
今日は甘楽の里山遊び。先ずは甘楽・天狗山。ここは群馬百名山に
登録されている割には標識が曖昧なところ。そろそろ、整備された頃
なのでそれを確めに行く。但し、いつもの宝積寺コースではなく
白倉コース。
吉井から254号線を西進、新屋駅前を過ぎて白倉地区
に入ると左側に石の鳥居と天狗の巨大お面。

「天狗山」の道標もある。

ここを左折して「白倉農免道路」を南進、約3キロで新屋と小幡を結ぶ
204号線にの突き当ったら斜向かいの天狗山への
看板をみて白倉林道に入る。狭くなる道を注意深く進んだ2キロ地点で
ハンターの集団。
犬も車に積まれているので又かと厭な感じ。車を止めて予定を聞くと、
間も無く始まるから山へ行くなら早くして呉れと。慌てて先を急ぐと橋の
袂の広いところに同グループの別の先乗りハンター。天狗山なら大丈夫
とのこと。但し、乗用車ではこの上は無理だからここから歩いた方が
良いと忠告された。(10.28)
歩き出して暫く行くと何と動物のミイラのような物が石宮の脇にあって吃驚。

道は途中からコンクリート舗装の立派な林道となり何か騙された様で気分は
良くない。途中にこんな造作多数、意味不明。

漸く切り返しの登山道入り口に到着。(10.52)先客一台。
道標もしっかりついている。


ここからは本格登山道、ご幣のある大岩を過ぎると岩場の乗り越えにかかる。

途中に石仏を見て岩の間を登りきると

小さなケルン(11.21)

直ぐに赤鳥居が見えてくると、

水場に到着(11.26)。これがamano氏の地図にある「鳥居清水」
かもしれない。

ここから右のガレ沢上を見ると何やら小屋が見えた。

雪の残るガレ場を登ると道は小屋の右脇を通過して右手の尾根に向かう。
この小屋風のものは多分神事に使われたものだろう。尾根からは急登の
踏み跡を辿って南に回りこむと白倉神社旧社に着く(11.42)。

かっては無かったはずの道標があり整備状態に期待が出きる。急坂を登ると
鞍部にも新道標。

天狗山に向かうと、果たして図根点のところに新頂上標識。記載標高は
666.8m。


目の前の杉の大木にある以前からの標識は660m(11.49)。
しかし、百名山に登録されているのは690mだから困ったもの。三角点にも
行ってみた。ここの標高は667mだから頂上標識の標高はこの数値なのか?

再び鞍部に戻って尾根を南進し、この山域で一番高い岩のヤセ尾根に来ると、
ナビが690mを示した。赤テープが幅広に巻かれているところ(12.08)。

300選氏の既述にもこの位置のことが載っている。690mの件は
未解決で残念。
尤も、百名山とは言っても赤城・榛名・妙義・草津白根の様に
複数の嶺を持つ山は総称としていて、登録標高は夫々
黒檜山・掃部ヶ岳・相馬岳・本白根最高測定点のものを使用している。
良く判らないのは、数多くの名山を抱える谷川山系は
標高で3番目くらいの「谷川岳1963m」で登録されているので
総称として取り扱っていないのかな?或いはたまたま生憎なことに、総称と
同じ呼称の「谷川岳」があった為か。天狗山もこの例と同じくで付近の山
一帯の総称で一番高い標高を登録したのか。
さて、今度は甘楽の峠巡りに出発。
尾根を南進すると何回かアップダウンを繰り返した後、目の前に大コブ。
これは正面から登り上げ、右からの峠道と合流すると再びピーク、これは
左の脇道を辿る。
直ぐに目印の倒木があるのでこれを潜って進む(12.24)。

やがて「小柏峠」への分岐を左に見て西進。

直ぐに南北尾根にぶつかって右手に浅間の勇姿を見ながら
南進し漸く「無名峠」着。
ここは「無名」の峠なのか、「無名峠」という通称の峠なのか?
判らないが取り敢えず標識付け。当然裏には「不都合なら廃棄可」
と書いてある(12.44)。

「須田茂著・群馬の峠」に藤岡・上日野の小柏から甘楽町・白倉、
轟、小幡に抜ける標高820mの「二本木峠」の名があるので
若しかすると、この無名峠は「二本木峠」かもしれない。
この標識はどうやら取り下げた方が良いらしい。熊倉山の
帰途に取外してこよう。
直ぐに北東に向かう尾根を辿る。この先の「小柏峠」に行くのだ。目前の
ピークの頂上には図根点、ここから西南への尾根を下ると石仏ニ体のある峠。

全く読み取れなくなった旧標識の傍に新標識をぶら下げて昼食・休憩。
「小柏峠」と書かれた古標識があるので「小柏」で間違い
無いとは思うが「須田茂著・群馬の峠」では藤岡・上日野から
甘楽町白倉に通ずる標高800mの峠として「水越峠」の名がある
のでこの峠に相当するのかもしれない。

展望は北が僅か。吹き上げる風は冷たく
握り飯も手袋をしたままの体たらく(12.55-13.13)。
今日はこれまでと見切りをつけて帰途につく。今度は小柏から直接に
天狗からの尾根道に向かう。北向きの細道は積雪もありカリカリに凍結して
いるので軽アイゼンを装着してバリバリと音を立てながら北に向かう。
比較的簡単に先ほどの峠道に合流。テープつけ。

軽快に下って天狗山鞍部から(13.39)旧社への凍結した急坂を抜け
下の鳥居前が13.56、登山口に14.16、駐車場所に着いたのが
14.36。
次ぎの機会には宝積寺から登って「桜の広場」から「お菊の祠」に行き、
そこから直接熊倉山に突撃しようと思っている。
但し、あの周辺の林道大整備の様子にも依るが。

