京都を歩く・・南禅寺で写経 (2016/2)
「南禅寺で写経」と言う誘いに参加した
暖冬と言われながらも京都は冷たかった
バス停から永観堂前を通って、大寂門から南禅寺境内に入る
三門を通り南禅院へ 水路橋を通った上に南禅院はある
写経場でお坊さんと一緒に般若心経を唱和してから、写経を始める
下にお手本を引いた経文を写す 筆ペンは使いやすかった
集中した雰囲気の中で約30分 ひたすら文字を書く
手本の文字をなぞるだけなのに難しい 心願は「健康楽歩」と書く
写経の後は門前にある「八千代」で湯豆腐の昼食
写経場が寒かったので暖かさが嬉しい
南禅寺に戻り、国宝方丈を拝観 室内のふすま絵は狩野派
実物は保存庫、デジタル再現の絵だったが、当時を思わせる美しさに見とれた
文化財の保護はこんな方法でよいと思う 狩野探幽の有名な水飲みの虎を見た
庭園は写真OK いろんな仕法の庭園だった
禅僧はこの庭園を眺めて、自分と向き合ったのだろう
南禅寺垣の庭 割り竹を編むようにしている
三門に登る 急な階段だったが、登ると京都を見下ろす絶景だった
内部の阿弥陀や羅漢がのぞき窓からしか見れなかったのが残念
それでも天井画の天女や鳳凰が美しかった
境内には紅葉の木が多くて、秋の南禅寺の賑わいを思う
京都を歩く・・・桂離宮(2015/11)
桂離宮は阪急桂駅から歩いて20分の場所にあるが許可証ないと見学できない
昔に見学したことがあるが、今回は友人が申し込んでくれて再度の見学となる
控室で額を見ながら、コースの説明を聞いた後 係員の先導で回遊式の庭園をぞろぞろと歩いての見学だった
30年前に初めて来た時はさすが桂離宮と美しさに感激したが、今回の庭は手入れ不足のような気がした
先月見た「足立美術館」の絵のような庭園の印象が残っているのかもしれないが・・
見る位置で違う庭園のパノラマ写真を3枚
冬の茶室「松琴亭」 市松格子のふすまで有名
夏の茶室「笑意軒」は腰板の斜めに金箔を貼ったデザインが斬新
この窓から田んぼが見えて、稲作の様子が学習できるという
板戸の取っ手が「櫂」と「矢」の形と凝っている
私が凄いと思ったのは桂川沿いの道路に張られた竹の生垣、生きた竹を折り曲げて作ったものだ
竹の葉が見事に茂って防音にもなっている この裏を見たいと思うが御成り門側からは竹林しか見れなかった
鈴虫寺
この足で鈴虫寺に行く
階段を上ったら行列 20分近く待って入るほどの人気に驚いた
順番が来て中に入ると堂の中には長机と座布団が並び50人位が一度に入れて、お説教を聞くシステム
鈴虫の箱は10個あり、全部で6~7000匹いるそうで通年鳴くように育てているとの説明
私は静かに虫の音が聞けるのだと思っていたから、この混雑は意外だった
説教後に庭をめぐり 京都の街を見下ろす 山並みの下に見える緑が本日行った桂離宮
この鈴虫寺は歩いて来てくれるお地蔵さんが願いを叶えてくれるそうで人気だとか
京都を歩く・・光福寺 六歳念仏(2015/8)
友人に誘われて六歳念仏を初めて見る
場所はJR桂川駅から歩いてすぐの光福寺
狭い道の両側に露店が並び、押し合う人出を縫うようにして蔵王堂へ向かう
丁度子供の演技が終わった後だったので、席は空いていて、かぶりつきに座ることが出来た
殆どが鉦と鼓と太鼓の演技 それぞれに題名があったが曲の違いが判らなかった
「久世六歳」提灯のが出てから、おかめ や ひょっとこが出て変化した
緑の獅子が出て曲芸の演技
踏み台を重ねた上に登り逆立ち、降りるときは一台づつ外す
素人なのに凄いと思う
最後は土蜘蛛が出てきて獅子と戦い 蜘蛛の糸を撒く 舞台が糸だらけになって終了
この糸の先の小さなおもりを受け取ると幸運とか? かぶりつきだったので貰うことが出来た
いろんな場所や日時で行われていますが
まだ行ったことがありません。
そして、光福寺の六斎念仏は初めて知りました。
rosyさんの行動力、いつも尊敬してます。
本当に地元のお祭りで、観光地によくある三脚を立てた
カメラマンはいませんでした
京都に近いこの地はいろんな伝統があるなぁと改めて思います