐに駐車場で立派な門構え。国史跡指定の2基を含む古墳群の
「毛野国白石丘陵公園」の入り口である。
目の前に巨大な七輿古墳。五百羅漢などの石造物もあり6世紀代の古墳としては
東日本最大級の 前方後円墳で全長145mの大型。
(途中で止めるには画面左下の縦二本棒をクリック、その途中から再開は
右向き矢印、終了してからもう一度見るには左下に現れる反時計回り
反転マークをクリック)
七輿古墳の桜花
一山歩きの様な起伏のある墳丘を一巡してから約1km南の白石稲荷山古墳へ
ハイキング。
途中で小さな墳丘が二つあった。左が平井地区1号古墳で6世紀後半に
造られたと推定される直径30mの円墳、右が同じ時期の皇子塚古墳で
直径31mの円墳。
付近は公園化されておりピンクの桜が満開。
更に住宅地に入って南進すると「埋蔵文化財収蔵庫(愛称 藤岡歴史館)」
前を通過。
発掘調査で出土した土器や石器などの埋蔵文化財を保管する収蔵庫とのこと。
6月の陽気と思われる暑さの中、漸く白石稲荷山古墳に到着、ここにも
大型三脚を構えるカメラマンが多数。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き 矢印をクリック)
一巡して又暑い中を帰路に就くが人家入口の自販機で飲料を仕入れていたら
ゴルフ練習場に行くというその家の人から「乗っていくかい?」と
声が掛かったのが幸いしてあっという間に楽チンで駐車場帰着。
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毛野国白石丘陵公園だが途中で桜が満開になった文化会館に立ち寄り。
ここの桜はピンクの「陽光」。
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この桜の由来には昭和一桁戦中派の爺イは格別な想いがある。
戦時中、軍国教育を行っていた青年学校で教師だった故・高岡正明氏は
終戦直後から「わしが教え子たちを戦地に送り込んでしまった」との
自責の念に苦しみ続けた。そして、氏は「戦争という、二度とこのような
悲惨なことを繰り返してはならない。戦死した教え子たちの鎮魂と、
世界恒久平和への願いを託して新しい桜を自分の手で作ろう」と、
生涯を賭けた桜の新品種開発を誓い25年の試行錯誤の後、寒さに強い
アマギヨシノと台湾原産の暑さに強いカンヒザクラを交雑させて誕生
させたのがこの「陽光」でソメイヨシノより早く咲き、花は一重で大輪、
鮮やかなピンク色となるのが特徴だ。
2015年には笹野高史主演で高岡正明氏がヨウコウを誕生させる物語を描いた
映画「陽光桜-YOKO THE CHERRY BLOSSOMも制作されているから下の
資料画像で思い出す方も居られるだろう。
さて、文化会館を離れ城南大橋を渡ってr-30(寺尾藤岡線)で藤岡に向かう。
鏑川を渡って直進してr-173(金井倉賀野線)の「上落合南」で右折すると
直ぐに駐車場で立派な門構え。国史跡指定の2基を含む古墳群の
「毛野国白石丘陵公園」の入り口である。
目の前に巨大な七輿古墳。五百羅漢などの石造物もあり6世紀代の古墳としては
東日本最大級の 前方後円墳で全長145mの大型。
(途中で止めるには画面左下の縦二本棒をクリック、その途中から再開は
右向き矢印、終了してからもう一度見るには左下に現れる反時計回り
反転マークをクリック)
七輿古墳の桜花
一山歩きの様な起伏のある墳丘を一巡してから約1km南の白石稲荷山古墳へ
ハイキング。
途中で小さな墳丘が二つあった。左が平井地区1号古墳で6世紀後半に
造られたと推定される直径30mの円墳、右が同じ時期の皇子塚古墳で
直径31mの円墳。
付近は公園化されておりピンクの桜が満開。
更に住宅地に入って南進すると「埋蔵文化財収蔵庫(愛称 藤岡歴史館)」
前を通過。
発掘調査で出土した土器や石器などの埋蔵文化財を保管する収蔵庫とのこと。
6月の陽気と思われる暑さの中、漸く白石稲荷山古墳に到着、ここにも
大型三脚を構えるカメラマンが多数。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き 矢印をクリック)
一巡して又暑い中を帰路に就くが人家入口の自販機で飲料を仕入れていたら
ゴルフ練習場に行くというその家の人から「乗っていくかい?」と
声が掛かったのが幸いしてあっという間に楽チンで駐車場帰着。
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