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登録されている割には標識が曖昧なところ。そろそろ、整備された頃
なのでそれを確めに行く。但し、いつもの宝積寺コースではなく
白倉コース。
吉井から254号線を西進、新屋駅前を過ぎて白倉地区
に入ると左側に石の鳥居と天狗の巨大お面。

「天狗山」の道標もある。

ここを左折して「白倉農免道路」を南進、約3キロで新屋と小幡を結ぶ
204号線にの突き当ったら斜向かいの天狗山への
看板をみて白倉林道に入る。狭くなる道を注意深く進んだ2キロ地点で
ハンターの集団。
犬も車に積まれているので又かと厭な感じ。車を止めて予定を聞くと、
間も無く始まるから山へ行くなら早くして呉れと。慌てて先を急ぐと橋の
袂の広いところに同グループの別の先乗りハンター。天狗山なら大丈夫
とのこと。但し、乗用車ではこの上は無理だからここから歩いた方が
良いと忠告された。(10.28)
歩き出して暫く行くと何と動物のミイラのような物が石宮の脇にあって吃驚。

道は途中からコンクリート舗装の立派な林道となり何か騙された様で気分は
良くない。途中にこんな造作多数、意味不明。

漸く切り返しの登山道入り口に到着。(10.52)先客一台。
道標もしっかりついている。


ここからは本格登山道、ご幣のある大岩を過ぎると岩場の乗り越えにかかる。

途中に石仏を見て岩の間を登りきると

小さなケルン(11.21)

直ぐに赤鳥居が見えてくると、

水場に到着(11.26)。これがamano氏の地図にある「鳥居清水」
かもしれない。

ここから右のガレ沢上を見ると何やら小屋が見えた。

雪の残るガレ場を登ると道は小屋の右脇を通過して右手の尾根に向かう。
この小屋風のものは多分神事に使われたものだろう。尾根からは急登の
踏み跡を辿って南に回りこむと白倉神社旧社に着く(11.42)。

かっては無かったはずの道標があり整備状態に期待が出きる。急坂を登ると
鞍部にも新道標。

天狗山に向かうと、果たして図根点のところに新頂上標識。記載標高は
666.8m。


目の前の杉の大木にある以前からの標識は660m(11.49)。
しかし、百名山に登録されているのは690mだから困ったもの。三角点にも
行ってみた。ここの標高は667mだから頂上標識の標高はこの数値なのか?

再び鞍部に戻って尾根を南進し、この山域で一番高い岩のヤセ尾根に来ると、
ナビが690mを示した。赤テープが幅広に巻かれているところ(12.08)。

300選氏の既述にもこの位置のことが載っている。690mの件は
未解決で残念。
尤も、百名山とは言っても赤城・榛名・妙義・草津白根の様に
複数の嶺を持つ山は総称としていて、登録標高は夫々
黒檜山・掃部ヶ岳・相馬岳・本白根最高測定点のものを使用している。
良く判らないのは、数多くの名山を抱える谷川山系は
標高で3番目くらいの「谷川岳1963m」で登録されているので
総称として取り扱っていないのかな?或いはたまたま生憎なことに、総称と
同じ呼称の「谷川岳」があった為か。天狗山もこの例と同じくで付近の山
一帯の総称で一番高い標高を登録したのか。
さて、今度は甘楽の峠巡りに出発。
尾根を南進すると何回かアップダウンを繰り返した後、目の前に大コブ。
これは正面から登り上げ、右からの峠道と合流すると再びピーク、これは
左の脇道を辿る。
直ぐに目印の倒木があるのでこれを潜って進む(12.24)。

やがて「小柏峠」への分岐を左に見て西進。

直ぐに南北尾根にぶつかって右手に浅間の勇姿を見ながら
南進し漸く「無名峠」着。
ここは「無名」の峠なのか、「無名峠」という通称の峠なのか?
判らないが取り敢えず標識付け。当然裏には「不都合なら廃棄可」
と書いてある(12.44)。

「須田茂著・群馬の峠」に藤岡・上日野の小柏から甘楽町・白倉、
轟、小幡に抜ける標高820mの「二本木峠」の名があるので
若しかすると、この無名峠は「二本木峠」かもしれない。
この標識はどうやら取り下げた方が良いらしい。熊倉山の
帰途に取外してこよう。
直ぐに北東に向かう尾根を辿る。この先の「小柏峠」に行くのだ。目前の
ピークの頂上には図根点、ここから西南への尾根を下ると石仏ニ体のある峠。

全く読み取れなくなった旧標識の傍に新標識をぶら下げて昼食・休憩。
「小柏峠」と書かれた古標識があるので「小柏」で間違い
無いとは思うが「須田茂著・群馬の峠」では藤岡・上日野から
甘楽町白倉に通ずる標高800mの峠として「水越峠」の名がある
のでこの峠に相当するのかもしれない。

展望は北が僅か。吹き上げる風は冷たく
握り飯も手袋をしたままの体たらく(12.55-13.13)。
今日はこれまでと見切りをつけて帰途につく。今度は小柏から直接に
天狗からの尾根道に向かう。北向きの細道は積雪もありカリカリに凍結して
いるので軽アイゼンを装着してバリバリと音を立てながら北に向かう。
比較的簡単に先ほどの峠道に合流。テープつけ。

軽快に下って天狗山鞍部から(13.39)旧社への凍結した急坂を抜け
下の鳥居前が13.56、登山口に14.16、駐車場所に着いたのが
14.36。
次ぎの機会には宝積寺から登って「桜の広場」から「お菊の祠」に行き、
そこから直接熊倉山に突撃しようと思っている。
但し、あの周辺の林道大整備の様子にも依るが。

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