クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

惨めな撤退 覗岩 R- 2- 8-13

2020-08-13 09:14:02 | 榛名山麓
(表題の写真は2018年撮影のもの)

今日はお盆の入りの日、高崎地区の38度超の猛暑日も
4日目、中でも11・12の40度越えには吃驚で冷房の中で
籠城状態。
そんな中、猛暑訓練は出来ているとばかりに8/10に
ノコノコと榛名山麓に向かったが結局、暑さと高湿度
オマケに執拗な雑草軍団対応に嫌気がさして惨めな撤退。
榛名湖まで行って別天地の様な北岸の涼風に浸って
気分転換の後、又熱波の下界に舞い戻り。

この日はr-126で榛名へ向かい、地蔵峠から榛名神社
への峠道入口を過ぎカーブ10の先の県有林入口の
僅かなスペースに駐車。車を降りると何となく
予想以上の高温、この地点は既に標高900mを
越えているのに。森林特有の湿度も高く空気は
風も無くベットリの感じ。
夏草を払い除けると車両進入禁止のチェーンと
県有林の表示。ここは「みどり世紀の森」の一番下の
入口でもある。



入ると直ぐに左右に分岐するが左を選択、僅かな
距離でY字分岐があるので今度は右に進む。
道は雨水で浸食されているが里山では普通の事。



やがて正面に「榛名山多目的保安林」の大看板、
ここに世紀の森の周回路も記されていたが今は
擦れて全く判別は出来ない。



道はここから右旋回して西向きに変わるがやや傾斜が
きつくなる。



やがて長い直線の丸太段、斜面登りの傾斜は強いので
丸太の間隔が狭く縦には靴が入らないから横向き歩き。



冬場であればこんな具合になり脇の側道を歩けるのだが
今は雑草のため下が見えにくいので仕方なく丸太渡り。



数十メートル程歩くと急に周囲は一変。同種類の雑草が
膝上まで伸びていて全く丸太段が隠れている。
一段ずつ足で草を横払いし踏みつけて段の位置を確認、
ずっと繰り返していると疲労し嫌気に襲われた。
下に丸太が無ければこの程度の草叢は蹴散らして
進めるのに。



大汗かいて叢を過ぎてもまだまだ木枠段は続く。



小さな枝尾根に着くと道は右旋回で北上して覗岩から
南東に流れる大尾根との合流点を目指す。



途中の樹幹に白いマーク状のもの。木に寄生した
カビやキノコの類ではない模様。



やがて「探鳥コース」の道標で道は二分するが
山手に向かって直進。



青リボンの目印、この辺の低山では良く見かけるが
沼田のNGさんかな?



再びの分岐も直進。



漸く目印の大岩前、ここが本尾根取りつきポイント。
ここからが本番なのにスタートから既に45分経過の
超スローペース。どうもさっきの木枠段で体力を
使い過ぎたのか?何時になく疲労感。体感温度も高く
頭の方まで熱くなる。冷水で顔を洗って休憩。



前途の尾根は軽い登りで直線的に伸びている。



少し進むと尾根はやや荒れてくる。



ブルーリボンに励まされるようにゆっくり進行。



漸く長大な岩尾根の末端に着いた。



岩尾根に入るがどうにも進めない。暑さと疲労で
意欲が無くなっているらしい。この先は両側切れ
落ちのヤセオネになるのでフラッと来たら
一巻の終わり。
とうとうここで撤退に決めて座り込んで休んでから
敗残兵さながらに引き返す。



駐車場に戻ると車にはアブがべったり。八月を
実感した。



未だ時間も早いのでそのまま榛名湖に乗り上げると
ナント、コロナなどどこ吹く風とばかり観光客で
大賑わい。生憎の事に霞状態で景観はぼやけているが
北岸の周回路は路駐の車で一杯。家族連れなどが
湖畔に集っている。釣り客は多いが何時もと違って
ルアーを振る人は無く殆ど置き竿をづらりと並べて
いるから大物の鯉狙いかな?



此方も涼風の中で軽食を済ませ暫くのんびりして
帰宅。

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25勝15敗3分



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