クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

鳥屋峠・亀穴峠から摩利支天山(仮称)(2)  H-23-1-23

2011-01-24 10:54:56 | 高崎・甘楽・藤岡方面
峠道をそのまま亀穴峠に向かう二人を見送ってこっちは一服。
足を休めてから展望を期待して亀穴山(仮称)。だが位置は良いのだが
枯れ木が邪魔して写真は駄目。二本の石柱のうち、背の低いのが
図根点。



亀穴峠に降ると既にお二人さんが標識のところ。



今度は爺イの標識が無い。かつての姿。







再び二人と別れて峠道を藤岡側に下って道しるべ。
「左小幡富岡道 右新屋天引道」。付近の陽だまりで昼食休憩(11.40)。



遠く藤岡奥の山を見てから鳥屋峠に戻るため出発(12.06)。



峠からは東西境界尾根を伝って甘楽町東南端の角のある南北尾根。
この手の90度範囲が甘楽町、残りの270度は藤岡。



直ぐに尾根を北上し甘楽・藤岡・吉井(高崎に編入)の分岐地点。
小梨峠への方向が東を指している。





前方に699.5m峰、摩利支天の碑があるのでずっと摩利支天山と
仮称してきたが最近「天引山」の標識が付けられた。やや疑問。



北からは猛烈なトンガリ山だが南稜線の高度があるので、先日の
熊倉山と同じで南からは丘程度。



三角点は三等で点名・裡山。国土院に読みを問い合わせたが不明と。
多分「うち」ではないかとの回答。



摩利支天神の石碑は谷側に倒れ掛かっているのでこの写真を撮るには
崖に腹ばい。ここでも二人連れと三回目の遭遇。亀穴に戻るのを
見送ってからいよいよ本日のメインイベント、摩利支天の崖くだり。



大きく息を吸い込んでから覚悟を決めて降りに入る。幸いにして
北斜面なのに心配していた凍結は見られなく、横向きで進むと靴の
エッジが柔らかい地肌に食い込んで意外に楽。
調子に乗ってエッサエッサと気合を入れて降るが途中で異変に
気付く。大体、稜線に着くまでの距離が長すぎるし、境界杭も無い。
足元ばかり見て調子に乗りすぎたらしい。周りを見渡したら何と
両脇が稜線、つまり禁じ手となつている窪下りをしていたのだ。
慌ててナビを見たら無情にも弱信で知らん顔。それでも方位機能だけは
利くので測つたら東に向いているのでギョッ。このままでは吉井の山奥に
突入してしまう。そのまま、ナビが電波を捉えるまでじっと我慢。
漸く電波を捉えると目標の尾根から東に200mも離れている。
我ながら間抜けさに苦笑い。この辺は自分ちの庭みたいとナメて
掛かったのに反省。幸いにも目の前に現れた横走りの獣道を使って西へ。



四本目の小尾根で漸くルートに復帰。杭は592(13.01)。



そしてこのNO.582境界杭。大事なところで綺麗な右への稜線に
誘われたら吉井の大判地に行ってしまうので藪の左稜線へ。



幾つものアップダウンや笹薮を経ると左下方に森林公園遊歩道。



遊歩道との合流はこのNO.571の境界杭。



振り返って逆光の中に今降りてきた摩利支天山。



北も開けて榛名山。



かって整備が完全だった遊歩道も今はこの有様で唯のあれ道。



北側斜面なので渓流に小滝が凍結している。



やがて森林公園のみかぼ石を使った「流路工」が続く。



車道に替わった所に公園展望台東屋に直登する遊歩道「中ノ沢線」。
30分とは書いてあるが険しくてそんなに簡単ではない。



そして漸く園地着(13.58)。



破線の確認できず、摩利支天下りの錯覚など失敗ばかり、11.800歩のハイキング。
帰路に着くため車に乗った時にお二人さんが峠道から御帰還、
一寸挨拶してから富岡・下高尾周りで帰宅。

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