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国内ドライブ・・・茨城県ドライブ旅行

2016年08月10日 | 国内ドライブ

国内ドライブ・・・茨城県ドライブ旅行 (2016.7)

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行程

1日目・・・午後発で名神,東名を走る  浜名湖泊

2日目・・・東名を走る→アクアラインで千葉県へ  九十九里泊

3日目・・・犬吠埼→佐原町→鹿島神宮  大洗泊

4日目・・・水戸観光  水戸泊

5日目・・・西山荘→五浦→塩屋岬→牛久大仏  牛久泊

6日目・・・霞ヶ浦→上野美術館 上野泊

7日目・・・新東名、新名神で帰宅 

前回の四国ドライブがマイカーを使い楽だったから(車に馴れているのと荷物が積める)
今回も遠距離ではあるがマイカーを使い交代運転で走った

 

1日目

午後発で名神高速、東名高速を走り 大坂から260kmの奥浜名湖の「かんぽの宿」に泊まる
宿舎の入口には来年の大河ドラマ「井伊直虎」の幟が立っていた

この辺りは東急のリゾート地で別荘が並び 湖は静かに広がる 

   

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2日目

東名高速を走る 途中で富士山が正面にきれいに見えた

富士川SAで休憩 運転を代わり、アクアラインに向かう 関東の複雑な分岐の運転は大変だった

長いトンネルを走り 海ほたるSAに着く 船の形に作られている

東京側を見ると海の向こうにスカイツリーとビルが並ぶ 海の途中に換気塔の「風の塔」も白く見える

  

木更津側は橋でつながり、海の果てまで続くように見える

  

「うみめがね」という名の資料館 この海の道路の建設の様子が展示されていた

  

木更津に向かう道は両側海で快適だった

泊まりは九十九里の国民宿舎 広く立派なのに驚く 
官庁が作る建物はスペースは大きいが、サービスの細やかさは少ない

    

宿舎前の九十九里浜に出てみる 本当に広い 目の前に太平洋が広がり 右も左も砂浜が続く

      

九十九里浜には港が無いので、漁師は船を人力で総がかりで海に押し出し、引き入れたという 
昭和30年代まで行われていた そんな写真が展示されていた


3日目

犬吠埼に向かう  地図で見る九十九里浜のきれいなカーブ
海を見ながら走れるかと思ったが海岸沿いの道は旧街道、普通の田舎道を走る

 

犬吠埼手前の崖が東洋のドーバーと言われるとかで寄ってみるが
沖縄県と千葉県飯岡町の友好記念碑が建っているだけだった 聞いてみたら崖はこの真下だという 覗いても見えない

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「地球の丸く見える丘展望館」へ 屋上展望台から周囲を見る
360度の視界で周辺が見えた 先ほどの屏風ヶ浦も遠くに見えた 犬吠埼灯台もすぐそこにある

   

園内にある記念碑は銚子市とフィリピンのレガスピー市の姉妹都市の記念
レガスピーにある「ルソン富士」に向けて建てられているそうだ 

犬吠埼灯台へ 登録有形文化財で、一等レンズを使用した第一等灯台だそうだ
でも私達は先ほどの展望台で満足、塔には登らなかった 

     

園内にポルトガルのロカ岬との友好記念碑があった
犬吠埼とロカ岬は北緯でほぼ同位地だそうだ
 
ポルトガルの方が北のような気がしたが後日、地図で確認したら同じ北緯だった

利根川沿いに佐原町へ向かう 
佐原町は水郷の町として栄えた所 伊能忠敬の婿養子先の町で記念館がある

立派な記念館だが写真は禁止 忠敬作製の日本地図と現代の地図が重ねあったが殆ど同じ形だった
息子に家督を譲ってから測量を勉強して、日本中を歩いて図って作ったというから凄い
庭にある象限儀のメモリはとても小さかった これで星見て位地を測り 歩数で距離を測った

   

水郷の町は保存されていて、映画のロケに使えそうだった

   

町内の八坂神社の中の山車会館でこの町の山車を見る
毎年 佐原の大祭にこの山車が練り歩くそうだ ボランティアの男性が丁寧に説明してくれた
手前の鯉は麦わら製 稲わらと違い光ってきれい

    

近くの道の駅「水の郷」で昼食 物産所でメロンを買う

利根川を渡り、北浦を渡って 鹿島神宮へ

  

鹿島神宮は常陸の国一の宮で日本建国・武道の神様 立派な神社だった

入口の大鳥居が木製なので不思議に思ったら 
3/11の地震で倒れ 神社内の神森から大木を切って再建したと書いてあった

  

鹿島灘沿いのR51を走るが ここもまた地図のカーブは体験できず海の見えない普通の国道だった
メロン産地の店があちこちにある  鹿島アントラーズのサッカ-場も見えた

泊まりは大洗町 那珂川沿いの「かんぽの宿」でリバービューの部屋

 

 

