クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

簡便コースながら仏体山攻略 H-18-5-31

2006-05-31 20:00:00 | 中之条・小野上・みなかみ・沼田・渋川
仏体山にケリをつける為、小野上に向う。今日の駐車場所は岩井堂手前の
農産物直売所の駐車場。岡崎経由で35号線から「中央橋」を渡って
小野上へ。と、思ったら信号の名前が「渋川・村上」に変わっていた。
ここは渋川になったのだ。観光案内板の近くに駐車して、353号線を
四百㍍西へ歩いて中之条との境界に来る。(9.54)

歩きながら山手を見ると、岩壁が国道まで迫っているのでとても入り込む隙は
無さそうと厭な予感。目印の「境沢橋」について下を覗いて驚いた。

沢を登るどころではなく、深い谷川だった。それでも気を取り直して橋の
右脇から藪を掻き分けて中に入ったが、谷は深く周りは崖でとても歩ける
状態ではない。念の為、左も探ったが全く同じ。暫くは進もうともがいて
見たが全く歯が立たずに降参して駐車場に戻る。(10.49)
次ぎの一手の為に十二ヶ岳への道に移動開始。作間神社先の四つ角に
道標と「村道「697号」の看板、村道表示は合併によって何と書き
改めるのか?
やがて採石場に近付いて突入口を探すが、此方も吾妻特有の断崖だけで
全く参った。それでも諦めるわけにいかないので、左側の資材置き場跡
らしき広場に駐車。(11.26)
面倒なのでナビで方向だけ確認して広場脇の崖から這い登る。

道は無く凄まじい崖登りだが幸いにも雑木が多いので何とか前進。周囲に
猛烈な匂いが充満、良く見ると「サンショウ」の木の密生地域らしい。
むせ返るようで吐き気がする。兎に角必死に登ると左右に尾根が見えた。
やがて北西・南東尾根に東から到着、これが中之条・小野上の境界線の筈。
今日は下からこの稜線を来る積りだったのだ。左(南東)にいけば
677mの「唐澤山」。
目の前に大きな石柱があり何やら細かい字が刻まれてトップには「一」と
彫りこまれているが全く読み取り不能。(12.11)

当然の事で尾根道を北西に進むと、プラスティックの赤杭や赤ポールが続く。
大きなコブを乗り切った所に石柱に(298)の数字、(12.32)

やがて東西尾根、ここには四等三角点そっくりの石柱があって吃驚。
(12.43)

同じ場所に今度は「300」の数字入りの石柱。

ここからはいよいよ西に向うが、結構長いので一寸心配になる。しかし、
この稜線は仏体山から北に直角に曲るので西に進む限りは未だ終盤ではない。
やがて四つ角風に林道が横切る。良く見ると左への道には黄色ビニール
テープがあるので、何処に出るのか?何時か辿る積り。若しかすると穏やかな
道が麓まで続いているかもしれない。ここが鞍部の様な感じでこの林道を
横切り笹薮が切り払われ、境界杭もある道を進む。幾つも小ピークや
コブを越え、再び黄色テープに導かれて急登を乗りきると、漸く展望の全く
無い雑木に囲まれた頂上到着。一寸左に行って(13.12)南端に待望の
三角点・岩平発見。833.2m


雑木越しに南を見ると伊香保の温泉街が良く見えた。北の名知良久山方面の
稜線は荒れ放題で歩く気にはならない。南側一帯は全て断崖、300選氏は
一体どうやって登ってきたのだろうか?休憩と昼食の後、記念の
テープを残して下山開始。(13.35)
迷う事も無く最後の急降の断崖も無事にクリヤして採石場前着。(14.13)

休む間も無く次ぎの予定の「三角点・谷之口」探しに向う。村道の途中で
古城台遊歩道看板で左折して細い道に入る。

三角点山は分かっているが、山の周囲を廻る林道からの入り口が判らないので
適当に藪に入りこみ、方向はナビに任せて進むと叢に三角点・谷之口発見。
殆ど埋まっている哀れな姿。(14.43)462.4m

本日の予定は簡便コースながら一応は達成した事になる。帰りに宗福寺に
寄ってカメラ探しを続けてくれている奥さんにお礼を言って帰宅。勿論、
ブツは行方不明の侭。
此れをアップしている間に巨人が一挙に九点、連敗脱出か?


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