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京都を歩く・・京都一周トレイル④ ⑤ ⑥

2015年04月02日 | 京都を歩く

京都トレイル③から続く

 6回目・・山幸橋~高尾白雲橋 

爽やかな5月の快晴の日、前回終了の山幸橋(No56)からスタートする
 北山杉のこもれ日の中を気持ちよく歩く

   

「盗人谷」と言う物騒な名前の谷沿いを一ノ橋、二の橋。三の橋と川を渡りながら歩く

  

見事な杉並木で語り部さんから、川端康成の「古都」のモデルになった話を聞く

   

杉と桧の見分け方は、葉の形ではっきりわかるけど、幹でもわかると聞く
木肌がきめ細かい方が杉だそうだ 下の写真で右がヒノキ、左が杉と確かに違う

この地方は寒く、平安時期からの氷室があったそうで田んぼの中を通って跡を見る
草に埋まった窪みだった

  

氷室神社で昼食 古代からの由緒ある神社だが、カバーで覆っていたがここも過疎化で荒れていた

  

途中のトイレ休憩の山小屋 休日だったので沢山の車が止まっていた
ログハウスの感じ良い小屋で、家族連れか楽しんでいた

  

少し登ってやっと京都市内が見える所に着く 大文字山、京都タワーが見えた

  

庭木用の武者作りの北山杉、床柱用に加工をしている林を通る
産業用の山だと思う

   

   

急な下り坂を下ってNo87 高尾に到着

  

清滝川の白雲橋を渡り、高山寺の駐車場に帰りのバスが待っていた

    

歩行11.5km 5時間半  22,000歩 


5回目・・大原~山幸橋

 大原では桜が満開で快適な歩きでスタートする
今回のコースは「京都トレイル道標で、北山24~55」まで 
歩いてみて、地図と併用したこのトレイルは整備されていると感心する

 

山沿いの道は東海自然歩道と共用 植林に食害防止の囲いがしてある
カタクリの花が可憐

  

江文神社に寄る 平安時代からの古い神社で、
井原西鶴の「好色一代男」に「大原の雑魚寝(節分の夜に村の男女が雑魚寝)」で有名とか

   

手入れされた杉林を歩く

江文峠を越えて、琴平新宮社前で休憩

  

道路を渡り静原地域に入る 小学校の生徒は減って廃校寸前だそうだ
静原神社で弁当を開く  この神社も歴史は古く 平安時代以前からあった

   

再び山道に入るが、この辺りはバブル期に別荘開発されたそうで、使われてない家が残る
だから、道は車が通れる広さだ

   

二尊坂碑 
南北朝後期に妻が夫の菩提を弔うために立てった石碑 その赤松も今は枯れて立っている

  

薬王坂を過ぎて、鞍馬へ向かう 途中の「コバミツバツツジ」がきれいだった

  

  

鞍馬寺の前を通り、叡山電鉄の鞍馬駅へ ここから二ノ瀬までは電車となる

    

  

夜泣き峠への急な道を登る

    

夜泣き峠とは幼少の惟喬親王が泣いて名づけられたと言う
彼は第一皇子でありながら母が藤原の娘でないから皇位を継げなかった悲劇の親王と言われる

   

428mの向山で休憩 見晴らしは良くない

  

木の根道を歩いてやっと見晴らす 大文字山が下に見えた

  

ここから下り 洛北発電所まで下りて終了 いつも通りにバスが待っていた

   

歩行距離 約10km 5時間 2,100歩 


 

4回目・・比叡~大原

1月2月は雪のため休みだった京都トレイルが3月から始まる

今回は八瀬までバスで行き、叡山ケーブルで登った

 

歩き始めの「北山1」の標識辺りは前日の雪が残っていた

   

昔の叡山スキー場跡 なだらかな草原だった
京都の子供たちが楽しんだスキー場は雪不足で閉鎖されたそうだ

「北山4」は展望が良く、山並みが見渡せた ここで早めの弁当となる
食べたのは「六甲縦走弁当」?、小型だが中身のしっかり詰まった弁当だった

 

30分の食事時間でスタート 比叡山ドライブウェーを渡る

  

比叡山 延暦寺の寺領に入る 階段を下りると寺院が建っていた

   

最澄の御廟所と言う 浄土院 手入れの行き届いた建物とお庭だった
修行僧が籠って毎日掃除をしてお守りしているそうだ 案内人の田中さん何度もここを通るが
一度も姿を見た事がないと言う

   

椿堂と釈迦堂をハイキング道から見る

  

なだらかなハイキング道には牧水の碑や小さな石像が並ぶ

  

トイレ休憩でドライブインに寄る 大津側の琵琶湖、近江富士が見えた

   

古木の杉の木 「玉体杉」に着く この太木は下の町からも大杉として目印にされているそうだ

   

本日の目的、横高山に着く 767m 「北山13」 展望は効かないし、三角点もない

木の根道を歩き、水井山へ 794.1m 埋もれたように三角点があった
ここで三角点の説明を聞く

三角点は、明治時代に測量のために40km毎に、見通しの効く高い所に立てられた
から、山の頂上とは限らない 通常文字が書いてある方が南
 現在はGPSが埋め込まれたものもある

   

尾根越えのなだらかな道を気持ちよく歩いて、仰木峠に着く
この峠は昔は生活道で琵琶湖側の仰木の里と大原を結ぶ物資が往復していた その道も歩かれずに荒れているそうだ

   

大原へ下る急な長い道を歩く 「下りの方が怪我が多いから油断をしないように」と注意されながら歩く
ボーイスカウト道も急だった ケーブルで登った距離を下るわけだから長かった

   

やっと沢に出て 一休み

R367沿いの「ポン酢屋」でトイレと土産
堀川牛蒡の太さと値段の高いのに驚く 一本2800円とは!

   

戸寺バス停にバスが迎えに来て終了 夕方の京都市内はかなりの渋滞で通り抜けるのに時間がかった

歩行距離 10km 20,000歩 



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