クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

掃部ヶ岳と硯岩(1) H-16-8-16

2004-08-16 14:45:29 | 榛名湖周辺
吾妻口からの掃部ヶ岳

榛名湖の西に聳える掃部ヶ岳は、外輪山周辺の1300m台クラスの山に比べて一際目立つ1449mである。おまけに登山口が、杖の神峠、榛名吾妻荘口、吾妻ふれあいの郷口、湖畔の宿・歌碑裏と四つもあるし健脚者向けには、硯岩・杏岳への縦走路もあるので人気が高い山である。登山コースには色々があって、登山口から延々と横歩きをしていくつも前山を越えないと鞍部に出られない山が多いが、榛名湖近くの烏帽子岳・鬢櫛山・榛名富士そしてこの掃部ヶ岳は、裾野が榛名湖に落ち込んでいるから、湖側からの登山口からは、いきなりの直登急坂である。つまり歩き出して直ぐに息を切らす山なのである。ここには
去年(2003)歌碑裏から登り、吾妻荘裏に降りたが、まだ山に不慣れで疲労が強く、硯岩への分岐を横目で見ながら其の侭、下山した記憶がある。
今年になって、居鞍岳の登山口探しでふれあいの郷の別荘地に紛れ込んだ時、偶然にも吾妻口からのルートを発見した。そこは吾妻へ行く峠の上なので榛名湖より若干標高が高く登りは楽だと思っていた。
8月半ば、14日に家族で霧積温泉に行ったが、1日置いた16日に掃部ヶ岳を目指した。お盆休みが終わったので山も空いていると思ったからである。榛名湖に着いたのは10時30分、売店でポカリを仕入れて登山口には10時40分、駐車場は無いので林道の山際ギリギリに駐車して山に入る。登山道は、予想通りなだらかな登りで、20分弱で何の苦も無く鞍部に到着する。ここは四つ角になっていて登ってきたのが北方向から、東南は吾妻荘からの道、東は硯岩への縦走路、西南がこれから行く掃部ヶ岳への登りである。吾妻荘から登るとここまでがけっこうなな登りなのであるが、標高の高い北口からは簡単であつた。四つ角から道は登りながら西南に向かい、熊笹の原を進む。
暫く行くと、東南方向から歌碑からの道が合流してきて、頂上まで200㍍の道標がある。11時31分になっていた。この後、道は西に向きを変え、ゆるい登りに掛かると正面に目指す掃部ヶ岳が見え始め、尾根が細く傾斜がきつくなり狭い岩場を抜けると頂上に出る。11時49分。かなり広い頂上だが、開けていたのは西と北のみであり、榛名湖はやや後ろに位置していて山頂から湖上を見ることは出来なかった。道標では西南方向に「杏岳」を指していたが、縦走は駐車場所からして私には無理。
居鞍岳縦走路もあるという話は聞いていたが、気がつかなかった。帰りは一旦最初の分岐に戻り、そこから100㍍と表示されている硯岩に向かうが、5分で到着。頂上は岩だらけであるが、榛名湖方面への展望は天下一品であった。再び分岐に戻り、ゆるい下りを北に向かい、駐車場所に戻る。



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