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関東を歩く・・鎌倉&江の島 ①②③

2014年01月29日 | 関東を歩く

  鎌倉3回目

2回目で行けなかった鎌倉を歩いた
有名な「江ノ電」に乗る 2両又は4両で走る単線の電車が住宅地ぎりぎりで走る
田舎ならどこでもあるのに、鎌倉だから味があると言うのだろう 七里ケ浜駅で降りる
  

夏は賑やかだろう海岸は波が打ち寄せ砂浜はきれいだった こんなに寒いのにサーファーがいた
海岸沿いに歩く、はるか遠くに船影がみえて海の広さを感じる  江の島が右手に見える
    

七里ヶ浜と由比ガ浜を区切るのは稲村ケ崎のようだ 江ノ電はこの岬付近はトンネルになる
  

由比ガ浜から内陸に入り、長谷観音へ行く 門前の「椨の木・タブノキ」の古木は異様だった
   

本殿は賑わっていた 長谷観音はアジアの国で見るような大きな立像だった(写真禁止)
裏にある宝物館の銅製の「懸仏」は美しかった、33体の応現身立像がずらりと並んでいたのは迫力だった
 

見晴らし台から鎌倉の町が展望できた 対岸の麓が「葉山」 御用邸がある高級別荘地だ

弁天窟に入ってみる 岩屋の中に沢山の仏様が彫られていた
  

 

横須賀線で大船に出て大船観音を見に行く
大船駅の陸橋から白い観音像が見えたので、そこを目指して登った
 

パンフによると昭和2年に発願したが、社会状況の変化でやっと戦後の35年に完成したそうである
半身像の後ろから体内に入ることが出来て、木造観音像が祀られていた
       


 

 鎌倉2回目

前回はハイキングだったのでもう一度鎌倉を訪ねる
関東に大雪が降った数日後に鎌倉駅から歩く、みんな寒そうだ
  

鶴岡八幡宮の有名な大銀杏は平成22年の強風で倒れて、大きな根元のみだった 二代目を養成中
  

受験期で合格祈願のお札がいっぱいだった

この鶴岡八幡に来たのは、前回見れなかった「鎌倉国宝館」を見たかったから・・
なのに、今回もまた閉館だった クーラー設備のために7月まで休館とは! 調べて来なかったのが悪いけど残念だ
 

鶴岡八幡の裏から北鎌倉に向かって歩き、建長寺に行く
鎌倉五山の第一位、鎌倉幕府・北条時頼が建立した、我が国初の禅寺 想像以上に立派だった
  

三門から仏殿へ行く途中の参道にある「柏槇・びゃくしん」の古木の迫力に驚く 創建当時からのもので760年の樹齢。
     

仏殿のご本尊は地蔵菩薩坐像 大きなお姿だった 
      

法堂には千手観音菩薩とパキスタンから送られたという釈迦苦行像があり、天井画は小泉淳作の八方睨みの龍図がある
    

途中に古民家美術館があって、吊るし雛を開催中のポスターに入ってみた
民家を改装した中に雛人形、吊るし雛がいっぱいだった 庭の梅も咲いていて寒いけど春は近い
    
残念ながら室内の写真は禁止

    

横須賀線で境内を分断されたように見える「円覚寺」は蒙古襲来で戦没した霊を祭るために創建されたそうだ

仏殿に祀られているのは宝冠釈迦如来坐像 宝冠飾りを付けた堂々とした如来像だった
   

お庭の池は氷が張っていたけれど・・境内には満開の梅の木があった 
   
 

寒かったけど、北鎌倉を歩けて楽しかった 途中で食べた暖かい「けんちん汁」は建長寺から始まったというが本当?


 江の島

ずいぶん昔に行った事のある江の島へ 天気のいい日に行ってみた
以前と違って観光用に整備されていた 片瀬江の島駅は竜宮みたいだった

観光案内所で江の島の地図を貰って出発する
江の島に向かう歩行者用道路から富士山が遠くに見えていた 天気を選んで良かったと思う
 

青銅の鳥居をくぐって、仲見世通りを通って江島神社に向かう
  

昔はこの瑞心門の階段を登っていったが今は有料の上りエスカレーターが出来ていた
   

江の島神社とは三人の女神を祀る「辺津宮」、「中津宮」、「奥津宮」の総称
最初の「辺津宮・へつのみや」に着く 茅の輪が作られていた

双樹の銀杏の古木は縁結びのご神木とか 願掛けの札がいっぱいだった
  

再びエスカレーターで「中津宮・なかつのみや」に行く
歌舞伎の中村座が寄進したとか 役者の手形もあった
 

ここからの見晴らしはよく、ヨットハーバーが見えた

展望灯台(シーキャンドル)に上る 快晴の中、360度見渡せて最高の展望だった
左には有名な湘南海岸が富士山を背景に見えて、右は七里ヶ浜から鎌倉の山見える
反対の南側の海から、 はるかに大島の影も見えた
  

 この眺めを見ながら思ったのは3.11の事、 この相模湾にあんな津波が襲ったら、ここから見える街並みはどうなるのだろう
あの津波以来、高級住宅地のこのあたりの地価が下がったそうである 人の思うことは同じかと納得した

次は最後の「奥津宮・おくつのみや」 拝殿に絵しゃもじがある
  

 ここから江の島の発祥地の「岩屋」に向かう
稚児が淵まで下りて、海岸沿いに歩くが穏やかな海で波が岩に砕けて白くきれいだった
 

岩屋は第一岩屋と第二があり、第一岩屋では「手燭」をもって、両側に仏像が並んでいる坑道を歩く
  

発祥の地は第二岩屋の中で祠造られていた 奥から風が吹くという 富士山と繋がっているとか??

 

江戸時代から江の島詣でが盛んだったようで、浮世絵にも描かれていた
      

 帰りの参道でここはシラス料理が名物と思い、昼食にシラス丼を食べる、お土産に釜揚げシラスを買って帰った


 

鎌倉ハイキング

横浜に住んでいる友人が鎌倉を歩く「市民ハイキング」に誘ってくれた
気軽な服で参加したが、北鎌倉の駅はハイキングスタイルで一杯だった

参加料はボランティア保険の500円だけ、だから東慶寺(駆け込み尼寺で有名)は門前のみを通過する
  

次の浄智寺も、鎌倉十井の一つ「甘露の井戸」と門を見ただけでハイキング道へ入る
  

葛原岡ハイキング道を歩いて着いたのは「源氏山公園」 源頼朝の銅像がある ここで弁当昼食

昼食後は裏大仏ハイキングコースを歩く
銭洗弁天は賑わっていた ここの湧水でお金を清めれば、お金を使い果たすことなく過ごせるそうだ
現物利益で私も試してみた

受付で100円払うとザルと線香をくれる この線香に火をつけて神社にお参りしたあと
横の祠の中の湧水でザルに入れたお金を洗う 私はコインだったが万円札を洗う人もいた

 

  

次は「佐助稲荷神社」 赤い鳥居を通って参拝 狐の願掛けが沢山飾ってあった
   

山道を登って、下って、鎌倉大仏の「高徳院」でハイキングは解散
  

私たちは折角だからと大仏を拝観する

鎌倉大仏は大きかった 奈良の大仏と違い野ざらしは惜しい気がした
横から大仏の体内が観光出来たが料金20円とは驚きだ
銅の繋ぎ目が見えて750年前によく作ったものと思う

  

鎌倉ハイキング おわり



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