4日目

水戸市内へ さすが県庁所在地は整備されていた

先ずは偕楽園へ 日本3大庭園だが、ここだけは公園扱いで入場は無料
私達は駐車場側の東門から入る 園内の好文亭は有料 水戸徳川斉昭の時作られた

  

屋敷内を説明付で案内される 二階の「楽寿楼」からの眺めは見事で、多くの賓客が楽しんだと思う

  

    

梅林で有名な偕楽園 沢山の梅の木を抜けて黒門と言われる表門へ

 

すぐ近くの徳川ミュージアムへ 写真はOKだったがほとんど客はいなった
庭に斉昭と水戸黄門の像が椅子に座る 交代で横に座り写真を撮った
黄門さんの葵の御紋の印籠も展示されていた

    

  

続いて 水戸歴史博物館へ ここも立派な展示だったが写真は不可
縄文からの水戸の歴史を見るが 写真がないとすぐ忘れてしまう

   

昼食は車の中で昨日買ったメロンを食べる 甘くておいしい贅沢だった

朝から歩きまわり疲れる 水戸県庁前のビジネスホテルへチェックイン
ロビーで一休みする

すぐ近くの県庁舎の展望台へ行ってみる 水戸の県庁は都庁に次ぐ大きさだそうだ 展望台からの眺めは凄かった

  

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二階までがスロープで登れて屋上公園があり 県警にもつながり 市民の公園にもなっている

  

 

 5日目

西山荘(せいざんそう)へ 徳川光圀が大日本史を編纂した隠居所 常陸大宮市にある
庭の美しい茅葺平屋建て 光圀はここで一領民として小さな田圃を造り年貢を納めていたという
大日本史は水戸徳川家の私的事業として代々当主に受け継がれ、明治維新後に完成した



火災除けに屋根にイチハツが植えてあるのがユニーク

  

R6で五浦に向かい、天心記念五浦美術館へ 
五浦へ集まった日本画家の作品を期待したが 資料館だった

海岸沿いにある五浦美術研究所へいく ここが私が見たかった所

  

3/11の津波で六角堂は流され、研究所の家も床下浸水だったそうだ
六角堂は最近再建された

   

五浦のすぐ北に勿来(なこそ)がある この名に惹かれ「勿来の関」を見に行くが 平安風の建物がある公園だった
勿来の関は実在ではなく 和歌で有名なだけ?

 

今回の最北の目的地「塩屋崎灯台」へ ひばりの「みだれ髪」に歌われている場所
途中の道は津波の復興工事の最中 それでも「塩谷崎」の案内はしっかりあったので訪ねる人が多いからだろう

   

津波は灯台までは届かなかったが、ひばりの碑は壊されて再建された
だから新しくきれいだった 近づくと歌も聞こえる

   

今夜の泊りは牛久(うしく)に予約してあるから 高速常磐道で南下する
予定より早く明るいうちに着いたので大仏を見に行くが5時閉館で入れず外から拝む

浄土真宗東本願寺により建てられた 高さ120mのブロンズ像
さすが大きい!!

  

牛久駅前のビジネスホテル泊

6日目

朝食なしのホテルなので7時にチェックアウト 土浦から霞ヶ浦に向かうが朝早くてどこも開いていない
朝食はコンビニで買って車内で食べる

蓮田が続くR354を走り、霞ヶ浦大橋を渡る 湖は大きかったが水はきれいでなかった

   

 霞が浦ふれあいランドには、虹の塔、水の科学館の施設があるが10時会場

  

ここから今夜のホテルに駐車場を聞いたら12:00から先着順と言う
急遽東京に向かうことにする 変更自由は個人旅行だからこそできる

常磐道から首都高に入ってホテルまでの道が大変だったが何とか駐車場に止めれた

   

ここから、私は上野公園で美術館めぐり 彼は友人との会食へと別れる

上野では国立西洋美術館が展示替えの為、臨時閉館が残念だった
このあと 世界遺産に指定されたのだから・・

国立博物館で「ほほえみの御仏」展 伊東マンショの肖像を見る

御仏展は日本と韓国の国宝である半跏思惟像、広い会場に2体のみの展示
どちらの仏様も右手を頬に当て微笑みながら考えていた

伊東マンショの肖像は以前の宮崎旅行で
島津家に滅ぼされた伊東家の子息と知っていたので感慨深かった

上野の森美術館で「ブータン展」
民族衣装を正装と指定して手織りの文化の維持をしている
手織りの複雑な柄の布が沢山展示されていた

 

7日目

 ややこしい都市高速を通って、新東名高速で帰路へ

途中からものすごい雨 今まで降られずにドライブ出来た事に感謝しながら走る
新東名のトンネルは広くて快適 土砂降りの雨のトンネル通過はほっとする

駿河湾沼津SA、岡崎SAで休憩 名古屋湾岸道、新名神を通り帰宅

   

全走行距離は1,733㎞だった 
おわり