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関西を歩く・・京街道①②③

2016年01月29日 | 関西を歩く

京街道を歩く (2016.1-3)

 3回目 淀 ~ 枚方

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現地集合で京阪淀駅に集まる 
競馬場が開催中で臨時改札口が開いていて、出口を間違えそうになった
26名参加 天気は雨から曇りの予想

  

淀駅から戻る形で「納所」近くの「古淀城跡」に行く
茶々が秀吉の息子をここで生んだので「淀君」となった所だそうだ

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唐人雁木跡
道のそばに石碑が建つ 昔は淀川がここまで来ていて
ここから海路で来た唐人が上陸して陸路で江戸に向かった 唐人とは「朝鮮通信使」の事

与杼(よど)神社 難しい文字だったが立派な神社
二つのイチョウの木にしめ縄がかかる

   

うしろへ回ると「淀城跡」がある
この淀城は徳川二代将軍の時に京都警護を名目に建てられた城跡 

    

しばらく旧街道を歩いて昔の巨椋池の広い所に出る
京滋バイパス、京都縦貫の高架が見える

     

淀川と木津川の橋を渡る

 

 正面に見える山は石清水八幡宮の山 背割りの桜の前を通るが花はまだだった

   

八幡市駅でトイレ休憩 花がきれい

   

淀川沿いの旧街道は土手の下 
大きなクスノキは江戸時代からのもので昔は御幸橋辺りから繋がっていたとか
時代ごとの土木工事で道が変わっていく

 

 「柳谷の渡し場」 対岸の西国街道から渡し船があった所
昔の歓楽街(遊郭)だった建物が残る

  

何の記念碑もなかったが「砲台跡」 開国の時船で来る外国船を防ぐために作られた

樟葉駅に着き 昼は自由食 (参加費が安かった理由?)
各人それぞれに食べる

 河川敷のゴルフ場を見ながら、土手沿いの道路の歩道を歩く

 

 片埜神社(かたの) 
大阪城の鬼門を守るために建てられた神社
近年改修されたようできれいだった 府の重要文化財

  

 

 京阪を渡る線路の横に道標 大坂から6里を示す

渚院跡

第一皇子に生まれながら天皇になれなかった惟喬親王の別荘があった所

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御殿山に登る

 

天の川とかささぎ橋 今は交差点になっている

   

 枚方宿 見付跡 土手下にあった

   

枚方駅に着く ここで本日は終了 よく歩いた

 

15.5㎞  32,500歩 


  2回目 小野~淀

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現地集合 京都地下鉄「小野駅」に集合 今回は穏やかな天気となる 
参加者は39名 イヤホーンガイドを使う

    

 勧修寺は醍醐天皇の時に創建された寺
広いお庭を拝見する
境内の「ハイビャクシン」樹齢750年 地面を這う巨木 初めて見る

 

  

屋根のソリの美しい観音堂、その横にある池は平安時代に
氷の厚さでその年の豊作を占ったそうだ

  

「亀甲垣」とは亀の甲に編んだ垣の名
京都の各寺にはこんな竹垣の工夫があり面白い

   

名神高速の道路沿いを歩き、途中の観光農園で水分補給 衣服調整
前回は寒かったが、今回は汗ばむ暖かさ

   

京都教育大学の前をとおり、藤森神社へ

藤森神社は平安時代からの古寺 勝運と学問の神様 
毎年5月5日に駆馬神事が行われる

   

 駆馬神事の行われる直線の参道 

 

能舞台の奥に本殿がある

  

この神社の狛犬は「尻上り」だった しかも今までのより大きく立派

       

墨染寺で「墨染め桜」を見るが花はまだ固かった
三代目とかで木も小さい

  

金礼宮 
クロガネモチの巨木があり 京都市の天然記念物に指定されている
雌株で赤い実がいっぱいなるそうだ

    

伏見駅の商店街をぞろぞろ通って昼食会場へ
焼魚定食を食べる

  

 食後は伏見の町を観光

先ずは黄桜酒造へ ここでは試飲も出来たけど歩きの為に自重する人が多かった
河童ギャラリーや「小島功」の懐かしい絵を見る

  

   

 羊羹の駿河屋本店の前に市電発祥の碑
川が交通であった頃、この辺りは交通の要所だった事を思う

    

寺田屋は外観だけかと思ったが中まで入る 以前よりきれいになっていた

  

京橋から船着き場を見下ろし 新しく立てられた竜馬像を見る

   

淀川からの物流の要所として港が栄えたが、ダムが出来水位に差が出来て閘門が作られたという

 

土手に上がり 宇治川沿いにあるく 
この辺りは何度も土木改修され 埋めたり流れを変えたりで古地図とは変わってるそうだ

   

 淀駅に向かう途中に「戊辰戦争追悼の碑」がある

   

京阪淀駅で解散 ホームから淀競馬場が見える

   

14km  26,000歩 


 1回目 大津宿~隋心院

大津から大阪高麗橋までを京街道として歩く5回シリーズの1回目に参加した
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現地集合のウォーキング 平地歩きだから楽だろうと思ったけど
当日はゲリラ寒波で大津駅前は雪だった!それでも27名の参加者 一人参加の男性が多い
案内人は鯖街道歩きと同じ人だった

雪の大津駅から歩く 平地なので傘使用OKだった

  

道は東海道の表示

国道161と県道103の交差点が昔の「札の辻」高札が建っていた所
雪で埋まっていた

    

右へ曲り旧街道を歩く 風呂屋のマークは今は公衆トイレ

関蝉丸神社は京阪電車で分断されていた
    

逢坂越えを国道1号線の歩道を歩く 横を京阪電車が通る

逢坂関所跡と蝉丸神社 ここで京からの出入りを監視していた

  

京阪大谷駅は地下にある

しばらくして京街道と奈良街道の分岐点 京街道は三条大橋に繋がる

近くにある「走り井餅の井筒屋」でトイレ休憩 熱いお茶で温まる
大津絵の販売もあった

  

「車石」の碑
この街道には牛馬車の車輪幅に合わせた車石があったそうで、一車線通行なので午前は大津から京へ
午後は京から大津への荷を運んだそうだ

昼食は1号線沿いのレストランにて御膳だった 暖かい室内でほっとする

    

県道35の旧街道は道幅狭いのに車が多い 側溝は昔のセメントの蓋

大きな切り株の祠 案内人も伝承が判らないという

   

大宅の一里塚 榎の老木が立つ

    

隋心院
小野家(小町の実家)の菩提寺 小町の化粧井戸など由来の物があるそうだ 
梅林で有名だそうだ 手入れされた立派な寺院だった

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京阪電車「小野駅」で解散 山科に出てJRで帰宅

11㎞  20,000歩 

京街道④、⑤に続く



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